日本おひるねアート協会認定講師兼・アーティスト/松田薫さんインタビュー

不器用さから苦労した創作活動を努力で乗り越える
―― 現在の活動をする中で、転機となった人との出会いや出来事はありますか?
代表の青木のブログに出会えたことが、この仕事につながっていると思います。
そして、アルバムカフェの活動を一緒にしていた喜多圭さんに誘っていただいたことも大きなポイントです。
一人では最初の一歩を踏み出せなかったと思います。
二人で活動をしていく中で自信をつけられたので、協会や企業様からの仕事を受けられるようになり、積極的に自分から仕事を探すことができるようになりました。
また、産後うつという辛い経験をしたことも、この仕事に就く転機になったと思います。
自分自身も楽しくなり、周りの人にも喜んでもらえる仕事を見つけることができました。
―― 現在の位置にたどり着くまでに試練はありましたか?
元々手先が不器用だったので、特に初期の頃は創作活動で苦労しました。
イメージした通りに作れなかったり自信がなくてお蔵入りにしたりと、技術面にコンプレックスを感じてしまって。
また、他の講師の作品と似てしまい一から作り直したことも。
このアートでお客様からお金を頂いていいのだろうか?と自信がなかなか持てないこともありました。
―― 創作活動での苦労をどのように乗り越えられたのですか?
このままではいけないと思い、イラストや絵本を見たり、気に入っている写真集を見たりして勉強しました。
すると、それなりに美的感覚が出てきたのか、アートを褒めてもらえるようになったんです。
また、協会内でのコンテストで受賞し、アーティストという称号をいただく事が出来たことも、すごくうれしかったですね。
やはり努力をすれば変わってくると思っています。
―― では現在の活動を行った結果、新たに手に入れたものや変化がありましたら教えてください。
撮影会では、お客様自身で写真を撮っていただくのですが、キレイに見ていただくためには自分にもカメラの技術が必要だと思い勉強をしたんです。
その結果今ではすっかりカメラにハマってしまって、カメラの技術も上がったというのは副産物ですね。
今まで趣味らしきものはありませんでしたが、カメラという楽しい趣味ができたので、家事や育児のストレス発散になり救われています。
自分の子供の写真もキレイに撮れるようになったので、家族にとっても良いこととなりました。
自宅スタジオで撮影会を開催したい
―― 最後に、今後の夢を教えてください。
おひるねアートに続いておすわりアートをもっと広めていきたいですね。
そして写真をただ撮るだけでなく形にしてもらいたいので、アルバムカフェと撮影会を同時開催するような活動ができたらいいなと。
また、現在新築中の自宅はスタジオを備えており、アルバムカフェや撮影会などのイベントを開催できるスペースを設けました。
夏には完成するので、秋ぐらいから自宅で本格的におひるねアートやおすわりアートの撮影会と、アルバムカフェの活動をしていきたいと思っています。
―― 松田薫さんにとって夢とは。
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