素敵空間コンシェルジュ・岡久美さんインタビュー

素敵空間コンシェルジュとしてテーブルコーディネート等のSNSでの発信を通じて、主婦だからこその時間の楽しみ方を伝えているシャイ二スタNo.038岡久美さん。 活動の原動力は、5人の子供の育児や主婦としての暮らしの中で培った想いにありました。
シャイニスタ
岡 久美
岡 久美 (おか くみ)
素敵空間コンシェルジュ
シャイニスタNo038 岡久美

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?

上の子が幼い頃、美味しい食事や子どもにとって良い環境を作るだけではダメなのかと、育児や母親としての在り方を考えることがありました。
いろいろ考えて、やはり今まで通り自分の育児をして、自分が持つ母親のイメージを大切にしていこうと吹っ切った後は、主婦としての自分の時間を以前より楽しめるようになったんですね。

そしてママ友との交流の中で、自分が主婦として楽しみながら行っていたテーブルコーディネートなどのおもてなしが、誰かの幸せな時間作りの力になれることに気づきました。

そこから、主婦はしんどいばかりじゃない、主婦である自分を楽しむ人を増やしたいと考えるようになったんです。

岡久美

楽しい時間を過ごすための演出のヒントを伝える!素敵空間コンシェルジュ・岡久美さん

岡久美 活動内容01

── 現在の活動内容について教えてください。

素敵空間コンシェルジュとして、主婦の方に向けて、家族や友達との時間や空間を楽しむための演出のヒントを提供する活動をしています。
この素敵空間コンシェルジュという肩書きは、自分で考えたオリジナルの肩書きなんです。
「教える」というより「伝えていく」ことが自分らしいと思い、「コンシェルジュ」と付けました。

活動としては、主に自宅で空間コーディネートとアイシングクッキー製作を併せて行う講習をしているのと、作ったお菓子の写真をSNSへ投稿して発信しています。

岡久美 活動内容02

あとは、あるお店のギフトカタログ撮影の空間作りにも関わっていて、どうすればオシャレに見えるかというご相談をいただいた際に、ラッピングなども含めたテーブルコーディネートを提案しているんです。

── 講習はどんな形で行っているのでしょうか。

自宅に来ていただく場合は1名から可能で、5名以上集まっていただければ出向いてのレクチャーも対応しています。
講習では、アイシングクッキーの製作過程で待ち時間があるので、その時間を使って空間コーディネートのレクチャーをしているんです。

クリスマスなどの時期には、イベントを開きたい施設の方から「ワークショップを開催しませんか」とお声がけをいただいて、開催することもありますね。

── 空間コーディネートの講習はどのような内容なのですか。

テーブルコーディネートも含めた料理やお菓子の見せ方をレクチャーしています。
普段の料理においても、単に出来た料理を皿に載せたものと盛りつけ方に気を配って載せたものでは、見た目も感じ方も違いますよね。

岡久美 活動内容03

テーブルの飾り方や盛りつけ方を工夫することによって、見て楽しむだけでなく、その飾りや盛り方をきっかけとして会話が増えて、みんなで過ごす時間自体が楽しくなる。
そういう楽しい時間や空間にするためにはどのような演出をすればよいか、そのヒントを提供しているんです。

参加者の方には、実践形式でお菓子の盛りつけや飾りも含めてテーブルコーディネートをしてもらいます。
その時に、私の方からは「こうしましょう」といった具体的なやり方は提示しません。
あくまでも「こんな飾り方もありますよ」という形での提案をします。

本格的なテーブルコーディネートというものではなく、日常生活を楽しむきっかけにしてもらいたいと思っているんですね。
だから100円均一のグッズを使うこともありますし、子育てや仕事で忙しいママでも普段の生活で再現できるような内容にしているんです。

主婦としての「自覚」が活動のきっかけ

岡久美 取材01

── 現在の活動を始める前は何をされていましたか?

結婚前は事務職の仕事をしていましたが、結婚してからは子どもが5人いることもあって専業主婦でした。
現在は、一番上の子どもは大学を卒業していて、末の子どもは小学生です。

── テーブルコーディネートや料理は以前から得意だったのでしょうか。

そうではないんです。
料理を始めたのは結婚してからですし、空間作りやデザインなども仕事での経験は一切ありませんでした。
子どもの頃から自分の部屋の模様替えや飾り付けをするのが好きだったことや、もともと人にサプライズすることが好きなことが、今していることに繋がっているかもしれません。

── それでは、活動を始めようと思われたきっかけを教えてください。

他のママたちにも主婦である自分の時間をもっと楽しんでほしいと思うようになり、その参考になればと、お菓子やテーブルコーディネートの写真をSNSへ投稿するようになったのが活動の始まりです。

そう思うようになったのは、まだ末の子が産まれておらず、4人の子どもを幼稚園に通わせていた頃の出来事がきっかけでした。

岡久美 取材02

年の近い子どもを4人連れて送迎していると、周囲の人から「一人ひとりに時間をかけて接してあげられないのは、子どもがかわいそう」と言われたことがあったんです。
そう言われて、育児や母親としての自分の在り方を考えさせられました。
美味しいお菓子やご飯、居心地の良い家庭環境を作るだけではダメだったのかなと。

けれど、やはり自分にはそういう環境を作ること以外はできないから、今まで通り自分の育児をしていこう、自分の中の母親のイメージを大切にしていこうと思ったんです。
そんな風に吹っ切れてからは、主婦としての自分の時間をより楽しめるようになりました。
この時の経験が今の活動に繋がっています。

もう一つは、上の子ども達が小さい頃によく友達の親子が遊びに来ていたのですが、その時のママ達の表情ですね。
その頃はすでにお菓子作りが趣味だったので、おもてなしとしてパンや焼き菓子などをよく作っていたんです。

オシャレにしたり格好よくしたり、そうやってコーディネートをしたテーブルにお菓子を飾ると、ママ達が喜んでくれたんですよね。
そういう風に人が喜んでくれることが嬉しくて、工夫することがとても楽しかったこともきっかけの一つになっていますね。

違う世界での気付きと友人との再会が転機に

岡久美 取材03

── 現在の活動を始めて、最初にぶつかった壁があれば教えてください。

出店販売のために借りていた友人のお店が閉店して、販売活動ができなくなったことです。
衛生管理の面から自宅で作ったものは販売できないので、それ以降は作ったその場で食べてもらうワークショップ形式に変更して、活動を続けることにしました。

── では、活動においての転機となった人との出会いや出来事はありますか。

一つは、TALEX_GIRLS(タレックス・ガールズ)という女性のためのサングラスをプロデュースする企画に参加したこと。
もう一つは、大学時代の友人と再会したことです。

TALEX_GIRLSの企画は、たまたまSNSで広告を見つけたことから始まりました。
以前からサングラスが好きだったのと、自分のセンスを広げるために違う世界を見るのもいいかなと思って応募してみたんです。
人前に出ることは苦手だったけれど、プロデュースだけだから大丈夫だろうと応募したら、主婦モデルとしても活動することになり、とても恥ずかしくて…。

けれど参加していたモデルの方の、「作品を見てもらうためにはどうしたらよいか」を考えるプロ意識に触れたことが自分を変えるきっかけになり、SNSへの投稿のやり方が変わりました。

岡久美 活動内容04

以前の投稿は、自己表現や自己開示が苦手だったこともあり、失敗作は見せられないと思って更新が不定期だったんですね。
でも、失敗したものも含めて自分の作品で、それもまた自分の一部分だと考えられるようになって、失敗作も含めて毎日投稿するようになりました。

── 大学時代の友人との再会はどのような転機になったのでしょうか。

兵庫県小野市で行われた女性向けのイベント「大人カワイイ女子フェスタ」に、アイシングクッキーの販売で参加したとき、大学時代の同級生と卒業後初めて再会しました。
彼女はグルーデコ講師として出店していて、それ以来2人で何かイベントができたらいいねという話をするようになったんです。
そのことがきっかけで人の輪が広がり、今では6人のメンバーが定期的に集まるようになりました。
みんなそれぞれ向上心がある方なので、他愛のない話の中からもよい刺激をもらっています。

── いろいろな活動をされている様子を見て、ご家族は何か話をされていますか。

夫も子どもも、楽しみながら好きなことをしている私を見守ってくれています。
高校生の娘はSNSの投稿写真を見て、「私はこれ食べてないな」などと言うこともありますね。
家族からすると、私の現在の活動は家事の延長という感じで、仕事という意識はないようです。

今度の「立ち位置」を模索中

岡久美 取材04

── これまでに最大の試練のようなものはありましたか?

今がそうですね。
起業して仕事として活動すべきなのか、主婦のまま活動を続けていくかを模索しているところです。

私の考える主婦は、いなければいけないから家にいるのではなく、家族と過ごす時間、家事をする時間自体を楽しんでいる人なんですね。
主婦も仕事の一つのジャンルとして楽しめるものだということを、広く発信したいんです。

ただ、起業するとなると自分の考えている主婦のイメージと違ってくるので、今は起業せずにSNSで発信を続けて、ワークショップの依頼があればその都度考えていこうかなと思っています。

── 活動をしていて、ご自身で何か変化を感じたことはありましたか?

これまでの生活の中で何気なくしてきたお菓子作りやテーブルコーディネートが、他のママたちにとって生活を楽しむ一つのヒントになると気づいたことですね。
SNSでは率直な反応が返ってくるので、活動する上での励みや参考になっています。

主婦としてのモデルケースになりたい

岡久美 取材05

── 今後の夢や、活動についての目標があれば教えてください。

自分の時間の全てを子育てや仕事に注ぎ込むのではなく、その中間点にある一つの選択肢としての主婦のモデルケースになれればと思っているんです。

主婦として行うことで報酬は貰えませんが、普段の家事においては少しの工夫次第で暮らしが楽になりますよね。
そういう主婦としての楽しみを見つける方法を発信することで、若いママやこれから主婦になる人に、「主婦は楽しめる仕事」なんだと気づいてもらえるヒントを伝えていきたいです。

そしていつか子どもたちが巣立った時に、精神的にも体力的にも余裕があれば、自宅のリビングを改装してママたちに空間作りを楽しめる場所を提供したいですね。

── 岡久美さんにとって夢とは
岡久美さんにとって夢とは

撮影/松浦静香

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シャイニスタNo038 岡久美
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