薬剤師ホメオパス・月岡しのぶさんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
子供達の治療薬としてステロイド外用剤を処方されました。
薬剤師としての知識から、処方された薬では一時的に症状を抑える事しか出来ないと分かっていた為、もっと根本的なところで体質を改善出来ないかと自然療法を模索し始めたんです。
そしてホメオパシーと出会い、「その人自身を多角的に見て、心身ともに根本から健康で元気になる事が出来る」と感じ、本格的に勉強することにしました。
薬に頼り過ぎないで健康になる!薬剤師ホメオパス・月岡しのぶさん
―― まず最初に、現在の活動内容について教えてください。
薬剤師としての知識と経験を活かし、薬のことを知る勉強会の開催や薬に頼りすぎずに自分で出来る体調管理の提案、「薬を減らしたいけれど方法がわからない」という方向けに、個別におくすり相談をしています。
2016年に子供達の名前から命名した「あんずのかがやき」という屋号で起業し、本格的に活動を開始。
関西を中心に、レンタルサロンなど場所を借りてセミナーや各種講座を開講しており、特に拠点は構えていません。
個別相談に関しては、お客様のご自宅への出張相談のほか、遠方の方や忙しく時間が合わない方向けにオンラインでのご相談も対応可能です。
病気になって薬を飲んでも、現状維持、もしくは一時的な症状の緩和が出来るというだけで、病気そのものが治る訳では無いんですね。
そして、薬は飲み続けなければ効果が持続せず、身体への負担も大きいんです。
そのように薬に依存し過ぎずに、セルフケアで対処しきれない慢性的な症状の改善をサポートするため、代替療法としてホメオパシーを取り入れています。
―― ホメオパシーとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
ドイツで生まれた同種療法(症状を起こすものが症状を取り去る、という原理の治療法)で、誰もが持つ自然治癒力に働きかけて病気を治す方法です。
そして、ホメオパシーを専門的に扱う人をホメオパスと呼びます。
ホメオパシーで使用するレメディ(植物や鉱物などを希釈した液体を染み込ませた砂糖玉)は、同じ病名であっても人それぞれに違う症状に合わせて決定するので、まさにオーダーメイド。
妊婦さんなど薬が飲めない人でも安心安全に服用できますし、甘い砂糖の粒を舐めるだけなので子供も嫌がりません。
あくまでも症状を改善していくのは自己治癒力であり、その力を高めるために、今の状態を教えてくれるのがホメオパシーなんです。
しかし、ホメオパシーを取り入れてはいますが、薬を使わない事に固執することは非常に危険です。
必要な時には薬も活用しつつ、「薬と自然療法のいいとこ取り」をして心身ともに健康な身体作りをして頂きたいと考えています。
―― セミナーやおくすり相談以外の活動は何かありますか?
医療関係者やファイナンシャルプランナーと共に「妊娠を通して女性の健康とライフプランをサポートする」という思いで結成したWoman Life Supportプロジェクトの活動として、2018年に初めてイベントを開催しました。
認定不妊カウンセラー先導で行うこのイベントでは、治療のタイムリミットやお金のことなど、妊活に対しての正しい情報を発信。
インターネットで流れる間違った情報に振り回される女性が一人でも減るように、今後も続けて行きたい活動です。
また、「眼心(がんしん)」という、「目」を見てその人の体質や体からのサインを読む方法を現在勉強中でして。
今後は、眼心も活動の中に取り入れていく予定です。
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