フラワー教室講師/Flower House ティアラ主催・田中祐代さんインタビュー
お金をいただく仕事。その責任感の大切さ
―― あなたが現在の位置にたどり着くまでに起きた、最大の試練は何でしょうか?
最初に集客をしたときに、全く顔も見たことのない方がSNSからコンタクトくださり、文字のやりとりだけで自宅教室に申し込みをされたんです。
ところが私も初めてのことなので必死だったんですね。
当日教室の場所がわからないという問い合わせの電話に全く気づけなくて。
結局、連絡が着かず文章で怒られて、文字だけのつながりだったのでお顔を見ることもないままになってしまいました。
お金をいただく初めての仕事で大失敗したことで、責任感の大切さを教えていただきました。
このことで深く反省し、今も生徒さんが教室に着くまでがアテンドだと心に強く刻んでいます。
もしかしたら外向きの人間だったのかも
―― 現在の活動を行った結果、新たに手に入れたものや変化などはありますでしょうか?
この活動を始めて気が付いたことが、自分は営業に向いていたなということです。
今まで専業主婦しかしていなかったけど、知らないカフェとか高齢者施設とか、どこに営業するのも全く怖くなかったんですよ。
どこに飛び込んでも自然な形でできたので、私ってもしかしたら外向きの人間だったのかもと思いました。
自分を再発見できたと共に、生徒さんを集めることに関しては気持ち的な壁もなかったので苦労とも感じなかったですね。
そして、活動する上で出会ったたくさんの方、講師仲間や関係者の方、膨大な人との出会いは大きな財産です。
人とのつながりの大切さを実感できました。
家庭の中にいただけでは出会えなかったたくさんの人、それに50歳になって新しくお友達をつくれること自体ないじゃないですか。
たくさんの人と繋がれることで、これからのこと、新しく広がっていくことも考えられて日々が楽しいです。
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ここだけでなく県外に、海外にも広がる夢
―― あなたの今後の「夢」を教えてください。
今の地域だけでなく県をまたがって色んな場所での講師活動をしていきたいです。
夢は大きい方がいいので…大阪だけでは収まらず幅広く進出していく、海外にも広がっていけたらなとも考えています。
先日韓国に旅行にいったんですが、現地のお店の人と話をしたらハーバリウムを知らなかったんですね。
次に来た時持ってきてあげると約束をして、再開してお渡しして、欲しい方がいたらぜひ連絡をくださいとお名刺を置いてきました。
海外でワークショップをやるとか、色々なアイディアがたくさん湧いてきてワクワクしました。
具体的な方法はわからないけど、そんな風に広がっていけるといいなと思っています。
私と同じように何かを変えたいな、と沸々としている方は主婦の方でもたくさんいらっしゃると思うので、ちょっとでも手助けできたらなとも思います。
ものづくりが好きなので、そのことしか伝えられませんが、まずはやってみること、そのきっかけがお伝えできると嬉しいですね。
―― 田中祐代さんにとって夢とは。
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