「ナチュラルリボン協会」代表・「Hamoriナチュラルリボン教室」主宰/矢野 麻衣子さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
ハンドメイドで作った娘のヘアアクセサリーがフリマで喜んでいただけて、それをきっかけに、作るだけでなく販売することにも力入れるようになったんです。
ミシンが苦手でも作れるよう、試行錯誤しながら考え出した独自のリボンづくり。
その工程を多くの人に活用していただけるよう、ナチュラルリボン協会とナチュラルリボン教室をたちあげることになりました。
お気に入りをハンドメイドで!ナチュラルリボン教室を主宰する矢野 麻衣子さん
―― 現在の主な活動内容について教えてください
「Hamoriナチュラルリボン教室」でオリジナルのハンドメイドリボンづくりを教えるかたわら、リボンの製作と販売も行っています。
また教室で学んだ後に講師としての活躍を望まれる方たちが活動しやすいように、ナチュラルリボン協会も主宰しています。
―― 教室ではどんなことをするのですか?
生地の裁断から始まり、さまざまなリボンアイテムの製作工程を一からお伝えしています。
基本的には生徒さん各々のご都合に合わせて調整しているので、少人数制で開催。
作業は2時間で終えるものから、1~2日かけて行うものもあります。
色々なコースをご用意していて、中には講師として活動したり作ったものを販売できる登録もご用意しています。
また遠方の方は工程のレシピやポイントを組み込んだ専用キットを使って、ご自宅で効率的に通信レッスンを受講していただけるようになっています。
―― 販売はどのような方法で行っているのでしょうか?
現在は美容室とカフェに委託で作品を置かせていただいています。
また「minne」や「creema」といったハンドメイドマーケットのサイトやロハスフェスタなどの各種イベントでも販売を行っています。
子育てと収入がハンドメイドでつながる
―― どのようなきっかけで現在の活動を始められましたか?
出産と子育てを経る中で、少しでも多くの時間を子どもたちと過ごしたいという思いと、自分が満足できるリボンアイテムを作りたいという思いが一つになったことが始まりだったと思います。
物を作るのは好きでしたし、家で子育てをしながらでも何か収入が得られる道はないかなと考えていたものですから。
―― 以前からリボンなどに興味があったのですか?
ナチュラルな雰囲気の布雑貨や、布そのものが好きなんですね。
娘に付けるために布を使用したナチュラルなヘアアクセサリーを探したときに気に入ったものがなかなかなくて、それならいっそのこと自分で作ってみようと思ったんです。
でも元々ミシンも苦手だったので、縫わずにできるやり方を工夫しました。
徐々に販売も行うようになったこともあり、さらに改良を続けながらオリジナルの作り方ができあがっていきました。
―― 販売のきっかけは?
最初はフリーマーケットでした。
そこでお客さんに「可愛い!」と言って購入していただいたのが嬉しくて、本格的に販売をやろうと思ったんです。
それから近くの雑貨屋さんでの委託販売をスタートさせたり、販売ルートを少しずつ広げていきました。
―― 作って売るだけでなく、その作り方を教えるようになったのはなぜですか?
当初は作って販売するだけにとどまっていたのですが、自分のように自宅で好きなハンドメイドを使って何かしたいと考えている女性も多いのではないか、と思ったんです。
そこで自分が編み出したノウハウを伝えて、皆さんに役立ててもらうことができればと考えました。
それから以前からやっていたブログで発信しながら、少しずつ生徒さんが集まるようになりました。
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