司会者/講師・谷澤明子さんインタビュー

司会者と講師を見事に両立されているシャイニスタNo.039の谷澤明子さん。 それぞれの仕事を始められたきっかけや、活動内容などをお伺いしました。 家事と育児、そして司会の仕事をしながら講師の資格取得に励まれた姿勢に脱帽です。
シャイニスタ
シャイニスタNo.039 谷澤明子

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?

司会者として11年というキャリアはあるものの、5年間育児に専念した後、復帰した時には大きなブランクを感じました。
司会者は人前に立つ仕事。
これからは自分自身の立ち振る舞いに自信を持って仕事をして行きたいという想いから、マナーを身につけようと決心しました。

谷澤明子

司会の仕事に講師としても始動!「和食のマナー」を伝える谷澤明子さん

谷澤明子 活動内容01

── 谷澤さんの、現在の活動内容について教えてください。

司会者・講師をしております。
司会の仕事は5年間育児に専念した後、復帰しました。
その後、講師の資格を取得して活動を始めました。

また、仕事とは別に女性の生涯学習をテーマにしたボランティア団体「コスモスジャパン関西」に所属し、代表を務めています。

── 大変お忙しいですね。ご家族の協力はあるのでしょうか。

結婚前から司会の仕事をしておりましたので、主人は協力的です。
主人も私も不規則勤務なので、ひとりっ子の息子を家に1人にしないというのがルール。
家事も育児も手伝ってくれて大変助かっています。

谷澤明子 取材01

小学生の息子は、私の仕事をどこまで理解しているのか分かりませんが、幼い頃から家にお客様から電話があれば、テレビを消して静かにしてくれます。
息子なりに感じ取ってくれているみたいですね。

── では、司会者になろうと思われたきっかけをお聞かせください。

OL時代に、メーカーの商品企画部に配属になり、展示会で商品説明の仕事を依頼されたのがきっかけです。
お客様には標準語できちんとお伝えしたいと思い、夜間のアナウンサー養成学校に通い始めました。
当時はまさか司会の仕事をするなんて思ってもいませんでしたが、担当の先生から本格的に司会の仕事をやってみないかとお声掛けいただき、3年間勤めた会社を退職してプロダクションに入りました。

プロダクションに所属してからは、発表会・式典・学会等の各種イベントの司会、ナレーター、リポーターなど出張もあり、フル活動でした。
披露宴の司会は1日に2件担当することもあり、クタクタの毎日でしたが、出産するまでの11年間続けました。

── 出産を機に家庭に入られたんですか?

はい。やはり子供のそばについていてあげたいと思って、5年間育児に専念しました。

しかし、一人っ子ということもあって子供に100%の力を注ぐ日々が続き、「こんな子育てをしていていいの?」とか「子育てではなくて監視しているみたい」などと、悩むことも多かったです。
将来的にもスムーズに親離れ、子離れをしたいと考えて、息子が5歳になった時に司会の仕事に復帰しました。

── 講師になりたいと思われたきっかけは何だったんでしょうか。

司会の仕事に復帰はしたんですが、やはり5年のブランクを感じました。
今までは若さと勢いで突っ走ってきたけれど、こうして年を重ねてきて、これからはもっと自分の立ち振る舞いに自信を持つためにも、マナーを身につけたいと思いました。

そこで、関西作法会に入会し講師養成講座の受講を決意。マナーを身につけると同時に資格取得を目指してみようと思い立ちました。

ハードな時期を時間術で乗り越える

谷澤明子 取材02
── 活動を始めて、初めにぶつかった壁はありましたか。

勉強する時間が全然ありませんでした。
平日・休日ともに司会の仕事が入っていましたので。
当時は家事と子育て、さらに小学校のPTA役員が重なってしまって、1日48時間欲しいと思ったくらいです。
講師養成講座は3ケ月ごとに一般マナーとビジネスマナーのテストがあり、同時にビジネス系検定の資格を取得しなければならず本当に大変でした。

── その壁はどのように乗り越えられたのですか。

子供が勉強をしているときには隣で私も勉強し、遊ぶ時はとことん遊ぶというように、しっかり切り替えをすることにしました。
ゆくゆくは子供にマナーを教えたいという気持ちもありましたし、寄り添うことで、私が目標を持って勉強する姿を見てほしいと思いました。

朝早く起きたり、子どもが寝てから勉強したり、電車の移動時間に本を読んだりと、すきま時間に勉強するなど、時間の使い方を工夫して何とか乗り越えられました。
その間には貧血を起こしたり、午前3時に起きたら6時には眠くなったりと、色々失敗はありましたよ。

女性社長の言葉が人生の転機に

谷澤明子 活動内容02
── これまでの活動の中で転機となった出来事は何ですか。

司会者として復帰するご縁があって、スタッフエルクに所属しました。
そこで出会った女性社長に大変成長させていただきました。

実は、出産する前は仕事を理由に家庭はおろそかになっていました。
復帰してからも家庭と仕事と幼稚園の役員とうまく切り替えができなくて、イライラする日が続きました。

そんな時、社長から「家庭をおろそかにしてはいけない。何のために仕事しているの?園の役員が忙しいは言い訳。仕事の合間に出来るでしょ。私もやってきたよ。全て完璧にしようと思わず、その都度優先順位をつけて。出来るはず!」と言われました。

その言葉を聞いてはっとしました。
忙しい自分に言い訳して甘えていたんですよね。
その言葉を聞き、もちろん仕事はプロとしてきっちりする事は当たり前。
しんどい時には、「大丈夫!余裕・余裕」と心で思いながら取り組みました。結局は気の持ちようってことですね。

── その出会いによって、谷澤さん自身にどんな変化がありましたか。

冠婚葬祭、それぞれ事務所に所属しているのですが、性格が変わった…人生が変わったといっても過言ではありません。
スタッフ・エルクの渡辺社長、グレースキャリアの藤之原社長、共に所属司会者をとても大切にしてくれます。
家庭が一番と、どんなに忙しくても学校行事を優先してくれました。

子どものいる私が司会者を続けられるのは、両事務所社長のおかげです。そのご恩は忘れず、繁忙期はいつもより仕事を多く受ける、見えない信頼関係が築けているような気持ちがしています。
また、子育ての先輩としてアドバイスをいただくなど、仕事をしていても母親であることを自覚させてもらっています。
谷澤明子 取材03

── では、これまでの活動の中で最大の試練はどんなことでしたか?

自信を持つことです。
司会をするときも、講座をするときも自信を持って堂々とするということがなかなか…つい不安さが出てきてしまいます。
マナーを身につけることで少し自信は持てるようになったと思っていますが、毎回試練ですね。
気持ちを切り替えて不安を外に出さないように心がけています。

マナーは人のためではなく自分のためにある

谷澤明子 活動内容03
── どういった年齢層の方に教えているのですか?

マナーに興味を持っていらっしゃる年齢層は様々です。
先日、和食のマナーの講座をしましたが、30代〜50代の方が参加されました。
大学では、ビジネスマナーや秘書検定対策講座を教えています。
秘書検定は、社会人としての一般常識が全て含まれていますので就職活動を控えた学生が資格取得のため勉強しています。

── 普段の生活の所作からビジネスに関することまで、幅が広いんですね。

そうなんです。
マナーって堅苦しいイメージがあるかもしれませんが、普段の生活にもメリハリがつき、自分の中に一本線が通るというか、私自身の生活にも大変役に立っています。

── 今までの活動を経て、谷澤さんが手に入れられたものは何でしょうか。

ポジティブシンキングです。
マナーを学び始めたころの話ですが、「人に気を遣わせるのはマナーではない」と教わりました。
「間違えている人がいても、時と場合によってはその人に合わせるのがマナー」「人に恥をかかせたら、マナー知りのマナー知らず」だと言われました。

マナーは、自分のためにあるものだという話に大変共感して、心の持ちようが変わりました。
くよくよと悩まなくなり、色々な事に腹を立てる事も少なくなってきたように思います。

マナーを伝えてみんなを幸せに

谷澤明子 取材04

── 最後に、今後の「夢」についてお聞かせください。

生涯現役で働くことです。
女性の生涯学習を目的としたボランティア団体「コスモジャパン関西」の皆様との出会いが講師を目指すきっかけにもなりました。

「コスモスジャパン関西」は、カナダ在住の大河内南穂子先生主宰のボランティア団体です。
私が仕事を復帰する際に、大河内先生にコーチングを受けたことがきっかけとなり、関西グループに所属しました。何か人の役に立つボランティア活動をしかったんです。
何事も前向きに考える=ポジティブシンキングを教えてくださったのも大河内先生です。

代表に就任して3年目になりますが、まだまだ…毎回勉強です。
いつも温かく見守ってくださり、フォローいただいています。
皆様との出会いは、私の財産だと思っています。

谷澤明子 活動内容04

── 他に具体的に何か考えていらっしゃることはありますか?

将来的には子どもたちにもマナーを教えたいと思っています。
いじめなど根深い問題も耳にしますし、何か役に立てないかと。
マナーを伝えることで、沢山の方々が幸せな気持ちになるのが願いです。

── 谷澤明子さんにとって夢とは
谷澤明子さんにとって夢とは

撮影/松浦静香
取材・文/Sachie Kawamoto

この記事のシャイニスタ

谷澤 明子
大切なのは「一歩踏み出す勇気」だと思います。大きな一歩は必要ない、ほんの小さな一歩・・・踏み出せるか踏み出せないかで人生が大きく変わるように思います。
シャイニスタNo.039 谷澤明子
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