「Hawaiian Ribbon Leis mauloa」主宰・リボンレイインストラクター/井上ゆかりさんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
ある時、たまたま雑誌で見かけたリボンレイに一瞬で魅了されたんです。
当時はまだweb上でリボンレイがヒットしなかった事から、英字のリボンレイレシピ本を翻訳サイトで和訳しながら独学でのスタート。
しかし、きちんと習いたいと諦めずに探し続けていたところ、通える範囲だった岐阜県にリボンレイ教室が出来た事を知り、早速受講を申し込みました。
しばらくして、教室の先生のアシスタントとしてワークショップに同行する機会があり、リボンレイを通して沢山の人と楽しい時間を共有出来た事に感動。
その経験から、「リボンレイをもっと伝えたい」という想いが募ってインストラクターになろうと決意しました。
小物からリボンレイまで幅広く指導!リボンレイインストラクター・井上ゆかりさん
―― 現在の活動内容について教えてください。
広島県の自宅にてリボンレイ教室「Hawaiian Ribbon Leis mauloa(ハワイアン リボンレイ マウロア)」を主宰し、リボンレイインストラクターとして講師を務めています。
教室名の「 mauloa」とはハワイ語で「永遠」という意味で、昔から大好きな単語であり、これからもリボンレイにずっと携わっていきたいと思って名づけました。
自宅レッスン以外にも、福山市や尾道市、岡山県倉敷市、香川県丸亀市での出張レッスンを不定期で開催。
そしてディプロマコースの開講、ハワイアンイベントや手作り市、マルシェに出店してワークショップや販売も行っています。
また、ギャラリーでの個展開催などリボンレイ作家としての活動もしており、お客様からのご依頼があればオーダーメイドでの制作も可能です。
これまで、出会った方達からたくさんの愛情、優しさ、思いやりを頂いてきたので、その分を一人でも多くの方達に返していきたいと言う想いを込めて活動しています。
―― レッスンでは、リボンレイ以外にも何か製作出来るんでしょうか。
はい。
種類豊富なリボンレイはもちろんですが、同じ材料を使ってストラップやバッグチャーム、ヘアアクセサリーなど、普段使いしやすい小物を作る事も出来るんです。
他にも、インテリアとして飾れるリースや、お正月のしめ縄飾りも大変人気です。
リボンレイはまだまだ一般的に普及していないので、どのように使うのか、どうやって飾るのかが分からない方が多いのが現実でして。
同じ素材や技法を使って身近な物を作るところから始めて、少しずつでもリボンレイの素晴らしさを知って頂きたいですね。
雑誌で見たリボンレイに一目ぼれ
―― リボンレイとの出会いについて教えてください。
もともとハワイが大好きでして、ハワイアンキルトが趣味でした。
ある時、たまたま見ていた雑誌にリボンレイが載っていて、一瞬にして虜になってしまったんです。
しかし今から10年以上前の当時は、インターネットで検索してもなかなかリボンレイがヒットする事はありませんでした。
そのため、英字のリボンレイレシピ本を購入し、翻訳サイトで訳したものを参考にしながら独学でスタート。
見様見まねで作り始めたものの、やはりきちんと習いたいと思って諦めずに探していたところ、当時住んでいた愛知県から通える範囲の岐阜県にリボンレイ教室が出来た事を知り、すぐさま申し込みをして習いに行く事になりました。
―― とても行動的で、リボンレイにどれほど魅了されたかが良く分かるエピソードですね。
その後、リボンレイインストラクターになりたいと思ったきっかけは何だったんですか?
習い始めてしばらくした頃に、教室の先生のワークショップに同行してお手伝いする機会がありまして。
その時、リボンレイを通してたくさんのお客様と楽しい時間を共有出来た事が本当に嬉しくて、「もっとリボンレイの事を伝えていきたい」と言う想いが募り、インストラクターになりたいと思ったんです。
―― ワークショップでの経験が、大きな転機となった訳ですね。
そうですね、大きく背中を押された経験でした。
その後すぐに教室の講師育成コースに進み、無事インストラクターの資格を取得。
またハワイにて、リボンレイの創始者であるウィ キャロル・ミト先生からサーティフィケート(免許状)も授与して頂き、2010年に起業しました。
最初は会社員との兼業という形だったので、仕事が休みの日に、出張レッスンやイベントに出店して少しずつ活動を始めました。
そして同年、結婚のため岡山県に移住し、2012年に一人目を出産。
さらに、翌年末に年子で二人目を出産した事を機に独立し、本格的に活動をスタートさせました。
そうして精力的に活動を続け、2018年末に広島県へ移住。
広島への転居をきっかけに、念願だったアトリエ兼自宅教室をオープンして現在に至ります。
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この記事のシャイニスタ

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