一般社団法人神戸親子遊び推進協会代表理事・西原亜希子さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
教育面でもメリットが多く、家族のコミュニケーションにも役立つ「こどもお料理教室」で、たくさんの親子の役に立ちたいと思いました。
キッチンで親子の絆を!西原亜希子さんが築く新しい教育スタイル
新しい教育の形をキッチンから伝え、親子の絆づくりにも役立つ「こどもお料理教室」と、その講師養成講座を運営する、一般社団法人「神戸親子遊び推進協会」。
2015年にこの協会を立ち上げ、代表理事を務める西原亜希子さんに、子ども向けの料理教室を始めたいきさつや、転機となる出会い、活動によるご自身の変化などについてうかがいました。
子どもが料理を学ぶ意義について、「学習面」「生きていく力」「親子関係」など、多彩な側面からのお話も必見です。
活動のきっかけは「幸せな体験」
── まず「こどもお料理教室」を運営している「神戸親子遊び推進協会」について、教えていただけますか?
「神戸親子遊び推進協会」は、私が代表理事を務めている一般社団法人です。
親子料理の魅力を伝えたいとの思いから、2015年に立ち上げました。
当協会では、関西を中心とする「とことここどもお料理教室」と、その講師をめざす「講師養成講座」の運営をしています。
── 「こどもお料理教室」を始められたきっかけについて教えてください。
私、けっこう教育ママだったんです。
双子の娘が0歳くらいの時から、自分で考えた脳トレ遊びで教育をしていました。
それを知ったママ友から「うちの子にもしてほしい」と言われたことをきっかけに、子どもが3歳の時、「脳トレ遊び教室」を始めました。
しかし、それまでは普通の専業主婦だったので、教室を始めたことで、わが子と遊ぶ時間が激減。
子どもの寝顔を見ながら、「ごめんね。ママ、明日はちゃんと遊んであげるからね」と、毎晩泣いていました。
だけど結局、また次の日も子どもと遊ぶ時間をつくれないということを、ずっと繰り返していました。
そんなある日、子どもがごはん作りを「お手伝いしたい」と言ってきたんです。
いつもは断っていたけれど、ちょっとやらせてみようかなと思い、初めて子どもと台所に並んで料理したところ、すごく幸せで…。
テレビも携帯も抜きで、親子3人がしっかりと向き合っているという実感がありました。
その後も親子クッキングの日々を続けたところ、いつのまにか子どもがお料理上手になり、本当の戦力になったんです。
そこで友達に、「親子クッキング、すごくいいよ。あっという間に子どもが料理上手になったわ」と言ったら、「3、4歳の子どもと料理なんて絶対できない」という反応。
「じゃあ、私が教室をして子どもたちの腕を上げたら、ママたちは助かるんじゃないかな」と思ったのが、「こどもお料理教室」を始めたきっかけです。
この記事のシャイニスタ

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