リボン&お花のお稽古サロン Petit Chaleur(プティシャルール)主宰/ Petit Chaler Ribbon代表・谷口 ゆりさんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
全く知り合いのいない土地での生活になかなか馴染めずにいたところ、ある言葉との出会いで気持ちを切り替え、お稽古サロン開業を決意。
今いる場所で自分が輝けるように、自分の好きな事を仕事にしようと考えたことがきっかけだったんです。
リボン&お花のお稽古サロン Petit Chaleur(プティシャルール)主宰 谷口ゆりさん
―― 現在の活動について教えて下さい。
岩手県盛岡市の自宅サロンにて、リボンワークやアーティフィシャルフラワーなどのお稽古サロンを主宰しております。
その他、企業様での出張レッスンやイベント出店も行っております。
アーティフィシャルフラワーとは、高級造花、シルクフラワーとも呼ばれるもので、遠目にみると本物と思えるリアルな精度があること、お手入れが簡単で長く飾っていただけるという利点もあり、プレゼントにも喜ばれます。
リボンワークの方は、ヘアアクセサリー中心のクラフトですが、ご自分だけでなく、お子様用のものを作る方も多いですね。
どちらも体験コースから気軽に好きなコースを選んでいただけます。
また趣味で作る方だけでなく、販売や自分でサロンを開きたいという方向けのディプロマコースもご用意しています。
こちらはサロンをオープンしてからほどなく立ち上げたオリジナルのコースで、主婦の方でも金銭的に無理のない通いやすいコースを目指し設定いたしました。
自宅のサロンで教える以外にも、ご依頼のあった企業様への出張レッスンやイベント出展などもしています。
とくにオープン当初は認知活動の意味も含めて積極的に出展していました。
ただ近く主人の転勤が決まっている為、今年の外部活動は最低限にしています。
また、転勤族というベースがありますので、今後どこへ行っても生徒さんと繋がれるツールが欲しいと思い、リボンワークのみですがオンラインコースも作りました。
全国どこからでもアクセスしていただけます。
生徒さんのご要望によっては、ファブリックやビジューなどと組み合わせてクラフトを作るコースも受講可能。
リボンはどこにでもでてくる使える基礎、組み合わせでアクセサリーの可能性を広げて学んでいただければ嬉しいです。
―― サロンの名前の由来を教えていただけますか?
プティシャルールは、フランス語で「小さなぬくもり」。
サロンに来ていただいた方にもほのかな幸せを感じていただけるといいなと思い名付けました。
「置かれた場所で咲きなさい」その言葉がきっかけに
―― 現在の活動を始めたきっかけはなんですか?
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉と出会ったことです。
主人の転勤で岩手に来て約半年間は、やりたい仕事もなかなか見つからず、話す相手も主人だけという日が続きました。
そんな時「置かれた場所で咲きなさい」というタイトルの本があることを知り、その言葉にハッとさせられました。
今までは「転勤族だからやりたい仕事ができない」「転勤族だから友達もできない」とできないことを全て環境のせいにしていたと気付いたんです。
これじゃいけない、と、思い切って自分の好きな事を仕事にしようと考え、夢だったお稽古サロンをはじめる事にしました。
関西で会社員時代に趣味でブリザーブドフラワーを習っていたのですが、その頃は漠然と自宅でお稽古サロンなんかできたらいいなぁと思ってはいたものの、サロンの先生ってキラキラして素敵で、自分なんかには無理、と諦めていた部分もあったんですね。
でも、サロンを目標にしてからは、岩手県でできるお稽古って何だろう?とすぐ考え始め、リボンやお花など可愛いモノが好き、転勤族でも時間も材料もコンパクトにできて開きやすい、というところからまずはリボンワークを選びました。
好きな事を見つけると人は内面から輝く
―― 現在の活動をする中で、転機となった人との出会いや出来事を教えてください。
生徒さん方からいただいた刺激はとても大きかったと思っています。
オープン当初は、漠然と可愛い物を作って楽しんでもらいたいという事しか考えていませんでしたが、レッスンに通われる生徒さんの中に、やりたい事を見つけた方、前向きで活動的になった方、自信がつき表情がイキイキされた方など、どんどん変化されていく方が多かったんです。
好きな事を見つけると人は内面から輝くんだ!と実感しました。
それからは、ただ作品を作って終わるだけではなく「お稽古を通してさらに皆様が輝けるお手伝いができるレッスンをしていきたい」とサロンに対する自分の想いも変わりました。
自分の意識が変わってからは生徒さんから「レッスンに通ってから毎日が楽しくなりました」「子ども連れでもできることが増えて前向きに行動できるようになりました」などと言っていただけることも増えたので、私の方も趣味のコースの方にも自宅でもリボンワークを楽しんでいただけるようにプレゼントのシチュエーションをお伝えするなど、工夫するようになりましたね。
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