こそだてオーガナイザー・田中佐江子さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
思い切って資格を取得したことで現在の活動がスタートしました。
「捨てる」からはじめない片づけ。モノだけでなくメンタルも整理する仕事
―― 現在の活動内容について教えていただけますか?
こそだてオーガナイザーという肩書で、片づけのサポートをするライフオーガナイザーとして活動しています。
主な活動は日本ライフオーガナイザー協会認定講座講師、学校への出前講座、企業向けキャリアセミナー、ママ向けのセミナーなどを開催しており、自宅でのセミナーも主催しています。
最近の定期講座としては、広島の心理カウンセラーさんとのコラボ講座『田中家の子育てthe REAL』があり、今後も全国に展開していく予定です。
また実際にお宅や企業様にお伺いして片づけのお手伝いをする片づけサポートも行っています。
―― 講座の対象も幅広いのですね。
はい。自分も3人の子育て経験がありますので、ママ向け講座ではモノの片づけだけでなく、お母さんが自分の人生を楽しく生きるということ、その為に家族ひとりひとりの自立とチーム作り、仕組みづくりが大切だということをお伝えしています。
小学校や高校生向けには、キャリア教育の一環として出前授業やPTA向け講座のご依頼もいただいています。
また企業研修としてのニーズも増えています。
日本オーガナイザー協会では、家事代行型の整理収納サービスとは一線を画す本格的な思考の整理からはじめるコンサルティング型の支援サービスを提供する、という考えがあり私自身はそこに強く惹かれました。
その理由もあってマスターライフオーガナイザーだけでなく、心のしくみを理解し自分の心の整理もお手伝いできるメンタルオーガナイザーの資格も取得しています。
学校や企業向けのセミナーでは物理的な片づけという範疇だけでなく「人生の棚卸しをしてみましょう」というスタンスでお話することが多いです。
片づけのプロ。ライフオーガナイザーという仕事
―― 現在の活動を始めたきっかけを教えてください。
専業主婦で子育てをしている時期にライフオーガナイザーという資格や仕事があることを知りました。
ちょうど自身の生活や人生設計を考え直していた時期とも重なり、ライフオーガナイザーの考え方に共感した部分も大きかったかと思います。
そこから興味をもって片づけのことを学びはじめ、資格を取得して現在の活動に至っています。
「片づけにも資格があるよ」人生の転機は友人のひとことから
―― 現在の活動をする中で、転機となった人との出会いや出来事はありますか?
数年間実家で同居をしている時期があったのですが、毎日実家の片づけをしている私を見た友人が「片づけにも資格がある」ということを教えてくれました。
そのひとことからライフオーガナイザーという職業に興味を持つようになり人生が変わりました。
それまで専業主婦としてのほほんと生活しているだけだった私でしたが、ライフオーガナイザーの勉強することで、大人になって学ぶことの楽しさと大切さも知ることができました。
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