リース教室「Petite Riviere(プティットリヴィエール)」主宰・新田佐和子さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
それぞれの土地では、最初は様々な苦労がありましたが、良い経験であったと思います。
そして、子供が大きくなり故郷・神戸に根を下ろした事を契機に、新たなことにチャレンジしました。
自宅の庭造りに始まり、カルチャーセンターでの教室開講、ブログ開設など、積極的に活動したことで新たな出会いも広がりました。
大好きな物作りが仕事に!リース教室「Petite Riviere(プティットリヴィエール)」主宰・新田佐和子さん
── 新田さんの現在の活動内容を教えてください。
自宅にて、リース教室「Petite Riviere」を主宰しています。
季節ごとのリース作りや、グリーンを飾るワイヤー小物作りなど、ハンドメイドを楽しむ教室です。
他にも、カルチャーセンター講師として毎月一回のリース教室を担当しています。
それ以外のイベント活動としては、中学校や高校で開催される保護者向け講習会で、講師をさせていただいています。
── 幅広く活躍されているんですね。
リース作りを教える以外の活動も何かされているんですか?
ネットでハンドメイド作品を販売できるマーケットプレイスCreema(クリーマ)で、自分のリース作品を出品しています。
また、リースだけでなくアクセサリー作家としても活動していて、リース同様Creemaでの販売と、広島の知人が経営するアンティークショップでの委託販売をしています。
長野県への転勤が全ての始まり
── リース作りに目覚めたきっかけについて教えてください。
長野県上田市は自然に恵まれた環境でした。
リース作るのに適したつるや木の実、ドライフラワーになりやすいお花など、身近にいっぱいあったんです。
そして、長野で同じように花が好きな友人と一緒に園芸店やお花屋さんに通い、山へつるなどの材料を取りに行き、部屋に収まり切らないほどリースをたくさん作りました。
──その後、現在の活動を始めるきっかけは何かあったんでしょうか。
主人が東京勤務となり、千葉県流山市に住むことになったんですが、そこでもまた出会いがありました。
玄関のドアに作ったリースを飾っていたところ、同じマンションにたまたまリースを販売している方がいて、飾っていたリースを見て声をかけてくれたんです。
そして、「この先販売する事があれば、雑誌に載る方が肩書きが出来るし投稿してみたらどう?」というアドバイスをいただきました。
当時は販売することを考えていなかったので驚きましたが、せっかくなので挑戦してみようと思い投稿することに。
紙面に自分のリースが載った時は嬉しかったです。
また同時期に、娘の幼稚園のママ友から、自分用に作っていたアクセサリーなどを販売してみないかと声をかけてもらったんです。
地元の幼稚園ママ達の間では人気のあるイベントへの出品のお誘いでした。
そのイベントには十数人の作家さんが参加しており、オープンから行列ができるほどの人気で、自分の作品が売り切れたときは、本当に嬉しかったです。
── アクセサリー作家としての活動が最初のスタートだったんですね。
活動を始めて、最初にぶつかった壁があれば教えてください。
千葉に住み始めて6年たった頃、広島に引っ越すことになりました。
もう流山のイベントには出品できないと思っていたら、友人が引き続き作品を送ってくるよう手配してくれて、出品し続ける事が出来ました。
そして、活動を続けていたおかげで、広島でも新しい出会いに恵まれました。
友人の弟さんがヨーロッパ古着のお店を始めることになり、アクセサリーを置いてみないかとの声がかかったんです。
そうして、ヨーロッパ古着・アンティーク雑貨・ハンドメイドのお店「Charman(シャルマン)」で委託販売させて頂くことになりました。広島生活は1年という短い間でしたが、現在も作品を送らせていただいています。
── 活動を始めてから、新田さんにとって何か転機となる出来事はありましたか?
自分にとって、行く先々での出会いが全て転機になっていると思います。
様々な土地で生活できたことで、活動を後押ししてくれる素敵な友人に恵まれましたから。
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