NPO法人ママの働き方応援隊代表/合田三奈子さんインタビュー

「NPO法人ママの働き方応援隊」とレンタルコミュニティスペース「r3(アールサン)」の両代表を務める、シャイニスタNo.016の合田 三奈子さん。 4人の子どもの子育てと仕事を楽しく両立する、合田さんの「子どもがいるからできる仕事」に注目です。
シャイニスタ
合田 三奈子<なっち>
合田 三奈子<なっち> (ごうだ みなこ)
NPO法人ママの働き方応援隊代表
シャイニスタNo016 合田三奈子

すべてのきっかけは「出会い」から

合田三奈子 活動内容02
── 現在の2つの活動を始められたきっかけを教えてください。

「NPO法人ママの働き方応援隊」の方は、3人目の子どもが3ヶ月の時に手配りのチラシを受け取ったことがきっかけです。
その時に初めてこの活動を知り、説明会に参加してみたところ、これだったら子どもを産んでからも赤ちゃんと一緒にいながら活動できるし、社会と繋がることができると思いました。

実際に活動を始めてみたら、とても楽しくて。
人と繋がると子育ても孤独ではなくなるし、知らない人とも接点を持つことで、「〇〇のママ」と呼ばれるような子どもが中心の関係ではなくなっていきました。
合田 三奈子という一人の人間として認めてもらえることが嬉しかったし、社会とまた繋がることで自信を持ちました。

── 合田さん自身も、実際にお子さんと一緒に授業をされたんですか?

はい。初めて授業をさせてもらったのは、3番目の子どもが生後3ヶ月のとき。
ちょうどこのプロジェクトをスタートしようとしていた時だったので、テスト的に教育機関や高齢者施設に伺いました。
合田三奈子 活動内容03
この活動を始めて今年で6年目になりますが、今は団体の代表をしていることもあり、あまり現場には行けていないのが残念です。
けれども、去年5月に4人目の子どもが生まれたので、その子を連れて、自分の子どもたちが通っている小学校へ授業に行かせてもらいました。

── 「r3」を始めたきっかけは、何だったんですか?

今から11年前の話になりますが、r3の近くの六間道5丁目商店街で、NPOの子育て支援をしている事務所のオープン日にたまたま通りかかり、その活動を知って携わるようになりました。
それから年月を重ね、代表の方に「ここで何かやってみない?」と言われ、実験的に金曜日だけ親子カフェをすることに。
すると、高齢化している地域のはずなのに、ベビーカーを押したママたちが集まってきたんです。

その後も子ども連れのママたちが途切れることはなく、代表に「毎日やったら?」と勧められて、一年後には毎日活動することになりました。
「wina(ワイナ)の森」と名付けたその場所は、今の場所の3分の1程度の広さで、キッチンとピアノとテーブルがある、小さな規模のレンタルスペース。
朝はヨガ、昼はランチ、夕方はピアノ教室として利用されていたので、時間ごとのテーブル移動などが大変でしたね。

しかし、その場所は子どもの学区外だったため、できれば学区内の地域で活動したいと思って、活動拠点をを今の場所へと移しました

壁を乗り越えた先にあったものと数々の転機

合田三奈子 取材03
── 活動を始めて、これまでに壁を感じた出来事はありましたか。

基本的に、乗り越えられない壁は現れないと思っています。
「wina(ワイナ)の森」を始めたときも、賃貸で物件を借りてうまく経営していけるのかというプレッシャーのようなものはありました。
でも、その不安を乗り越えたので、逆に規模が大きくなった現在の場所をオープンさせるときは、不安はゼロでした。

「NPO法人ママの働き方応援隊」の方は、ビジネスモデル的にポジションがあり、そのポジションが上がる度に不安はありましたが、やってみたらできたという感じで、次のステップへと自然に進んでいきました。
なので、試練と感じたことはありませんでしたね。

── この活動を始めて、転機となった人との出会いはありますか。

大きな転機となった出来事は3つあります。
1つ目の転機は、夫と結婚したこと。それまでの私は、寝ることや食べることも忘れて24時間働けるくらい集中してしまうタイプだったんです。
しかし、結婚して子どもを産んだら、自然と規則正しい生活が求められ、さらにその上で仕事ができるようになったのは大きな出来事でした。

2つ目は、子どもを預けなくても働ける仕事があると気づかせてくれた、フィットネスインストラクターの方との出会い。
そして3つ目は、NPO法人ママの働き方応援隊のチラシを手配りしていた、前理事長との出会いです。このチラシを受け取っていなければ、今の自分はありませんから。

── 今までの出会いのみならず、「r3」を運営されている中でもたくさんの転機となる出会いがありそうですね。

そうですね。ある時から、「一瞬の出会いからしか、事は動いていない」と気づいたんです。
というのは、オープンしたばかりのr3で、高齢者住宅を運営している社長さんとの出会いがあったからです。
合田三奈子 取材04
ちょうどその頃、私の80代の母親がアルツハイマーになり、徘徊が始まる少し前だったんですが、子育てしながら介護をしていました。
その社長さんに自分のことを話をしたとき、「それなら、お母さんたちの面倒を見てあげるよ」と言ってくれたんです。
この言葉をきっかけにするすると事が動き、両親は今、彼が経営する「はっぴーの家ろっけん」で暮らしています。
しかも、r3のすぐ近くにある場所なんですよ。

自分の利益のためではなく、人のために一生懸命目の前のことをやっていたら、人を引き寄せるというか。
無理矢理何かをお願いしたわけではなく、そういった出会いがあって、自然の流れに身をまかせていたら誰かが助けてくれて、良い方向に動いたなと強く感じた出来事でした。

人と繋がることで無限に広がる夢

合田三奈子 取材05
── 現在の活動をしていることによって、合田さんの中でが変わったことはありますか。

昔は、人と繋がることを苦痛に感じる時期があったんです。
あんなに人と繋がることがしんどいと感じていたこともあったのに、今はこうして人に特化した仕事をしているのが自分でも不思議ですね。

以前と変わったことは、誰とつながるかの判断基準を自分の中でしっかり持つようになったこと。
それと、いろいろな価値観を受け入れられるようになったことです。
今までは自分の価値観と違うと受けいれられなかったものも、今は何でも受け入れられるキャパシティを手に入れましたね。

今となっては、人を繋げることが使命なのかなと思って楽しんでいます。

── 最後に、今後の夢や目標を聞かせてください。

昔はいろいろと夢があったんですが、その夢は形が違ってもすべて叶ったので、これからは出会った中でやりたいことを見つけていければと思います。

ひとつ挙げるとするならば、固定の家を持たずに、家族でいろいろな場所に移り住みたいという夢があります。
決まった場所に一生住むのではなく、移り住んだ場所で人と人を繋ぐ今の仕事をして、どんどん開拓していけたら楽しいだろうなと思うんです。
今までここでやってきたように、人との繋がりで、暮らしや仕事、学びができるのかを、別の場所でもぜひ試してみたいですね。

── 合田三奈子さんにとって夢とは
合田三奈子さんにとって夢とは

撮影/松浦静香

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合田 三奈子<なっち>
NPO法人ママの働き方応援隊代表
合田 三奈子<なっち> (ごうだ みなこ)
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シャイニスタNo016 合田三奈子
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