『口もと美人術』トレーナー/歯科衛生士・堀池りささんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
しかし、表面的な部分ではなく、根本的な部分から変えられることはないかと考え、模索する日々が半年ほど続きました。
そして自分の人生を振り返った時、他界した2人の姉妹から教えられた「笑顔」の大切さを思い出し、現在の活動をする考えに辿り着きました。
女性を本質から変える「笑顔」の創出者!「口もと美人術」トレーナー・堀池りささん
── 現在の活動内容について教えてください。
オリジナルのメソッド「口もと美人術」のトレーナーとして活動しています。
口の中の生活習慣癖により、顔が歪んでしまったり大きくなってしまったりするんですが、21年間の歯科衛生士経験から、口の中を見ればその根本的な原因を見極めることが出来るようになりました。
口もと美人術ではそのキャリアを活かし、お客様の口の中を拝見して生活習慣癖があればお伝えしています。
さらに、筋肉の硬直や歪みを取り除くために、医療現場でも実際に使われている表情筋トレーニングの理論を取り入れた、笑顔のトレーニングを行っています。
具体的なトレーニングだけでなく、口もとが与える印象の話などを織り交ぜながらのセッションです。
── 堀池さんのセッションは、どのような形式で受けられるのでしょうか?
主に個人セッションとグループセッションを行っています。
グループセッションの場合、初回は口もとに特化した講義を行い、2回目以降はそれぞれの悩みや状態に特化した個人セッションへと移行。
「眉間のシワが気になる」「目の下のたるみが気になる」など、個人的に気になる部分や悩みに合ったトレーニングをそれぞれの方用に作成し、提案させてもらっています。
本当は直接会うのが一番なんですが、遠方の方の場合は、希望があればスカイプなどを活用したセッションも対応しています。
その他、オファーがあれば県内外でのセミナーも行いますし、ランチ会の主催もしています。
毎回テーマを決めて行うランチ会は人気のセッションなんですが、もっと高みを目指せるように内容は見直し続けていますね。
歯科衛生士として目にした「女性の変化」がきっかけ
── 現在の活動を始めたきっかけについて、教えてください。
現在も歯科衛生士として働いているんですが、歯周病治療など口の中の掃除をして歯が綺麗になると、性格や服装、声のトーンまで変化する女性を見て、もっと自分がお手伝いできることはないかと考えはじめました。
女性は外見が綺麗になると、自分に自信が持てるようになり、考え方が前向きになってさらに輝けるんです。
だから、歯科衛生士とは違うアプローチの仕方で、女性をもっと綺麗にしたいという思いから、エステやアロマのインストラクターの資格を取得したんです。
その後、エステやアロマのインストラクターとしても楽しく働いていたんですが、何かが違う気がし始めて。
表面的なことではなく、内面から根本的に変えられる何かがないかと模索するようになりました。
── そこからどのように現在の活動に繋がったのですか?
当時の私は、女性をより美しくしたいという漠然とし考えはあっても、それをどう活動に結びつければいいか、自分に何ができるのかを明確に導き出せず、よく明け方まで夫に相談していましたね。
悩みを抱えたままの日々は半年ほど続きましたが、夫が「できると思うよ」と肯定してくれたことが支えになりました。
そして、やっと辿り着いた答えが「笑顔」だったんです。
── 悩まれた日々があったんですね。「笑顔」に辿り着いた経緯についても教えていただけますか?
実は私がこの活動を始める根底には、大切な2人の家族の死が関係しています。
一人は20代で他界した実姉、もう一人は30代の時に3年間の闘病生活の後、残念ながら癌で他界してしまった義理の妹です。
義理の妹は、辛い闘病生活を過ごしながらも笑顔を絶やさず、「笑顔はとても大事なんだよ」とよく言っていて。その笑顔に、私自身も随分助けられました。
私たち家族が大切な家族の死を乗り越えられた背景には笑顔があったことを思い出し、女性を笑顔にすることで綺麗にしたいと考えるようになったんです。
そして笑顔は、口の中の筋肉と密接な関係にあり、筋肉を鍛えることが大切だと知りました。
「これまでの経験が活かせるし、自分にしか出来ない仕事はこれかもしれない」と思い、笑顔や表情筋のトレーニングを行う、現在の活動を始めたんです。
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