お米屋さん『トラとウサギの茶飯事』店主・城直子さんインタビュー

お米屋さん「トラとウサギの茶飯事」を経営しながら、5ツ星お米マイスターとして活動するシャイニスタNo.048の城直子さん。 やりたいことに辿り着くためには、自分から動くことが大事。城さんが今そう思うに至るまでのお話を伺いました。
シャイニスタ
城 直子
城 直子 (しろ なおこ)
5ツ星お米マイスター
シャイニスタNo048 城直子

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?

同年代の⼥性たちが楽しそうに働いている姿がまぶしくみえ、⼈との繋がりをたくさん持っていることを知りました。
私は働いているとはいえ、⼈との付き合いも繋がりもほとんどなかったので、世間知らずだということに気がつきました。
そこから私も、彼⼥たちのようになろうと行動しはじめました。

城直子

お米と高知の魅力を伝える5ツ星お米マイスター!「トラとウサギの茶飯事」店主・城直子さん

城直子 活動内容01

── 現在の活動内容について教えてください。

大阪の堺市で夫と共にお米屋さんを経営しており、全国から取り寄せたこだわりのお米と、高知県から取り寄せている販売しています。
2015年10月に開業し、現在は2年半ほどたったところです。

開業後に5ツ星お⽶マイスターの資格を取ってからは、この資格を持つ⼥性が少ないこともあり、お店の外での活動にもお声掛けいただけるようになりました。
お⽶コンテストでの審査員をさせて頂いたり、TOSHIBAさんの炊飯器のパンフレットに出させて頂いたりといったお仕事もさせて頂いてます。

城直子 活動内容05

── お店ではお米だけでなく、高知県の商品も扱っているのですか?

私の出身が高知県なんです。
お⽶と⼀緒に私の⼤好きな⾼知のおいしいモノを、アンテナショップのような感じで100種類ほど販売しています。

── 5ツ星お米マイスターの資格を取得するには、どのような知識が必要なのですか。

お米に関する幅広い知識を持ち、米の特性(品種特性、精米特性)、ブレンド特性、炊飯特性を見極めることができ、その米の特長を最大限に活かした「商品づくり」を行い、その米の良さを消費者との対話を通じて伝えることができる知識が必要です。

城直子 活動内容03

── しっかりとした知識を身に付けていないと取れない資格なのですね。

そうですね。
3ツ星お⽶マイスターの資格を取得していたのですが、それに⽐べるとかなりハードルが
⾼い資格です。

── 女性の5ツ星お米マイスターが少ないということですが、何人くらいなのでしょうか。

大阪全体で5ツ星お米マイスターが50名ほど、そのうち女性は5名ほどです。
⼥性の5ツ星お⽶マイスターはとても少ないので、⾃分の想像よりも早く、以前からやってみたいなと思っていた
お仕事を頂けたのには驚きました。

実家を離れて大阪でお店を開くまで

城直子 取材02
── 現在のお店を始める前は、何をされていたのか教えてください。

⼤学卒業後は⾼知県内の銀行に就職し、2年ほど勤めた後に結婚退職しました。
結婚してからは、夫の地元の⼤阪で暮らしていましたが、 いつかは⾼知に戻り家業の⽶屋を継ぎたいなと思っていたこともあり、⾼知に戻ることに。
そこから14年ほど、⼦育てをしながら私の実家の⽶屋で仕事をしていました。

── では、大阪で新たにお店を始めたきっかけは何だったのでしょうか。

きっかけは、実家を離れて⼤阪に引っ越ししたことです。
これから何をしようかと考えたときに、私も主⼈も強みはお⽶の知識があること、お⽶の美味しさやご飯を食べる楽しさを伝えたいと思い⾃分たちのお店を開業することにしました。

── 家業を継ぐために戻った高知をまた出るというのは重い決断だと思うのですが、そこに至るまでを詳しくお聞きしてよいでしょうか。

実家で働き始めて10年ほど経ったころ同年代の⼥性経営者の⽅にお会いすることがあり、
「私と彼⼥は歳もそんなに変わらないのに、なぜこんなに違うの?」と思ったことがありました。
私は働いているとはいえ、家業の手伝いをしているという感じで。
⼀⽅彼⼥はしっかりと仕事をしている経営者という印象でした。
城直子 取材04

その後、⼥性経営者の集まるランチ会などに誘って頂くようになり、「こんな世界があるのか」と衝撃でした。
そこに集まっている同世代の⼥性たちは、皆ばりばりと仕事をしていて。
⾼知では男勝りの⼥性のことを「はちきん」というのですが、まさに、はちきんが私の周りには多く、とてもステキだなと思っていました。
同時に、私の住んでいる世界はなんて狭いのだろうと思いました。

── もっと人との付き合いや繋がりが必要だと思われたんですね。その後はどのようにされたのですか。

経営者の勉強会に参加するようになりました。
学んでいくうちに、社長の経営⽅針と私のやりたいことが合わないことがわかり、実家をでることに。
⾼知を離れ、主⼈の実家のある⼤阪に引っ越すことにしました。

地道な情報発信で壁を乗り越える

城直子 取材01
── 新たにお米屋さんをすると決めてからは、どのように準備をされたのでしょうか。

⼤阪や⼤阪近郊のお⽶屋さんを回っていろいろと話を聞きに行きました。
お⽶屋さんはどんどん廃業している時代なので、「今から⽶屋をやるの?」ととても驚かれましたが、お話を伺ったみなさんは、快くいろんな情報を教えて下さいました。
お世話になっているみなさまには本当に感謝しかないです。

── 準備を経て、実際にお店を始めてから最初にぶつかった壁は何ですか。

あまり壁と思ったことはないですが、夫の地元といってもほぼ知らない土地で何もないところから始めたので、開業してしばらくはお⽶を買いに来るお客様がとても少なかったです。
店構えがお⽶屋さんらしくないことも、影響していたと思います。
城直子 活動内容06
まずお店に⼊ってもらうにはどうしたらいいかを考え、あえて雑貨屋さんのような店舗を作りました。
お⽶屋さんでお⽶を買うという習慣がある⽅のほうが今はとても少ないと思ったので。

でもお⽶屋さんだと思わず⼊ってきてくださるお客様には、なかなかお⽶が売れなくて。

── その状況をどのように乗り越えたのでしょうか。

地道にFacebookやinstagram、ブログで情報発信をしました。
堺で出会ったご商売をしている⽅々や、⾼知のお友達、お店に来て下さるお客様⽅がSNS等で情報発信してくださったことも、とてもありがたかったです。
周りの⽅々に恵まれていることを、とても感謝しています。

5ツ星お米マイスターの資格取得が転機に

城直子 活動内容04
── では、活動をするなかで転機となった出会いや出来事があれば教えてください。

転機は、5ツ星お米マイスターの資格を取ったことです。
「資格を取ったらこういうことがしたいな」と以前から考えていたお話をいただけるようになりました。

また⾼知県の商品をたくさん取り扱ってきたことで、最近ですが、⾼知県のプロモーションビデオに出して頂きました。
⼤阪だけでなく、⾼知の⽅々にも私たちのお店を知っていただける機会を頂けてとても嬉しく思っています。

城直子 取材03

やりたいと思っていた仕事をする機会をいただけるようになったのは、⾃分が行動したから。
⾃分から動いていくことがとても⼤事なんだと実感しています。

── 狙いを定めて戦略的に考えて行動されてきたのですね。もともと外に出て発信したいという気持ちはあったのですか。

そうですね。発信したい気持ちはありました。
発信しないとお客様にお店の存在も知っていただけないので。
何かに出ているからといって、すぐにお客様が来てくださることには繋がらないのですが。
どこかのタイミングでお客様がお店に行ってみようと思うきっかけになったり、こういうことをやっていると⾔えたりすることで、私たちの⾃信にもなっています。

また、お⽶をお取り扱いさせて頂いている生産者さんたちや、商品を卸してくださっている皆様、お客様や私たちに関わって下さっている皆様に喜んで頂けることがとてもうれしいです。

── それでは現在までの最大の試練は何でしょうか。

まだまだお客様も少なくてお店としてはなかなか⼤変なのですが、試練と感じることはないんです。
周りの⽅々に助けて頂いたり、⾃分たちがやりたいと思っていたお話を頂いたりと、うれしいことがいろいろとあるので、これを乗り越えないといけないなと思うことはあまりないんです。

好きなことを通して笑顔の繋がりを増やしたい

城直子 取材05
── お店や5ツ星お米マイスターとしての活動を通して、新たに手に入れたものやご自身の変化はありますか?

手に⼊れたものは、⼈との繋がりです。
5ツ星お⽶マイスターを取得してからは⾃分に⾃信がついたのか、 ⾃分からどんどん動くようになりました。

城直子 活動内容02

店の二階をイベントスペースにして、月に2、3回ほど自分が習いたいなと思うイベントを主催しているのですが、以前の私はまさか自分がイベントを主催する側になるとは思っていませんでした。
また以前は⼈前で話すなんていうことはあり得なかったのですが、今は「おいしいごはん」を知ってもらうためのイベントを⾃分でやってみようと計画しているところです。

── それでは最後に今後の夢を教えてください。

今は仕事とプライベートの境目があまりなく、プライベートで楽しいことも仕事に活かしていきたいので、とにかく興味のあることは全部やってみようと思っています。
お店やプライベートでの活動を通して⾃分が楽しいと思うものを⾃分の周りのみんなと共有したい。
お⽶の美味しさや楽しくごはんを食べるということも、もっと伝えられたらと思っています。
私の好きなコトやものを通して繋がった⼈たちが「楽しい、美味しい」と笑顔になる。
私も私の周りも⼀緒になって楽しむ。
そういう繋がりをどんどん増やしていきたいです。

── 城直子さんにとって夢とは
城直子さんにとって夢とは

撮影/松浦静香
取材・文/Sachiko Kikutani

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やりたいと思ったことは行動するとかならず出来る
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