高柳なえかさん シャイニスタNo.006

シャイニスタNo.006の高柳なえかさんは、子ども英語教育のプロとして多方面で活躍中。 「英語を習いたい」「英語を教えたい」と願う、多くの人々の夢を実現させています。 通常なら壁と思いがちなこともポジティブに乗り越える考え方にも注目です!
シャイニスタ
高柳なえか
高柳なえか
SeedLingEnglish代表
シャイニスタNo.006 高柳なえか

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?

カナダの保育園で働いていた時、日本人の子供があっという間に英語を習得したのを目の当たりにし、私が今まで受けてきた英語教育は何だったんだろうと思ったんです。
「これは、私に日本の英語教育を変えろと言っているんだ!」という、大きな勘違いをしたことが始まりでした。

高柳なえか

日本の英語教育の革命児!高柳なえかさんの多彩な活動

高柳なえか 活動内容03

──現在の活動内容について教えていただけますか?

英語の文字と音の関係を「フォニックス」というのですが、フォニックスを多感覚のアプローチから学ぶ、イギリスの「ジョリーフォニックス」という教材を用いた英語教育をしています。
その教材の輸入・販売もしていて、ママが子どもに自宅で教えるためのプログラム作成もしています。

また、ジョリーフォニックスを用いた子ども英語教室「シードリングイングリッシュスクール」を運営。
大阪の寝屋川教室を本部教室とし、住道・朝潮橋・中之島の関西エリアに4教室を構えています。
そして、保育園での英語教育のためのカリキュラム導入事業もしています。

高柳なえか 活動内容01

さらに、ママを応援するための活動にも注力中。
育児と仕事を両立するママの勉強やリフレッシュの場を提供する「子育てママの応援ぷらっとホーム」の理事、個人の子ども英語教室の先生を集めて勉強やイベントをする「日本こども英語講師協会」の活動、英語を使う仕事を希望する主婦のための講師養成をしています。

──英語教育に関して、多方面で活躍中ですね。
高柳さん自身は、いつから英語に触れていたのでしょうか?

私が3歳の頃から、母が年に一回は海外旅行に連れて行ってくれていたんです。なので、幼い頃から海外との壁を感じることはありませんでした。
あまり英語が話せなかった時期でも、海外の人の輪に入っていったので、強行突破みたいな習得法ですね。

そして一番大きかったのは、高校2年生の時に母親が再婚した相手がイギリス人だったこと。
さらにその相手が日本語を一切話せない人だったので、家庭内が日本語禁止になったんです。
最初は、ちょっとした連絡も英語で伝えなければならないことが恥ずかしかったんですが、今思うとすごくいい環境に入ったなと感じています。

ある日本人少年の「成長」がきっかけに

高柳なえか 取材03

──「英語教育」に関する活動を始めたきっかけについて教えてください。

飛行機の離着陸が好きだったので、キャビンアテンダントになりたいと思っていたんです。
しかし、身長制限の問題で日本の航空会社では入社できるところはなく、唯一身長制限をクリアできる航空会社がエア・カナダでした。
どうしても夢を叶えたくて、日本で留学資金を貯めた後、カナダの語学学校に入学しました。

ところがカナダでの生活資金が底をつき、働かなくてはならない状況に…。
子どもが好きだったこともあり、通学路の途中にある保育園に「働かせてほしい」と直談判しに行ったんです。
当然ながら断られたものの諦めきれず、それからしばらく毎日通いつめた結果、晴れてそこで働かせてもらえるようになりました。

──すごい行動力ですね。

最後は、保育園のボスに「もう、しょうがないな」と言われ、何とか入れてもらいましたね。

そしてある日、その保育園に神戸からの親子留学で3歳の日本人の男の子が入ってきました。
最初は英語が話せずに苦労していたのですが、3カ月後には普通にコミュニケーションを取れるようになったんです。
その光景を見て、私が今まで受けてきた英語教育の苦労は何だったんだろうと大きな衝撃を受けました。

この出来事をきっかけに、自分自身の夢についてかなり悩みました。
そして、私はここで日本の英語教育を築いて変えることができる、それはすごく大きなことだという考えにたどり着きました。

まずは日本の現状を知るため、一度日本に帰国することに。
それから日本のインターナショナル保育園で働きながら、子ども英語講師の専門学校に通い始めました。

結婚を機に保育園を退職することになったタイミングで、通っていた専門学校から講師として働いて欲しいとの打診をもらい、そこから英語講師を育てる側の立場になりました。
しかし、1人目が生まれたときに仕事を辞めました。

出産後の活動再開と開校

高柳なえか 活動内容04

──出産後、再び活動をはじめようと思ったのはなぜですか?

生後半年ぐらいに「仕事のブランクを作ったら駄目だ」と思い、小さなものでいいからと、自宅でサークルを始めることになったんです。
私には4人の子どもがいるのですが、2人目が生まれたころにその活動が口コミで広がり、他の地域からも声がかかるようになり、参加のキャンセル待ちが出るようになりました。
ここで欲を出して活動範囲を広げると、家庭との両立ができなくなると考え、それからも出来る範囲での運営を続けていきました。

──そこから現在のように活動範囲を広げたきっかけは何だったのでしょうか?

ある日、コンビニでアルバイトをしているという主婦の方に、「英語を使う仕事がしたいんです」と言われたんです。
英語を習得するためにはかなりの投資をするのに、その能力が給与にいかされていないというのはおかしなことだなと考えるようになりました。

その時、結婚前に講師を育てる仕事をしていたことを思い出し、「私には、講師養成もできる」と気付きました。
そこから講師養成の事業計画を練り始め、英語が話せる主婦向けのオリジナルの講師養成教室を開校。
4人目の子供が保育園に入ったころには、「シードリングイングリッシュスクール」を立ち上げ、講師養成に通ってくれていた方の中から先生を選び、オープンさせました。

──「シードリングイングリッシュスクール」は、どのようなコンセプトで運営されているのか教えてください。

「プラスアルファで英語ができる」というコンセプトです。
街のそろばん教室のような感覚で、気軽に英語教室に通ってほしいと思っています。
教育格差も解消したいと考えているので、市場価格の半分程度でしっかりした英語教育を提供しています。

高柳なえか 活動内容02

──子どもの意思で入ってくる方が多いのでしょうか?

お母さんが通わせたくても、子どもの意思を尊重してくださいと最初の説明で話しています。
子どもが嫌がっているのに通わせないでほしいと。
なので、チアダンスをしている子どもが世界大会に行くために英語を話したいとか、水泳をしている子どもが日本代表を目指すために英語を学びたいなど、自らの目標をもって通う子どももいます。
この方針に共感してくれた家庭の子どもが通ってくれているので、保護者様方との関係がとても良好です。

壁を軽やかに飛び越える「超プラス思考」

高柳なえか 取材01

──英語教育にまつわるさまざまな仕事をされる中で、壁のようなものもあったのでしょうか。

私が鈍感で気付いていないだけかもしれないのですが、壁を感じたことがないんです。
根っからのプラス思考なので、多分マイナスなことが来ても、「あ、ここをこう変えろということなんだな」で、結構片付いてしまっているのかもしれません。
常々思うことが「なんで、できないんだろう」と思った時点でマイナスなのではないかと。
そうではなくて、「どうやったらできるだろう」の考え方にすり替えられたら、できる方法を探すようになるんです。

先生が急に辞めてしまったり、本部の会議にも参加していて重要事項を知っている先生が、知らない間に教室を立ち上げていたりなどの出来事はありました。
その時も、素直に応援しようと、そういう流れなのだと思えました。
誰かが去ったということは、新しい人がきっと来る、待っていようと思うのです。

「ジョリーフォニックス」との出会いが転機

高柳なえか 取材05

──この仕事をはじめてから、転機となった出来事はなんでしょうか?

やっぱりジョリーフォニックスに出会ったことが、大きな転機でした。
フォニックスは、英語の文字と音との関係のことですが、当時は日本にこれはいい!と心から感じる教え方がありませんでした。
そこで、世界中のフォニックスの英語教材を細かく調べ上げた結果、一番優れた教材と思ったのが、イギリスのジョリーフォニックスだったのです。
試しにその教材を取り寄せ、自分の子どもにしてみたらすごく興味を持ち、半年で英語を読む様になったんです。

そして、教材の教え方を学ぶために専門のオンラインカレッジを受講。
英語だけで6つの論文を書かなくてはいけなかったので、毎日徹夜するほど必死で学び、取得しました。
これは素晴らしい内容だ、私たちの教室でぜひ教えたいと強く思って、日本でも広めていきたいと思うようになりました。

──そこからどのような経緯で、ジョリーフォニックスを広める活動を進めたのかを教えてください。

その教材の会社の創始者の方(以下:クリス)と連絡をとり、どうしても日本で教えたいと熱い気持ちを伝えました。
本来なら私がその会社まで行くべきなのですが、4人の子育て中で当時は一番下の子どもが3ヶ月だったため、日本に来てほしいと説明したんです。
その代わり、私が50人の教育関係者を集めますと。
当時は一主婦だったので当てなどなかったのですが、「来てくれるメリットを与えないと」と思ったので。

高柳なえか 取材04

結局、クリスは日本に来てくれることになり、当日は60人が集まったのですが、実はどうやって集めたかの記憶が全くないんです。それほど必死だったんでしょうね。
そうして無事に、その企業でのディストリビューター権(販売代理店の権利)を取得しました。

今、日本で販売代理店をしているところは2~3社ほどしかなかったと思いますが、この教育方法はどんどん広がっていっています。
2017年には、東京書籍から日本語版が出ました。
ジョリーフォニックスでフォニックスを学んだ子どもたちは、発音がすごくよくなり、リスニング力も上がりました。

ワールドワイドな夢と目標

高柳なえか 取材02

──今の活動を通して、新たに手に入れたものや大きく変わったことはありますか?

「人とのつながり」ですね。
周りにいる人がどんどん変わっていき、自然と会社経営者と知り合うことが多くなりました。
上手くいっている会社の経営者は、人柄も素晴らしい人がたくさんいますので、いつも勉強させて頂いてます。

──今後の夢や目標を教えてください。

仕事では、英語教育だけに縛られず、多様な教育や考え方を受け入れられる人が増えてくれたらいいなと思っています。
それを柔らかく伝えられるのって、やっぱり主婦の立場である私なのかなって感じているんですね。
主婦の立場からする、「経営者」というだけで一線を引いてしまうところがあると思うので。
私には主婦の顔もあるため、この立場だからこそ伝えられることが増えていけばいいですね。
あと、一人でも多くの子供達に『英語=楽しい』という事をいろんな方法で伝えていきたいです。

──個人的な夢や目標はありますか?

個人的には、フィリピンの永住権を取りたいと思っているんです。
フィリピンの方たちは人が良く、みんなすぐに仲間になれるのがいいですね。
それとフィリピンの子どもは、標準でタガログ語と英語をしゃべれるんです。
小学校では先生は英語で授業をしますし、子どもの教育環境としても魅力的だと思っています。

また、旅行や親子留学に行きたいと思っても、一歩踏み出せない人って結構多いと思うんです。
そんな人たちのために、自分でできる渡航方法を教え、みんながいつでも遊びに来られるような場所を作れたらとも考えています。
もっとみんなに異文化を楽しんでもらえるようなことができたらうれしいですね。

─高柳なえかさんにとっての『夢』とは
高柳なえかさんにとっての夢とは

この記事のシャイニスタ

高柳なえか
SeedLingEnglish代表
高柳なえか
今はとても充実していますが、これは小さい「やる」の選択の積み重ねだなぁと感じています。毎日忙しいとは思いますが、自分の人生を大切にした方がうまくいくと感じています。
シャイニスタNo.006 高柳なえか
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