日本食品サンプルアート協会認定インストラクター・森本紀子さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
リアルで美味しそうで…いつもワクワク感いっぱいで眺めていました。
数年前に出会ったスイーツデコに夢中になり、その後日本食品サンプルアート協会の存在を知ったことで、憧れだった世界に、さらなる一歩を踏み出すことができました。
思わず手を伸ばしたくなる!日本食品サンプルアート協会インストラクターの森本紀子さん
―― 現在は主にどのような活動をされていますか?
地元の愛媛県を中心に、日本食品サンプルアート協会インストラクターとしてハンドメイドイベントへの参加や体験教室の開催など、出張を中心に活動しています。
―― 食品サンプルはよく飲食店で見かけるものですよね。
食品サンプルは日本発祥の独自の文化なんです。
飲食業界の方々が集客方法の1つとして活用していくなかで発展していったもので、もっとも大切なポイントはやっぱり「美味しそう!」に見えること。
でも本物そっくりというだけでは、ただの模型と変わりありませんよね。
そこにプラスするのが見る人の食欲をかき立てるようなジューシー感やほくほく感といったリアルさ、断面の美しさやお箸で持ち上げられた瞬間を切り取ってみたりと、さまざまな要素を加えて完成します。
この今にも手を伸ばしたくなる、美味しそうな瞬間を永遠にキープできるのも大きな魅力ですね。
―― レッスンの内容について詳しく教えていただけますか。
食品サンプルというと皆さん、工場で職人さんたちが製作しているというイメージが強いのではないでしょうか。
もちろん専用の機材や材料が必要なものもありますが、実は私たちの身近にある道具を使って誰でも手軽に食品サンプルが作れるんですよ。
作業できる机があればOKで、そんなふうに気軽に楽しめるものだということをもっと多くの方に知っていただきたいと思っています。
私の教室では実物大のものやミニチュア作品、季節に応じたメニューも取り入れながら、開催内容によって作るアイテムの大きさや種類は異なります。
ご依頼いただく際にご予算やご希望をご提示いただければ、それにあわせてレッスン内容を調整することができます。
大体4、5人前後の少人数からも受け付けております。
―― 生徒さんは主にどんな方が多いのでしょうか?
物作りが好きな方や食品サンプルに興味がある方などが多いですね。
皆さん作った作品を自宅で飾って楽しんだり、小さいものはストラップやマグネットなどに加工して持ち歩いたりと、それぞれに楽しんでいらっしゃいます。
実は男性の生徒さんも意外に多いんですよ。
プラモデルやフィギュアづくりが好きな男性などに人気で、リアルな仕上がりがウケる魅力なのかもしれませんね。
お子さんからご年配者まで幅広い年齢層の方に楽しんでいただけますが、材料の中には多少取り扱いに注意が必要なものも含まれているので、小さいお子さんは親子で一緒にというスタイルになります。
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