ブーケデザイナー・長岡ひろみさんインタビュー

花嫁さんの大切な日に寄り添うオリジナルウェディングブーケの製作・販売をしながら、自分でブーケを作りたいという人にそのノウハウを教えているシャイニスタNo.093の長岡ひろみさん。現在の活動に至った経緯や今後に向けた夢について伺ってみました。
シャイニスタ
シャイニスタNo.093 長岡ひろみ

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?

10代のころから生け花を習い始め、本格的にフラワーアレンジメント教室をスタートさせたのが30代でした。
その後まだ日本では珍しかったプリザーブドフラワーを世に広めたいと国内販売に乗り出し、40代に入ってからはプリザーブドフラワーを使ったウェディングブーケ専門の通販も開始しました。
いまでは手作りブーケ教室や動画学習サイトでの講師活動も加わり、たくさんのお客様や生徒さんに喜んでいただけることに大きな幸せを感じています。

長岡ひろみ

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幸せな1日を演出するウェディングブーケデザイナーの長岡ひろみさん

―― 現在は主にどのような活動をされていますか?

ブーケデザイナーとして、お客様のご希望に合わせたオリジナルウェディングブーケの製作と、インターネット通販による販売を行っています。

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またご自分でブーケを作りたいという方を対象に、手作りブーケ教室を主宰しています。
結婚式を控えた女性の皆さまや、娘さんの晴れの日を手作りブーケで祝いたいというお母さまたちが、熱心にブーケ作りに取り組んでいらっしゃいます。

―― 世界に一つだけのブーケなんですね。

そうです。
基本的にはオーダーをいただきご希望を伺ってから見積もりを出すので、花の種類や数などによって価格はさまざまですが、既存デザインを定価でお選びいただけるタイプも豊富にご用意しています。
人生で最良の日にふさわしい素敵なブーケを、いつまでも色褪せないプリザーブドフラワーや高品質な造花を使って、心をこめて丁寧にお作りしています。

奥が深いのがお花の世界

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―― どのようなきっかけで現在の活動を始められましたか?

とにかく私は単純にお花が大好きなんです。
初めてお花の世界に入ったのは10代後半で、学生時代に生け花のお稽古に通い始めました。

20代後半には生け花未生流師範の資格も取得しています。
またフラワーアレンジメントにも挑戦したいと思ったので勉強をするため、当時珍しかったフレランス人講師から学ぶフラワーデザイナーの養成学校にも通いました。

会社員生活を経て退職後30代でフラワーアレンジメントの教室を開きましたが、あるとき上京した際にたまたま出会ったプリザーブドフラワーの魅力を日本にもっと広めたいと思い、通販を始めたのがきっかけです。

―― 当時プリザーブドフラワーはあまり知られていなかったのですか?

まだまだ日本には入りたてのころで、ほとんど国内では出回っていなかったと思います。
東京のフラワーショップで見かけたときに、その美しさと新しさにすっかり魅せられて、自分自身で販売したいと思うようになりました。

いつまでも色褪せないプリザーブドフラワーの魅力を伝えたい

―― これまでの活動の中で、転機となった出会いや出来事はありましたか?

お花をお仕事として活動するようになって20年にもなるので色々ありますが、やはり大きな転機となったのはプリザーブドフラワーとの出会いだと思います。

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プリザーブドフラワーというのは生花へ専用液を使って特殊加工し染色を施したもので、実際の生花にはないカラーのお花も生み出すことができます。

私がプリザーブドフラワーを知ったころは日本にほとんど出回っておらず、入手ルートもよく分からない状態でした。
そこで自力で色々調べて海外から個人輸入で取り寄せることにしたんです。

―― すばらしい行動力ですね!

自分で一からホームページの作成方法についても勉強したんですよ。
仕入れたプリザーブドフラワーをたくさんの人たちに知ってもらうためには、ホームページを作るのが最善だと思ったので。

その後プリザーブドフラワーの花首とワイヤーなどを使ってオリジナルアレンジメントを製作し、自作のホームページで通販を開始しました。

―― ブーケの通販を始めたのはいつ頃でしょうか?

私は41歳で出産したのですが、子育てもあるためフラワーアレンジメント教室はその後しばらくお休みすることにしたんです。
同じ時期に気付いたのが、ウェディングブーケの専門店というものがほとんど無い、ということでした。

そこでプリザーブドフラワーと造花を使用したブーケをオーダーメイドで始めることにして、それから早や10年ほどになります。

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この記事のシャイニスタ

最初は少しづつ動いてみると、だんだん形になってきます。
シャイニスタNo.093 長岡ひろみ
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