フィットネスインストラクター・﨑元宏美さんインタビュー

フリーランスのフィットネスインストラクターとして活動し、コミュニティスペース「スマイルスペース」の運営も行っているシャイニスタNo.027の﨑元 宏美さん。 転居による意識の変化や、さまざまな出会いから繋がった現在の活動などについて伺いました。
シャイニスタ
宏美 﨑元
宏美 﨑元 (さきもと ひろみ)
フィットネスインストラクター
シャイニスタNo.027﨑元宏美

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?

主人の仕事の関係で名古屋から地元・神戸へ帰ることになったとき、スポーツクラブで積み上げたスキルをいかしてフリーランスとしてやっていこうと考えました。
どこかの所属インストラクターの場合、ある程度は決められた枠の中で指導することになります。
しかし私には、もっと多くの方に運動の楽しさを知ってもらいたい、もっと人に寄り添って健康を保つためのお手伝いがしたいとの想いがあったため、自らヨガ教室をはじめる決意をしました。

﨑元宏美

一人ひとりに寄り添って健康をサポート!フィットネスインストラクター・﨑元宏美さん

﨑元宏美 活動内容01

── 現在の活動内容について教えてください。

フリーランスのフィットネスインストラクターとして活動しています。
民間のスポーツクラブや公共施設・カルチャー教室などで、主にヨガ・エアロビクス・アクアビクスの出張指導を10か所以上で行っています。

また、「スマイルスペース」というコミュニティスペースを、2016年10月にオープンしました。

﨑元宏美 活動内容02
この場所はヨガ教室の生徒さんだったご夫婦が所有している施設だったんですが、「阪神大震災以降、ずっと使われていない場所がある」との話を伺って。
何か地域の方に喜ばれることで活動できればいいなとのことでしたので、コミュニティスペースとして使ったらどうかなと思い、私が管理・運営を始めることになりました。

「スマイルスペース」というのは、場所の名前でもあり、私自身の活動自体の名前でもあります。

﨑元宏美 活動内容03

── フリーランスになる前は、どこかにお勤めだったのでしょうか。

最初は尼崎市スポーツ振興事業団に就職しましたが、就職して二年目で結婚することになって、すぐに主人が転勤となり名古屋に引っ越したんです。

その後、名古屋ではスポーツクラブでフィットネスインストラクターとして働きはじめました。
スポーツクラブは夜11時までと勤務時間が長いこともあり、正社員になるには主婦にとってハードルが高いなと思い、最初はアルバイトとして入社しました。

働いていくうちに指導ができるところを評価してもらって、マネージャーから「契約社員という立場で働くのはどうですか?」という話をいただいたんです。
当時はアルバイトか正社員だけで契約社員という制度はなかったんですが、そのマネージャーの方も子育てしながら働く女性だったため、色々と話を聞いてくれて。

新たな制度を作ってくださったおかげで、途中から唯一の契約社員として働くことになりました。
そのスポーツクラブには9年ほど勤めていましたが、ちょうど二人目を妊娠中に、主人の仕事の関係で地元の神戸へ戻ることになったため、残念ではありましたが退職しました。

人脈も働く場所もゼロからのスタート

﨑元宏美 取材01
── 現在の活動を始められたきっかけについて教えてください。

子どもが二人いても仕事と家庭を両立したいとの思いがあったため、神戸に戻ってからは今まで積み上げてきたスキルを活かし、フリーランスとして頑張ろうと考えていました。

インストラクターとしてどこかに所属すると、ある程度の枠の中で指導をすることになります。
しかし自分としては、より多くの方に色々な分野や角度から幅広く運動の楽しさを知ってもらいたいとの想いがありました。
そして、もっともっと寄り添う形で、一人ひとりの健康を保つために、それぞれの状況に合わせた指導がしたいとの想いもありました。

このような気持ちから、自らヨガ教室をはじめることにしたんです。

﨑元宏美 活動内容04
── 活動を始められて最初にぶつかった壁は何ですか。

自分が長年働いて勉強した場所は、名古屋でした。
名古屋には9年間もいたので、人とのつながりもそこにあったんですね。
そんな中、神戸に帰ってきて「フリーランスとしてやっていく!」と思ったところで、人脈も働く場所もゼロの状態。
ヨガ教室を開いたとしても、誰が来てくれるんだろうと不安もありました。
﨑元宏美 取材02
保育所には子どもを預けられず自分自身の身体もまだ準備できていなかったのですが、まず何かをしたい気持ちはあったので、下の子を産んで半年後くらいからベビーカーを押して、教室を開く場所を探し始めたんです。
そして、自宅からすぐ通える場所にカルチャー施設を見つけて、家族の協力を得ながらヨガ教室を開くことになったんですが、体験教室に来てくれたのは一人だけ。
実績も認知度もない中でのこのスタートに、不安が募りましたね。

偶然の出会いから始まった「チャレンジド・ヨガ」

﨑元宏美 取材03
── 現在の活動をする中で、転機となった出会いや出来事はありますか。

たくさんあって絞り切れないのですが…。
会社と掛け合ってアルバイト主婦だった私を社員として働かせてくれた、名古屋のスポーツクラブのマネージャーとの出会いはやはり大きかったですね。
その他にも、「関西にある知人のスポーツクラブに紹介しておいたよ」と言ってくれた名古屋時代の上司や、神戸で最初にヨガ教室を開いたカルチャー施設の方との出会いも転機でした。
さまざまな方が、私のことを気にしてくださったおかげで、少しずつ仕事が増えていきました。
﨑元宏美 活動内容05
それから現在力を入れている活動で、「チャレンジド・ヨガ~視覚障がい者のためのヨガクラス」の教室があるのですが、これを始めるきっかけとなった出来事も大きな転機といえますね。
神戸視力障害センター近くのカルチャー教室でヨガを指導していた時、歩行訓練中のセンター職員(歩行訓練士)の方が、私のヨガ教室のチラシ内のプロフィールに「障がい者スポーツ指導員資格」があることを発見していただき、視力障害センターに通われている方に向けてヨガを教えてくださいとの話をいただきました。

﨑元宏美 活動内容06

そしてセンターに通われている方にヨガ指導を始めたのですが、訓練の期間が終わってしまったらセンターに通うことができない決まりがあるため、最長期間の6ヶ月を過ぎると、もうヨガ指導を受けられなくなるんです。
このことからずっと、「あの人は元気にしているのかな。もっと一緒にヨガをしたかったな」と考えるようになり、もやもやした気持ちを抱えていました。

そんなタイミングで、ちょうどチャレンジド・ヨガの教室から声をかけてもらったんです。

── 今までも数々の転機があったかと思いますが、これはすごいタイミングですね。

そうですね。
もともと自分の中で、下の子が小学校に上がるまでは家庭に支障のないくらいの仕事量でと思っていたのですが、ちょうど子どもが一年生になるタイミングだったこともあり、私自身もチャレンジできる時でした。
本当にいろんなタイミングでいろんなことが起きて、何か一つでも欠けていたら今がなかったかもしれません。

さまざまな経験を経て手に入れた勇気

﨑元宏美 取材04
── 現在に至るまでの最大の試練は何でしたか?

二人目は切迫早産と言われたため、ずっと寝ていなければいけない時期が3ヶ月ほどありました。
動けないと体力も落ちますが、気力が一番落ちてしまって、「ずっとベッドに横になって、何をしているんだろう。元の身体や体力に戻れるのかな」と、すごく不安になりましたね。

そこで、身体が動かないなら何かしなきゃという感じで、妊娠期間中に健康運動指導士の資格を取るために勉強をしました。

── 現在の活動をはじめたことで、新たに手に入れたものや自身の変化はありますか?

飛び込む勇気は、どんどん出てきています。
「子どもが小さいからできない」ではなくて、自分自身が「今だ!」というタイミングが、やるタイミング。
自信のあるなしよりも一歩進んでみる勇気のあるなしが大事で、悩んだら「やる!」と思うようになりました。
﨑元宏美 活動内容07
あとは、活動に子どもを巻き込んでもいいと思ってきているところもありますね。
例えばチャレンジド・ヨガに子どもを連れていって、目が見えない方をトイレに連れていってもらったり、更衣室への手引きをさせたりと、サポーター役をさせたことがあります。

﨑元宏美 活動内容08
それは決してマイナスではないし、子どもを巻き込んでも私が真剣であればいいんじゃないかなと、楽に考えるようになりました。
最近はいろんな人を味方に付ける、巻き込むところがあるかもしれませんが、うれしいことに主人や子どもも応援してくれています。

社会に少しでも役立つ自分でありたい

﨑元宏美 取材05
── 最後に、﨑元さんの今後の夢や目標を教えてください。

「スマイルスペース」という場所をやろうとしたとき、建物の1階にもともとデイサービスセンターがあって、すごくいいなと思っていたんです。
ターゲットを絞らずにいろんな年齢層に合わせた運動を幅広く提供して、家族三世代を繋ぐことができたら、これからの日本の社会のためにもいいかなと考えています。

そして大きな部分でいうと、社会と繋がることをしていきたいですね。
高齢化社会で役立つことや、子育て世代に喜ばれることを提供できればとも思っています。

体力があり元気なら健康というわけではなく、目に見えなくても心身が健康でない方もいます。
そういった社会が抱えている問題に、私がちょっとでも役立てばと考えています。

── 﨑元宏美さんとって夢とは
﨑元宏美さんにとって夢とは

撮影/松浦静香

この記事のシャイニスタ

宏美 﨑元
フィットネスインストラクター
宏美 﨑元 (さきもと ひろみ)
今ご自身が心からウキウキ♡ワクワクできることで、やろうかな?できるかな?いつかやりたいな~!!て思っていることがもしあるならば、それ、やりましょう!!応援します(^^♪
シャイニスタNo.027﨑元宏美
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