フラワーアレンジメント教室「Fairy’s Garden」主宰・ミキさんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
資格を取得して教室を始めてからも、妊娠・出産など体調と向き合いながらもたくさんの生徒さんにアレンジメントを気軽に楽しんでいただけるよう、少人数予約制でアットホームな教室づくりを心がけています。
プリザーブドフラワーで自分ならではのアレンジを。フラワーアレンジメント講師のミキさん
―― 現在は主にどのような活動をされているのでしょうか?
自宅でフラワーアレンジメント教室を主宰しており、4名までの少人数制レッスンをメインに、プリザーブドフラワーをメインに、アレンジメントを教えています。
「Fairy’s Garden」(フェアリーズガーデン)という教室名は、大ファンであるイラストレーター・きたのじゅんこさんが描く、ふんわりと優しい世界観からヒントを得て名付けました。
自宅教室ではお子さん連れも大歓迎で、遊んでいる様子が見える場所で安心してレッスンを受けていただけます。
自宅以外にもご依頼があれば生徒さん宅(3名以上)での出張レッスン、企業様や地域イベントにおけるワークショップなども開催しています。
また学校関係からのご依頼など、さらに活動範囲を広げていけたら嬉しいですね。
アレンジメントコンテストの入選歴もあり、今後は作家活動にも力を入れていきたいと思っています。
プリザーブドフラワーはヨーロッパで開発されたもので、新鮮な生花に特殊な加工をほどこし、花本来の鮮やかな色味や柔らかい質感のまま数年間保存することができます。
私の教室で使うプリザーブドフラワーは人体に害のない色素で加工しており、見た目は本当にフレッシュなお花そのものです。
また長期間保存できるというだけでなく、水をあげなくてもよいのでお手入れがラクなことや、ブラックをはじめ生花にはないカラーのバリエーションが楽しめる点もプリザーブドフラワーの魅力ですね。
レッスンで作るアレンジメントは、プリザーブドフラワーのほかにも生花と見間違えるほどリアルなアーティフィシャルフラワーという造花の一種など複数の素材を組み合わせ、さらに何かしら手作りのアイテムをプラスして作り上げるのが特徴です。
アレンジメントのバリエーションは無限で、常に色々なアイデアが湧いてくるのが楽しいですね。
―― レッスン内容について詳しく教えて下さい。
アレンジメントの基本が学べる「トライアルレッスン」では、お花や花器をお好みで選びながら、初めての方でもわかりやすく楽しめる内容になっています。
また「シーズナルレッスン」も人気で、誕生石をあしらった母の日ギフトやクリスマスリースなど、季節ごとのアレンジメントづくりが好評をいただいています。
ウェディングレッスンでは大切な日を華やかに彩るブーケを作り、結婚式が終わったあともフォトフレームなどにリメイクしてインテリアとして長く楽しんでいただくことができます。
そのほかにも安心・安全なハーバリウムオイルを使ったハーバリウムアイテムを作るレッスンや親子レッスン、ご予算に応じたフリーレッスンなども随時開催しています。
―― アレンジメントの販売もされているのでしょうか?
アトリエ内での完成品の販売の他、インターネットでオーダーメイドも受け付けています。
完成したアレンジメントの画像をお客様にお送りし、ご希望のイメージに近づくまでご相談しながら仕上げています。
プリザーブドフラワーは保存状態により少なくとも2~3年は美しさをキープできる上に水やりの心配もないので、贈り物としてもとても喜ばれるんですよ。
記念日などのプレゼントとして、またお見舞いのお花としても最適かと思います。
結婚後の生活も見据えて準備
―― どのようなきっかけで現在の活動を始められましたか?
私はどちらかといえば虚弱体質で、三重県で会社勤めをしていたころ体をこわしてしまったんです。
ちょうど結婚を予定していたのですが、主人からのすすめもあって何か自宅でできる仕事はないか真剣に考えるようになりました。
小さいころから何かを作ることが好きだったこともありフラワーアレンジメントを本格的に学ぶことに決めた私は、日本フラワーアカデミー協会(JFA)の講座を受講してディプロマの資格を取得。
結婚して三重から関東に移ったのを機に2012年に教室をスタートさせ、途中妊娠と出産前後のお休みを挟みながら講師を続けていました。
2016年には協会から独立して、現在はフリーで活動しています。
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