ママのための学校「HARU おやこのきずなカレッジ」主宰/柴田浩子さんインタビュー

ママと赤ちゃんのきずなを深める学校「HARU おやこのきずなカレッジ」を運営する、シャイニスタNo. 057の柴田浩子さん。 活動を始めたきっかけや、子育ての概念を変えた出会い、そしてこれからの目標についてお話を伺いました。
シャイニスタ
柴田 浩子 (しばた ひろこ)
HARUおやこのきずなカレッジ主宰
シャイニスタNo057 柴田浩子

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?

親子のきずなをテーマに活動を続けてきましたが、産後すぐに始まる子育てに悪戦苦闘しているお母さん達を見て、自分の活動には何かが足りないと感じていました。
そんな中、2016年に日本胎教協会代表の山村尊子先生と出会い、先生の「妊娠中からが子育てなんだよ」と言う言葉に衝撃を受けたんです。
やっと自分が目指していた活動が完成すると思い、胎教アドバイザーの資格を取得しました。

柴田浩子

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親子のきずなを深めて子育てを楽しむ!「HARU おやこのきずなカレッジ」主宰・柴田浩子さん

―― 現在の活動内容を教えてください。

2014年に親子のきずなをテーマとしたママの為の学校「HARU(ハル) おやこのきずなカレッジ」を設立、運営してきました。
首が座る生後3ヶ月〜3歳までの赤ちゃんとママを対象としていているので、無理のないペースで通ってもらえるよう、1クール3ヶ月、月1〜2回で実施。
1クラスは5組までの少人数制となっています。

―― レッスン内容はどのようなものになるのでしょうか。

学校と言っても、堅苦しいものではありません。
親子で一緒に行うことで絆を深めてもらえる、ベビーヨガやベビーマッサージによる触れ合いや、ママの為の呼吸法とストレッチ、抱っこ紐の調整の仕方などをお教えしています。
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また、親子のきずなを深める以外にママ同士の交流も行なっており、互いにマッサージをし合う時間、子育てのヒントを得る為にママ自身の事を振り返る時間をとることも。
卒業時には特別講師が担当して、3ヶ月間撮りためた写真を使ったスクラップブッキングをみんなで制作しています。
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こうした通常レッスンとは別に、希望があれば各地で講演活動をしている子育てインストラクターを招いて、特別講座も受講可能です。

―― とても充実した内容ですね。
学校運営以外の活動があれば教えてください。

出張レッスンもしていまして、これまで保育所、幼稚園、児童館、子育て支援センター、子育てサークル、各種イベントなど、多方面から依頼を受けて行かせて頂きました。
出張レッスンは関西圏を中心に活動してきましたが、呼んで頂ければ全国どこでも伺います。

また、ベビーダンスのインストラクターとしても活動していたのですが、他の可能性に挑戦するため、いったん卒業という形で2018年に活動を終了し現在は行っていません。

―― 出張レッスンは、どのような内容ですか?

きずなカレッジ同様に、ベビーヨガやベビーマッサージなど「親子のきずな」というテーマに沿った内容となります。
実は2017年に二人目を出産してからは、我が子の育児を丁寧にしたくて、きずなカレッジの活動はセーブしており現在は出張レッスンだけなんです。

しかし、2019年4月には、HARU おやこのきずなカレッジを再開する予定です。
今回から妊娠中の胎教も取り入れて、以前より充実した内容で考えています。

―― HARUと言うのは、何か意味が込められているんでしょうか。

高校のバレーボール部時代に先輩から頂いたコートネームが「HARU(ハル)」だったんです。
自分の名前とは全く関係ないんですが、非常に気に入っていまして。

0~3歳という人生の土台となる時期のお子さんと、そのママさんを対象とした親子のきずなを深める活動をするにあたり、フレッシュで力強く生き生きとした命の輝きというイメージの「春」がぴったりだと思い名付けました。

子育ての概念を変えた出会い

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―― 現在の活動を始めたきっかけは何かありましたか?

3歳の頃からずっと「自分はいらない子だ」と思って、生き辛さを感じて生きてきたんです。
親から虐待を受けていた訳ではないのに、なぜそう思うのか理由が全く分からなくて。
そのように自己肯定感が低いまま大人になり、会社員時代を経て27歳で結婚し、30歳で一人目を出産。

そして、産後すぐから「こんな自分では上手く育てられない」と不安を抱えたまま、子育てがスタートしました。
少しでも子育てを良くしたくて必死で探してたどり着いたのが、ベビーマッサージだったんです。

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触れ合う事で子供が笑顔になり、その事で自分も癒されて楽になる、そんな素晴らしい事を同じように悩みを抱えたママさんにも伝えたいと思うようになりまして。
そこから、ベビーヨガやベビーダンスインストラクター、抱っこポスチャリングインストラクターなど、少しずつ様々な資格を取得し、きずなカレッジを設立するまでは出張レッスンで活動してきました。

―― 元々は、ご自身の子育てを良くしたい所からスタートした訳ですね。
活動をする中で、何か転機となった出会いはありましたか?

2016年に、日本胎教協会代表の山村尊子先生と出会った事です。
それまで、親子のきずなをテーマに活動はしてきましたが、ずっと何か足りない感じがしていました。
一般的には、子育ては出産後スタートするものという認識ですよね。
妊娠中に必要な育児用品を買い揃えてはいても、産後すぐから始まる子育てに対する心の準備までは出来ていない事がほとんどなんです。
出産後に悪戦苦闘して苦しむお母さんを沢山見てきて、どうにかしたいと思っていました。

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そんなとき、山村先生の「赤ちゃんがお腹の中にいる時から子育ては始まっている」という言葉で、自分に足りなかった部分はこれだ、やっと自分の活動が完成すると衝撃を受けたんです。
そこからすぐ、日本胎教協会胎教アドバイザーの資格を取得しました。

―― 胎教とは、具体的にはどのようにするんですか?

胎教と言っても特別な勉強をするという事ではなく、優しく触りながらお腹の中の赤ちゃんに語りかける、安産のイメージをする、などです。
それだけの事なんですが、実際に物凄く効果があります。

自分自身、二人目の出産時に胎教を試したところ、夜泣きはしないし本当に育てやすくて。
子供に対して愛おしいという気持ちが溢れてきて子育てが楽しくなり、良い事しかないんです。
これは、妊娠中から親子のきずなを育む事が出来たからこそだと実感しています。

―― そこまでの効果があるとは驚きですね。

そうなんです。
穏やかな楽しい育児が出来るから、子供は愛されているという自信に満ち溢れます。
その気持ちが人生の土台となり、自己肯定感に繋がるんですよね。

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この記事のシャイニスタ

HARUおやこのきずなカレッジ主宰
柴田 浩子 (しばた ひろこ)
まずは、自分の心の奥底にある「大好き♡」の気持ちを大切にしてほしいなぁと思います。
シャイニスタNo057 柴田浩子
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