び~んずベビー教室代表講師・松岡ゆうこさんインタビュー

ベビーサインを通して得たかけがえのない仲間
―― 現在の活動をする中で、転機となった人との出会いや出来事はありましたか
私にとっての大きな出会いは「ベビーシャイン」との出会いです。
「ベビーシャイン」はベビーサインの講師で作るグループ。
1人では心細いこともありますが、先輩・後輩・友人・仲間たちがいて温かく迎え入れ、時に相談にのったり指導してくれたりしたからこそ、いままで仕事を続けてこられたと思っています。
ベビーシャインの活動は12年目になりますが、はじめはみな自分の子どもでベビーサインを実践することから始まりました。
今その子供たちは中学生くらいに成長し、私たちもバランスよく無理のないペースで仕事をすることができています。
私たちの頃と今の育児では、違う点もあるかもしれませんが、若いお母さんたちに楽しく育児をしてもらう手助けになればと思っています。
ベビーサインでずっと笑っている、ずっと感動している育児をぜひ体験してもらいたいです。
―― ベビーシャインとしての活動にはどんなものがありますか
ベビーシャインでは月に1度、朝に開催する「モーニングパーティー」と銘打ったイベントをイオンモール高の原で主催しています。
「モーニングパーティー」では、ベビーサイン体験・笑いヨガ・ベビーリトミックに加えて保育士出身の講師によるパネルシアター・紙芝居・手遊びなども行い、参加者に楽しんでいただいています。
イベント後にはベビーシャインのメンバーでご飯を食べながら次の企画を練ったりおしゃべりを楽しんだりしています。
またその他に「nara★uならう」という奈良・新大宮駅前の子育て広場『ゆめのくに』で習い事が体験できるイベントの主催も行っています。
場所はその時々で「イオンモール高の原」さんだったり「カフェちいろば」さんだったりその都度変わりますが。
試練を乗り越えることで自分自身にも変化が
―― これまでにあった最大の試練は何でしたか?そしてそれをどうやって克服されたのですか?
最大の試練は昨年体調を崩し、お休みを余儀なくされたことです。
平成30年で50歳になったのですが、その頃からホルモンのバランスが乱れるようになり、長年の寝不足や不規則な生活がたたったのか集中力を欠いて大きなミスをするようになってしまったのです。
そこで思い切ってお休みをいただきしっかり休んでリセットしようと考えました。
それまでは7つから8つの教室を掛け持ちして時間に追われる毎日だったのですが、ゆっくりお休みし、規則正しい生活を送ることで気持ちにも余裕が持てるようになりました。
また、お休みの間にアドラー心理学などの勉強にもしっかり取り組むことができました。
アドラー心理学はベビーサイン講師を始めたころにたまたま人に誘われて学び始め、10年ほど学んではいたのですが、さらに深く学ぶことで「人が元気になるような言葉がけとはどんなものか」「元気になって帰ってもらうにはどうしたらいいのか」など実践に活かせるようになったと思います。
―― その試練を乗り越えたことで、ご自身に変化はありましたか?
今は本当に仕事が楽しいと思えます。
休む前は自分で決めたことはちゃんとやらなければとガチガチになっていたのですが、いったん休んでリセットしたことで力が抜け、自分のペースで仕事ができるようになりました。
ベビーサインだけでなくアドラー心理学も活かした活動を
―― 今後の夢についてお聞かせください
アドラー心理学を活かしたカウンセリングなどもやってみたいです。
赤ちゃん時代だけでなく、子どもの成長過程でパパやママの助けになれればと思っています。
それがまた同時にベビーサインにも活かされるのではないかと思います。
プライベートな部分については、子どもたちに18歳で自立してもらい、夫婦で海のそばに住み、夫は波乗り、私は釣り、とそれぞれの趣味を楽しみたいと思っています。
―― 松岡ゆうこさんにとって夢とは
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