「BalletoneERI」主宰・バレトンインストラクター/満園依李さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
当時主人が単身赴任中だったためワンオペ育児の辛さもあり、相談の結果、単身赴任中の主人のもとへ引っ越し。
引っ越し先ではお友達もゼロ、知名度もゼロ。
そんななかで始めたバレトンでしたが、ママ達の口コミから広がり現在ではたくさんの方に楽しんでもらえています。
バレトンインストラクター、クラシックバレエ講師、フリーペーパー主催 満園 依李さん
―― あなたの現在の活動内容について教えて下さい。
宮城県仙台市でバレトンインストラクターとしてBalletoneERI(バレトンエリ)主宰、クラシックバレエ講師、フリーペーパーmamaBEstyle!(ママビースタイル)編集長をしています。
「バレ」はBallet(バレエ)、「トン」はtone(トーン)という意味の造語です。
NY発の裸足で行うバレエワークアウトで、繰り返し行う動作で心肺機能向上と筋持久力UPさせる運動なのですが、バレトンは専門的な知識や道具を必要とせず、誰にでも始めやすいこと、子連れママでも荷物が少なくてすむエクササイズというメリットもあります。
ですので、子育て世代のママから怪我や生活習慣病が気になる中高生世代まで、20〜60代の幅広い世代の女性に最適なんです。
イメージとしてはバレエとエアロビをミックスさせたようなエクササイズで、バレエのコンディショニングで、筋力・柔軟性・こころとカラダの融合を得ることができます。
強度はどのようにも調整可能なので、屈伸運動も多くきつくないとは言いにくいですが「シンプル&イージー」なプログラムとなっていますので、初めての方でも取り組みやすいんですよ。
やっていると体がハカハカとしてきて汗もダラダラでてきます。
プログラムとしては、フィットネス、バレエ、ヨガそれぞれの要素を含んだ動作を、流れるようにつなぎ合わせて動き続ける有酸素運動「ソールシンセシス」、バレエパートのみで構成されていて、繰り返しの動作が多いシンプルな動きで、たくさん動けるプログラム「スタンディングフロー」、スタンディングフローの延長線上のプログラムでバレエ+ダンスに影響を受けた、前後左右移動動作が含まれる「センタームーブス」の3つがあります。
身体を変えたいという方、産後のママなどにもおすすめですので私は産後6ヶ月からのママを受け入れています。
現在レンタルスタジオでの定期レッスンの他、子育てサークルや児童館などに依頼を受け出張講座も行っています。
―― クラシックバレエ講師、フリーペーパー企画についても教えていただけますか。
クラシックバレエは小さい頃から習っていてバレエの先生になることを夢見て13年の経験があるんです。
また、以前学童アシスタントなどをした経験もあったので、子ども向け・未就学児向けのバレエ指導を行っています。
最初のきっかけは、サッカー教室の先生から総合型スポーツのひとつとしてバレエを教えてもらえないか、という提案だったんです。
バレトンもバレエの敷居を下げて気軽にできるというところがポイントなので、同じ考えのもとバレエを子ども達に指導をしていこうと思いました。
フリーペーパーは、区で助成金をいただきながら運営しており現在は6名で発行しています。
こちらもバレトンの活動から派生したもので、見守り託児講座を定期開催するのに助成金申請をしたときに告知をどうするのか?と聞かれたことから、ウェブ検索や市政だよりだけでなく、もっとママ達にしっかり届くよう自分で紙媒体を作り広報しよう!という思いからスタートしました。
産後リフレッシュの為にはじめたバレトンが仕事に
―― 現在の活動を始めたきっかけはなんですか?
産後3ヵ月でバレエ仲間からバレトンを習い、その後資格を取得したのですが、最初は自分の育児生活のリフレッシュの為に行っていました。
その頃夫は単身赴任で仙台市にいて、私と子どもは神奈川県に住んでいたのですが、当時復帰した仕事もノルマがキツく、ワンオペ育児で精神的にもウツウツと過ごしていたんです。
その辛さもあり家族で相談した結果、仙台に引っ越すことになりました。
引っ越してきた当初は、知らない土地で友達もいない状態だったので、最初の数カ月は外に出るのも怖く、どこに何があるのかも分からない状況で、不安な日々を過ごしていたんです。
そんなとき、バレトンをやればレッスンに遊びにこない?と誘うこともできるし、お友達作りのきっかけになるかなと思ったこと、また自分のような子育て期のママの運動支援をしたいという想いもあったので、活動を始めました。
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