整理収納アドバイザー/パーソナルカラー&骨格診断コンサルタント・山岸明日佳さんインタビュー

―― では現在の活動をする中で、転機となった人との出会いや出来事は何かありましたか?
まず、親友からの「いつも部屋が片付いているね」という言葉は、整理収納アドバイザーになるきっかけであったと同時に転機となりましたね。
その頃の私は、周りの人たちが好きな事を仕事にされていたり自分で活動されていたりというのを見て羨ましく思っていたんです。
自分には特技も資格もないと悩んでいましたが、親友はいつも「いいものをいっぱい持ってる」と励ましてくれて「片付け」という私にもできることがあると気付かせてくれました。
そして実際に親友の家を片付けに行かせてもらうと「生活が変わって過ごしやすくなった」と喜んでくれて。
こんな私でも人の役に立てることがあると思うとすごく嬉しくなりましたし、これから整理収納アドバイザーとして活動して行きたいと思えたんです。
そして、ビジネスアシストバージョン(BAV)の先輩講師との出会いや、先輩たちからの励ましの言葉も転機となりましたね。
企業向けの整理収納講座を開催したいと思ってBAV認定講師になったものの、まだ何も実践できていない私がこの講座を伝えるには力不足なのではと悩んで一歩を踏み出せずにいたんです。
でも先輩たちは、いつも励ましの言葉をかけてくれて優しく背中を押してくれたので、自分のできることからアクションを起こして行こうと少しずつ動き始めることができました。
そしてエステサロンさんからカラー診断のイベントの依頼をいただいた際に、思い切って自分から整理収納の提案をさせてもらったらオーナーさんもスタッフさんもOKしてくれたんです。
先輩たちの励ましやサポートのお陰で頑張って自分から一歩を踏み出し営業ができましたし、そこからBAVの活動を始めて行くことになったのでやっと自分が学んだことを実践できるという転機となりましたね。
人に恵まれて確立できた活動の方向性
―― 現在の位置にたどり着くまでに起きた、最大の試練はどのようなことでしたか?また、その壁をどのように乗り越えられたのでしょうか。
整理収納アドバイザーの活動を始めて2年経った2017年の頃になりますが、活動の方向性に悩んでいた時期は試練でしたね。
周りのアドバイザーの方は子供のお片付けと整理収納を組み合わせたり防災と組み合わせたりと専門分野に特化していたので、私は活動していく価値がないのかもしれないから辞めようかなと悩んでしまって。
また、BAV認定講師になったものの、なかなか講座を開催できないことにも引け目を感じて前に進めず悩んでいた状態が1年くらいあったんです。
こんな風にくじけそうになっても乗り越えて行けたのは、お客様との出会いと先輩たちからの励ましのお陰ですね。
辞めようかなと思うと有り難いことに良いタイミングでお客様がご依頼をくださるのでお客様の存在に救われましたし、先輩たちからは励ましや後押しをいただいてエステサロンさんで一歩を踏み出すことが出来ました。
こうして、講師としての活動とカラーを絡めたファッションでの整理収納という方向性を見つけられて乗り越えることができたんです。
お客様は「スッキリ片付いてありがとう」と言ってくださいますが私の方が「ありがとう」という気持ちが大きいと思っています。
また先輩たちは、それぞれの活動も魅力的で人間的にもあったかい方達なので本当に有り難いなって思っているんです。
―― 現在の活動を行った結果、新たに手に入れたものやご自身が変化したことはありますか?
迷いながらも夢中で走り抜けてきたのですが、チャレンジすれば失敗しても「経験」という宝が手に入ると思えるようになりました。
周りを気にせず自分のやりたいことに挑戦すれば、最終的には自分が決めたことに道はつながっていると思うんです。
自分の1番を選んでいけば間違いないんだという気持ちになれましたね。
整理収納で職場の環境作りを応援したい
―― 最後に、今後の夢を教えてください。
パーソナルカラーと整理収納を組み合わせて職場の環境作りを応援したいという想いがあります。
現在エステサロンさんでそういった活動をさせてもらうことになり、一つ夢が叶っているので嬉しいですね。
そして整理収納アドバイザーBAV認定講座を社員研修として取り入れてもらって、整理収納に取り組む企業様を増やして行きたいと思います。
また、旅行が好きなので日本全国いろいろな所に行きながら企業様の仕事をしてみたいですし、海外にも行って整理収納の仕事ができたら楽しいですね。
―― 山岸明日佳さんにとって夢とは。
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