ミポリンダイエット協会代表・今藤美穂さんインタビュー

なぜ、あなたは輝きはじめたのですか?
そして、「今の私、なにやってるんだろう」と思ったことから、45歳での夢探しがはじまりました。
ママを応援!今藤美穂さんの2つの活動と夢の見つけ方
ダイエット教室「ミポリンダイエット協会」と、NPO法人「神戸ママキラ子育て応援パーク」、2つの活動をされている今藤美穂さん。
どちらの活動も「ママを応援」するという共通テーマをもち、関りをもったかたちで活動を広げています。
これらの活動を始めたきっかけや、最大の壁だったという家庭生活との両立などについてうかがいました。
── 現在、どんなかたちで活動をされているのですか?
ダイエット教室「ミポリンダイエット協会」とNPO法人「神戸ママキラ子育て応援パーク」、それぞれの代表を務めています。
ミポリンダイエットは2011年に神戸で始めた、ママ向けの「ボディシェイプ&ストレッチ教室」を前身とするダイエット教室です。
ミニトランポリンとストレッチポールを組み合わせた、独自メソッドがベースになっています。
もう一つの活動、NPO法人「神戸ママキラ子育て応援パーク」は、2014年に設立しました。
ママの得意を生かした起業のサポートを行ったり、子ども連れのママが交流できる場を作ったりする活動をしています。
45歳でスタートした「夢探し」
── 「ボディシェイプ&ストレッチ教室」を始める前は、どんなライフスタイルだったのでしょう?
それまでは、子どもが幼稚園に行っている間にランチに行ったり、週3日パートで働いたりという生活でした。
── 教室を始めたきっかけについて教えてください。
私が45歳の時、タレントの清水国明さんの講演会に参加したことが、人生の大きな転機となりました。
最も衝撃を受けたのは、ご本人が60歳でお子さんが2歳だということ。
それを聞いて、「何歳からでも何だってできる」と刺激を受けたのと同時に、「今の私、なにやってるんだろう」と思ったんです。
「今の私は20歳の自分から見て、本当になりたかった自分なの?」と自問自答したんです。
答えは「ノー」。
「じゃあ何がしたいの?」というところから、夢探しが始まりました。
エアロビクスのインストラクターをしていた経験が生かせる仕事で、まだ小さい子どものために時間の自由がきく自営が良いと考え、まず始めたのはママ友の家でのエクササイズレッスン。
1時間500円のワンコインレッスンに、たくさんのママ友が喜んで参加してくれました。
でも、これは本格的な仕事の準備段階。
半年後、いざ本番に移ろうと新たに会場を借り、料金を1000円に設定したところ、誰も来てくれませんでした。
これが最初の挫折でしたね。
── でも、あきらめなかった?
はい。そこから2000枚のチラシを手撒きしたら、2か月ほどで100人のメンバーさんが集まったんです。
2か所の教室で、週1回ずつのレッスンがスタートしました。
そして順調なまま半年が経った頃、メンバーさんにお礼をしようと、感謝祭の開催を企画。
実はこれが、NPO法人「神戸ママキラ子育て応援パーク」の前身、「ママキラフェスタ」というイベントです。
── ママ向けを意識したイベントなんですね。
以前からの親友で、今は仕事のパートナーでもある西原亜希子さんも、ちょうど同じ時期に子ども向けの教室を始めていたので、その親も対象にして、共同で感謝祭をしようということになったんです。
ネットや知り合いの人脈を頼り、ワンコインで足ツボマッサージやボディジュエリーをしてくれる人、パンが焼ける人、子ども向けグッズを作れる人など10人を集めてブースを用意し、ママの癒しがテーマのイベントを開きました。
この「第1回ママキラフェスタ」には、子育てフリーペーパー「クルールはんしん」編集長の福山静さんも取材で来られていて、その後、ある提案をいただいたんです。
それは、「クルール」の顧客様であるクレストホームの2世帯住宅を使って、「ママキラ」をしませんかというものでした。
── イベントスケールが大きくなりますね。
プレッシャーも大きかったですが、それより「やりたい!」という気持ちが勝ち、5か月後に「第2回ママキラフェスタ」を開催。
その成功が自信となり、西原さんと2人でこの「ママキラフェスタ」を積極的に売り出すことにしました。
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