サロン「recolte(レコルト)」主催 メイクスタイリスト/パーソナルカラーアナリスト・富田よし子さんインタビュー

シャイニスタNo.095の富田よし子さんは、自宅サロンをメインにメイクスタイリスト、パーソナルカラーアナリストとして活動をされています。大人のための講座としても人気のある富田さんのレッスンですが、その活動の想いや開業への道のりなどお話を伺いました。
シャイニスタ
富田 よし子 (とみた よしこ)
メイクスタイリスト
富田 よし子02

美容歴25年のスキルを活かしてより自分らしい活動にステップアップ

―― 現在の活動を始めたきっかけはなんですか?

思いついて急に始めたわけではなくて、ずっと美容のお仕事を続けていた中で、気持ちが高まっていったと思います。
トータルな美容歴としては25年あります。

外資系美容部員として15年働き、そのうち5年間はメイクイベントチームを兼任し全国のメイクアップショウ、イベントに参加しました。
結婚し退社した後、産後10ケ月の頃に知人から声をかけてもらったこともあり家庭と仕事の時間を調整しながらブライダルメイクの会社でエステティシャンとして働きました。

美容部員だった経験を生かして、結婚・出産後も仕事をしていましたが、より自分らしい活動をしたいと思ったのを機に色彩学を学び、会社員を辞めて独立する形でスタートしました。

会社員としてのお仕事の中で、もっと自分のスキルを高めたいという想いや、まだ仕事をやりきっていない、もやついた感情を感じた時期があり、今思えばその想いが個人で仕事をはじめようと思った最初のきっかけだったのかもしれません。

独立するにしても何か武器になるスキルや知識を増やしたいという想いもあり、ブライダルの仕事と平行しながら色の勉強をし、2年間かけてスクールに通学、資格取得した後に月に2~4回程個人で仕事を請けるようになり、そこから少しずつ個人活動をすすめていった感じです。

カラースクールでの先生と仲間との出会い

―― 現在の活動をする中で、あなたの転機となった人との出会いや出来事を教えてください。

所属しているカラースクールCLE協会の高田裕子校長との出会い、CLE協会の仲間との出会いは大きく、現在も活動が続けられている大事な要素となっています。
元来、私は性格的に慎重で自分から前に進めないタイプなので、自宅でサロンをすることにも躊躇がありました。

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知らない人が家に来るということに対しても不安があり、SNSなどで情報を発信することにも積極的になれないところもあったのですが、協会で先生や仲間と一緒に学んできたことで、個人での活動で迷ったこと、困ったことがあった時にも相談できる存在を得ることができました。
協会自体の雰囲気もアットホームで、今も生徒同士の勉強会やシェア会、メンバーが企画したイベントに参加させてもらうこともあり、心強くありがたい存在です。

失敗も次へのステップ

―― あなたが現在の位置にたどり着くまでに起きた、最大の試練は何でしたか?

試練、と思えるものはなかったかも…。
うまくいかなかったことも自分の学び、次へのステップ、と考えるようにしていること、好きな事を仕事にできているので、残業や多少のハードワークがあっても苦痛には感じてないですね。

楽なことはないし失敗することもありますが、ひとつひとつを今後の糧として積み重ねていくことで、乗り越えていきたいと考えています。

消極的な自分から積極的な自分へ

―― 現在の活動を行った結果、新たに手に入れたもの、変化などはありましたか?

精神的な面での変化は自分でも感じます。
以前は心配性で何か新しいことをするにも不安感が強かったのですが、この仕事をするようになってから、何でもやってみようと積極的になれたと思います。

―― ご家族の反応などはいかがでしたか?

自宅でサロンを始めたいと考えたので、まず夫に相談したのですが、そのときも「やってみたら」と賛同してくれましたし、今も自由に活動させてもらっている感じですね。

外見磨きは内面磨き。お客様の夢の実現のお手伝いを

富田 よし子04

―― あなたの今後の「夢」を教えてください。

お客様の夢の実現のお手伝いをすることです。
外見磨きは内面磨きにつながっていて、心が元気になる、満たされるということにつながるので、私はメイクやカラー診断は心理学に近いものがあるとも感じています。

外見磨きをきっかけに、例えば昔の夢を思い出してもらえたり、お客様がイキイキする事柄を見つけたり…そんな出来事がたくさんあるといいな、と思っています。

また私自身も過去にカラー以外の色々な資格取得したことがあるのですが、せっかくお金や時間をかけて取った資格も使える機会がない、仕事につながらない、という資格が多いんです。
自分もパーソナルカラーアナリストの資格を出している立場ですので、取得してくださった方が資格を活かせる場所を提供できれば、とも考えています。

その為にどんな風に展開すればいいのかはまだ模索中なんですが、サロンや仕事範囲を広げるというよりは、今のペースで仕事を続け、その延長線上に有資格者の排出や人材育成、世の中でみなさんが活動できる道筋を作っていければいいなと思います。
そして、おばあちゃんになっても、生徒様と繋がってみんなでわいわいしていたいですね。

―― 富田よし子さんにとって夢とは。

富田 よし子05

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この記事のシャイニスタ

メイクスタイリスト
富田 よし子 (とみた よしこ)
人それそれの活動方法があると思いますので、焦らず・人と比べず、やりたいことができるといいですね。
富田 よし子02
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