「40歳から始める 毎日の幸福度を格段にあげる、幸せメイクレッスン」主宰・こうやま陽子さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
でも子育てが一段落したころ自分の居場所を見失いそうになり、加齢も手伝ってメイクを心から楽しむことができなくなっていました。
そんなときに受けたメイクレッスンの1日講座によって笑顔を取り戻すことができた私は、迷わず講師を志すことに決めたのです。
同じような悩みを持つ女性たちの笑顔を少しでも増やせるよう、自分なりのお手伝いができれば嬉しいです。
メイクが持つ魔法の力を伝えたい!メイクスタイリストのこうやま陽子さん
―― 現在は主にどのような活動をされていますか?
メイクスタイリストとして活動を始めて4年ほどになり、主に40代以上の女性に向けた各種メイクレッスンを、個人やグループ単位で開催しています。
また「日本パーソナルメイク協会」(JPM)のシニアパーソナルメイクアドバイザーとして、パーソナルメイク®認定講座も開催しています。
ほかにもカメラマンさんとタッグを組み、定期的にプロフィール写真撮影におけるヘアメイクや、「ミススプラナショナルジャパン2019」に出場された方のヘアメイクも担当させていただきました。
メイクスタイリストとしての認知度アップにつなげたいという思いもあり、雑誌「美スト」の読者モデルとして活動させていただくこともあります。
―― レッスンについて具体的に教えていただけますか。
一人ひとりのお悩みやご要望に合わせてカスタマイズできるプライベートメイクレッスンがメインで、美肌レッスンや眉レッスンなどピンポイントレッスンも行っています。
40代の私ならではの経験と知識を活かして、アラフォーやアラフィフ女性の魅力を引き出すお手伝いをできればと考えています。
この年代になると皆さん、ほとんどメイクをせずに過ごすという方やメイクが自己流になりがちという方も多いんですよね。
忙しい毎日で自分のことは後回しになってしまう中で、加齢もあって思うようにメイクが決まらない…私にも同じ経験があります。
レッスンではご自分の顔立ちや骨格を把握した上でより一層魅力的にみせるメイク術を、トレンドも取り入れながらお伝えしています。
また一度プロの手によるメイクを体験したいという方に向けて、メイク体験ができるメニューもご用意しています。
自信をなくしていた私を笑顔にしてくれたのは、やっぱりメイクだった
―― どのようなきっかけで現在の活動を始められましたか?
もともと化粧品会社に勤務していた私は、大手百貨店でビューティーアドバイザーとして働くほか美容部員の教育にも携わっていましたが、結婚を機に子育てに専念するため退職した後は20年間専業主婦をしていました。
子どもたちが大きくなり手がかからなくなるに従い、自分が誰からも必要とされず役に立たない人間のように思えて、寂しさと虚しさを感じるようになったんです。
さらに加齢も手伝って肌の調子が悪くなり、2年くらい満足にメイクができない日々が続きました。
―― メイクのお仕事をされていたので、なおさら辛いですね。
あんなに大好きだったメイクが上手くいかないことや、自分の顔が好きになれず自信をなくしてしまったことで、徐々に鬱のような状態に陥りました。
そんなときにインターネットで見つけたのが、以前よりファンだった嶋田ちあき先生が主宰されているメイクアップアカデミーの1dayメイクレッスンだったんです。
受講して実際にプロのメイクをしてもらった自分を鏡で見て、本当に衝撃を受けましたね。
生まれ変わったように活き活きとした顔を見て、自分もメイクの力で誰かを元気にしてあげたいと思いました。
私と同年代の女性は同じ悩みが多いはずだと感じたことも、講師を目指すことに決めた理由の一つです。
スクールの学費はもちろん高額でしたし悩みもしましたが、どうしてもやりたいという固い意志で主人にもお願いをして通うことになりました。
―― どのくらいの期間学ばれたのですか?
嶋田先生のスクールでは週2回のレッスンをヘアとメイクで合計1年ほど続けました。
学んでいた仲間はほとんど20代で、メイクアップアーティスト志望の生徒さんばかり。
家事との両立もあり大変だったのは確かですが、それよりも楽しさのほうが勝りましたね。
現在も流行を把握することや技術向上のためにも、年4回のレッスンを受けています。
また嶋田先生のところで技術や感覚を徹底的に指導していただく一方で、並行して日本パーソナルメイク協会の講師養成レッスンにも通い、マニュアルに沿った指導方法などを効果的に学びました。
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