国際カラープロフェッショナル協会代表理事/カラーイメージコンサルタント・二宮恵理子さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
周りの方からの要望で無料カラー診断をやりはじめ、その後資格を取得。
生徒さんからの紹介やご要望でカルチャーや企業様からご依頼を受けるようになり、そのご縁で広く活動展開してきました。
現在は社団法人を立ち上げ、今後も色彩の重要性を広めていきたいと考えています。
様々な形でカラーの活かし方を提案!カラーイメージコンサルタント・二宮恵理子さん
―― 活動について教えて下さい。
大きく3本の柱で活動をしていまして、ひとつは個人の女性の方に色を使って内面外見を元気にするアドバイスをするお仕事。
サロンでのカラー診断も含めたファッションや似合うものを提案しています。
2つ目は、パーソナルカラーアナリストやイメージコンサルタントなどのプロ養成スクールの経営。
3つ目は、色やファッションに関する講演。企業・学校研修、子育て色彩学を子育てママ世代へ伝える講演活動になります。
―― スクールに来られる方はどのような方が多いのでしょうか。
以前は子育てが一段落した主婦の方が多かったのですが、最近ではプロを目指す方が増えてきましたね。
年齢層としては20代前半から80歳の方までいらっしゃいますよ。
最初の頃は診断を受けに来る方がほとんどでしたが、今ではスクールの方が多いです。
―― 企業・学校向け講演、また子育てママ向け講座というのもあるんですね。
様々な業種の方からご要望がありますが、講演会の参加者の方からうちの会社でもやって欲しいとご依頼をいただくことが8割ですね。内容は社員向けの研修から、営業マンのスーツの着こなしやネクタイの選び方など幅広いです。
以前は男性の方は色にさほど興味がなく、みなさんこんなセミナーは初めて聞いたと言われていました。
まだまだ私たちのような仕事は職業として成り立っていなくて認知度も低かったんですね。
最近では色のユニバーサルデザインといって企業の広告やプロダクトデザイン、色の組み合わせなどにも色彩学が取り入れられてきて、そういった講演も増えています。
子育てママ向けの講演というのは、「色をうまく使うと子育てがすごくやりやすくなる」ということをお伝えするものです。
例えば赤い色を選ぶ子はエネルギーが有り余っていて、ちょっとけんかっ早く、とか色でその子の性質を分析していくもので、お母さんがその子の性質を分かっているとよその子と比べなくなり、受け入れ安くなり悩みも減ります。
他にもお母さんが着た方がいい服の色、着ちゃいけない服の色、とかもあります。
これを知ると知らないとでは全然違いますよ。
将来的には公的な小学校中学校に色の専門分野を教育に取り入れてもらいたい、というのが目標なのですが、これからの未来を担うママ世代にも色を使ったフォローができるといいなと思います。
パーソナルカラーという言葉に惹かれて
―― 現在の活動を始めたきっかけはなんですか?
結婚後、出産してひとりで子育てをする専業主婦として生活をしていました。
でも子育てが一段落して仕事に就こうにも、自分には資格も経験もない状態。
当時は年齢制限30歳で働くところがどこにもないのが現実だったんです。
そんな時、2000年4月にたまたま目にとまった「パーソナルカラー1日体験」という言葉に惹かれて参加しました。
色で顔が明るく今までよりずっと若々しく綺麗になるのを目の当たりにして、目からうろこ状態に。
はじめは趣味のひとつとして習い始めた色の世界でしたが、その体験が活動のきっかけになりました。
学び始めてからは、その楽しさを知ってもらうために人に会う度、パーソナルカラー知ってる?と言って歩いて、先生を紹介していました。
そんなとき、知人からあなたがやったら?と言われて。
資格を持ってないのでお金もとれないけど遊びでやろうかな、と自宅で無料診断をはじめたんです。
そのうち、また知人から、いつまでもそんなことしてないで仕事にすれば?と言われ、資格取得にはお金がかかると迷いながらも2002年に資格取得。
取得後に「何人か集めてお金払うからやって」と友人に言われたのが、仕事としてのスタートになります。
その後、当時まだカラー診断や色彩学を教えていた先生がいなかったこともあり、カルチャースクールから声をかけていただき教室を開きました。
さらに生徒さんから「この上のレッスンってないんですか?」「プロ養成コースも先生に教えもらいたい」との要望をいただき、パーソナルカラーの養成講師の募集に申し込みをしました。
採用されてからは、そこで教えるようになったんです。
活動が今の形になったのは、知人や生徒さんから頂いた声がとても大きいです。
皆さんに求めていただいたことに答えてきたら、ここへたどり着いたという感じですね。
なので、私は今でも趣味の延長だとおもって楽しく活動しています。
1 2
この記事のシャイニスタ

いいね ! しよう