遊ぶ英語教室ままえいご主宰/おうちdeえいご認定こそだて英語講師インストラクター小林光子さんインタビュー

ママでも好きなことに打ち込んでいる人がたくさんいる
―― 活動の中で転機となった人との出会いを教えてください。
同じ市内でママでも資格や特技を生かして活動している人の集まりに参加した事で、フルタイムやパートタイムではない働き方や、ママでも好きなことに打ち込んでいる人がいる事を知りました。
その講師同士の横のつながりで沢山のご縁をいただけました。
また一昨年に女性起業家の交流会で知り合った女性が隣の市でニコ♾mamaコミュニティを立ち上げたんです。
そのご縁で私の市でもコミュニティを立ち上げ運営しませんか?というお話をいただきました。
異業種のママと知り合えていなかったら自分もこの活動を続けていけてなかったと思います。
もうひとつは、レッスンに来てくれたママのお一人に「ママだけで話せる場所、大人と話せる場所がなかったので嬉しい」という言葉をもらったことですね。
その方はインターナショナルにお子さんを通わせていたのですが、子どもは英語の保育園に行っているのに、自分は英語を話せない。
保育園のネイティブの先生とのコミュニケーションもうまくとれない、という悩みもお持ちだったんです。
レッスンがその解決につながったことで、同じ園のお母さま方もたくさん連れてきてくださいました。
多忙な生活活動と仕事とのバランス、赤ちゃん世代ママとの交流が課題
―― 活動を始められてから現在までに起きた、最大の試練について聞かせてください。
今がちょうどその試練の真っ只中なのかもしれません。
今年は自分の子どものクラブ活動の役やボランティアがとても忙しくて、仕事とのバランスを取るのが難しいです。
ただ、この活動に携わったことで新しく学んだこともたくさんあるので、試練に負けずにこれを今後の糧にしていきたいですね。
また、小学生のレッスンは子ども繋がりの口コミでコンスタントに生徒さんが来てくれるのですが、自分の子どもが成長し私自身が赤ちゃん世代のママとつながりがなくなっていくので、今後の交流は課題ですね。
すべてがママの笑顔のために
―― 現在の活動を行った結果、新たに手に入れたものや変化などはありますか?
感情のコントロールができるようになったことでしょうか。
活動していく中で自分のイライラを子どもにぶつけてしまうこともあったので、コミュニケーションについても学べましたね。
何年かかけて学んだことを実践してきたら、周りの人から「どうしたらそんな風に穏やかに子育てできるの?」と逆に聞いてもらえるようになりました。
講師活動をしてなかったらこうはできなかっただろうとも思いますし、人生穏やかな気持ちで生活できるようになったと感じています。
自分が変わると、類は友を呼ぶというか、自分の周りにも穏やかな人が増えてきた気がするんです。
これが世界中に広がったら、みんなが穏やかで平和になりますよね。
笑顔の輪がどんどん広がって大きな変化が起こる。
「すべてがママの笑顔のために」そう思って活動しています。
どんな人でも受入れるミックスコミュニティが目標
―― 今後の「夢」を教えてください。
地域を巻き込んで、老若男女、国籍や障害もひっくるめて、誰もが自分らしく笑顔でいられるコミュニティを作りたいです。
私の英語レッスンには様々な方がいらしてくださってます。
中には学校では特徴のある子と捉えられている子、大人でも間違いが怖くて言えないという人もいらっしゃる。
私のレッスンを受けてもらうとわかるんですけど、教室では誰もがストレスを感じないような配慮をしていますので、ママも子どももここでは間違うのが怖くなくなります。
今は色んなコミュニティがあるじゃないですか?
世代も違えば国籍も違う、そういう全部をミックスしてどんな人でも受入れられるのが理想です。
そうできたら世界が平和になれるんじゃないかな。
いつできるかわからないですけど、英語教室が地域のつながりを感じてもらえる場所、その一歩になりたいですね。
―― 小林光子さんにとって夢とは。
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