引っ越しは断捨離のチャンスが3回も!捨てるべきものの見極め方

引っ越しは断捨離のチャンス
断捨離したい。モノを減らしたい。
そう感じているときに逃せない機会が「引っ越し」です。
引っ越しは物を減らすベストタイミング。
物を捨てることに抵抗がある方も、引っ越しのタイミングなら思い切った断捨離にチャレンジしやすく、きっかけを掴むことができます。
物を減らして引っ越しをすることで、金銭的にもお得。
引っ越しを予定している場合は、このチャンスを活かすためにもうまく断捨離をするためのポイントをチェックしておきましょう。
引っ越しが決まったら…3回の断捨離チャンス
荷造りするとき
まずは現在の自宅住居から、新居へ持っていくモノを厳選しなければなりません。
この荷造りのタイミングは、最初の断捨離チャンス。
荷造りによってひとつひとつ手にとって、いるかいらないかを考えるチャンスがめぐってきます。
今まで使っていた身の回りのあらゆるものと対面することで、必要最低限な物、不必要な物が見えてきます。
引っ越し先にモノを収納するとき
新しい住居にモノを運び入れたら、2回目の断捨離のチャンスがやってきます。
実際にその場所に収めてみて、新居の収納に収まる量、重複、不必要なものを再選択してみましょう。
新居に収めてもう一度。収納の見直しをするとき。
荷物を収め新たな生活がはじまるとまた必要なものも変わってきます。
自分のライフスタイルに合わせて3度目の断捨離を決行しましょう。
新しい生活リズムに少し慣れてきた頃、生活空間を見直してみます。
引っ越しでの断捨離を成功させるコツ
断捨離のタイミングを確認したところで、さらにコツを抑えていきましょう。
自分にあったノウハウを抑えておくと、断捨離もスムーズに進めることができます。
作業フローも決めず始めてしまうと、かえって収拾がつかなくなることも多いので、断捨離にも最低限の計画性が必要です。
計画を立てる
思い立って急にはじめてしまうと断捨離はうまくいきません。
途中で収拾がつかなくなり、挫折してしまうことも少なくない為、まずはしっかりと計画を立てスケジュールにも余裕をもちましょう。
時間の余裕がないと、慌てて荷造りをするあまり、ほとんど捨てられずに持っていくことになったり、逆に慌てて多くのものを捨ててしまったりすることも。
引っ越しの日程や今の住居から退去するタイミングなど、決まっているものから書き出し準備期間の把握をしてみましょう。
「捨てないものリスト」を作る
身の回りのものを全部捨てるわけではありません。
必要なものは残し、何が必要かを考えることも大切です。
身の回りのモノたちをすべて吟味していくと時間が足りません。
これだけは残す・これだけは捨てないといったものを選別して「捨てないものリスト」を作ってみましょう。
そうすることで、要・不要の判断が付きやすく安心感にもつながります。
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優先順位を決める
日常生活に支障のないものから整理していけるようにしましょう。
整理しながら持ち物を荷造りしていくので、毎日使っているものの優先順位は低め。
逆に、あまり明けないクローゼットなど日常生活から遠いものから優先して整理します。
日用品など毎日つかうものを残し、押し入れやクローゼットにしまいこんでいる使用頻度の低いモノから整理していきます。
新居での生活を具体的にイメージする
引っ越しをすることで立地、生活圏も変わります。
また国内か海外赴任かでは大きく生活も変わりますし、賃貸物件かどうか、部屋の間取りや収納力の変化もありますので、今の道具や家具がそのまま使えるのかを具体的にイメージしてみましょう。
例えば引っ越し先には作りつけの収納や空調も備わっているなら、家具家電にも不要なものがでてくるかもしれません。
生活スタイルの変化で新生活を想像する
結婚や出産など家族が増える、実家から一人暮らしになる、といった生活スタイル自体の変化もあると思います。
単身では要らなかったものが必要になることもありますし、逆に相手の持参アイテムで重複するものもあるはずです。
一緒に暮らす人がいる場合には、持ち込むアイテムの相談もしておくと無駄がありません。
悩んだアイテムは「迷い箱」に分けておく
捨てようか捨てまいか、どうしても判断がつかないモノもあると思います。
思い出グッズや卒業アルバム、記念品など心理的に思い入れのあるモノ…判断に悩むものはとりあえず保管しておくケースをつくり、まとめて収納しておきましょう。
悩む時間があると余計愛着がわき、捨てることが難しくなってしまいますのでとりあえず仕分けて保管しておきましょう。
写真にして保存する方法も
捨てることに決めたものの想い入れが強いものなら、写真をとり画像として保管しておくのも方法です。スマホやデジカメで撮影してパソコンでデジタル画像データとして保管しておけばコンパクトに収納できます。
断捨離で引っ越しもお得になる?メリット4つ
1.引っ越しコストが安くなる
引っ越し代金は基本的には運搬費用ですので、モノの量によって決まります。
引越業者が運ぶモノの量を減らすことはコストが安く済むということ。
特に遠方転居では金額も大きくなりますので荷物をコンパクトにして費用を抑えましょう。
2.荷造りや準備の労力が減る
モノが少なければ、それだけで荷造りの手間も減り準備時間も節約できます。
日常生活をしながら荷造りをするのは体力も精神も疲労するものですので、少しでも楽に行う為にも断捨離しておきましょう。
3.無駄な支出を減らせる
自分が持っているものを改めて確認することで、無駄なモノを購入する時間とお金も節約することができます。
利用できるものを厳選して持ち込みましょう。
4.イメージした新しい生活スタイルをはじめられる
憧れのインテリアや好きなカラーに統一した生活をしてみたい、そんな思いもありますよね。
引っ越しのタイミングは、センスの合わなくなったもの、新しい部屋のイメージにマッチしないもの、そういうモノを思い切って処分する機会でもあります。
生活を一新し、仕事や家事に集中でき生活が向上するような部屋を作るのもおすすめです。
引っ越しで断捨離すべきものはコレ!
断捨離はしたいけど、どこから手をつけていいのか…という方のために、捨てやすいアイテムを具体化しましょう。
ポイントは罪悪感が少ない場所からスタートすることです。
長い間使っていないモノ
押し入れやクローゼット、倉庫に眠ったままの品物はありませんか?
- いつか着ようと思ったまま着ていない服
- サイズアウトした衣類や子ども用品・おもちゃ
- 履かないままの靴
- 食器棚の奥にしまった食器類
- 本棚でホコリをかぶった文庫本、コミック
- 昔買ったCDやDVD
- 昔の趣味グッズ・雑貨
- 中身のほとんど入っていないタンス・収納ケースや引き出し・ダンボール箱
- 重複しているキッチン用品・調理道具
- 溢れているビニール袋・レジ袋・ごみ袋・紙袋
- プレゼントや記念品にもらった未使用のもの
- 壊れているもの
- 新居にはマッチしない家具類や重複しているアイテム
思い当たるモノがでてくるのではないでしょうか。
長年保管しているだけでも無駄なスペースを占領していたと思えば、すぐにでも手放したいですね。
もともと使っていなかったものならば、罪悪感も少なく捨てることに抵抗も出にくいのでここから断捨離に弾みをつけましょう。
不要品の処分方法。最適な捨て方は?
「捨てる」という方法も様々な選択肢があります。自分にとって最適な方法をチェックしてみましょう。
ゴミとして捨てる
地域の分別に添ってゴミの回収日に捨てる方法です。
大型ごみ、引っ越しごみなど事前申し込みが必要な場合があるので必ず確認しましょう。
自治体のホームぺージなどに、廃棄方法や収集日・申し込み方法が書かれていますので、粗大ゴミなどリサイクル料金が発生するものがある場合も問合せをしておきます。
人に譲る
必要な人がいるのなら譲るといった選択もあります。子供用品や公共施設への寄付など対象になるモノがあれば問い合わせてみましょう。
買い取ってもらう
ブランド品買取・古本屋・古着屋など専門店を利用すれば、そのものの価値を正しく見て金額をつけてもらえます。
専門に扱っている業者なら、買取額が高い場合もあります。
近くにリサイクルショップがあれば、不用品を持ち込んで委託し商品を売ってもらうことも可能です。
専門店よりは値段が安くなるかもしれませんが、捨てるよりはお金になります。
買取業者の中には、依頼すれば自宅まで引き取りに来てくれるサービスがあることです。
また不要なものをまとめて引き取ってくれる一括見積依頼もできるので、見積もり時にその場で売買が成立することも多く、スピーディで負担がないのも引越し中のメリットです。
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フリマアプリ・オークションサイトを利用する
メルカリやラクマなど大手のフリマアプリやヤフオクなどのネットオークションは個人で手軽に出品することが可能なので、利用してみるのもよいでしょう。
ただし、リサイクルショップやフリマなどは、持ち込みや発送にも手間がかかり、また売れるのにかなり長い時間がかかる場合が多いので、効率はよいとは言えません。
その期間の保管してや、やりとりの手間もかかりますので引っ越しの最中にはあまりおすすめできません。
不用品回収業者に引き取ってもらう
地域の公的機関とは別に、引き取り業者に依頼する方法もあります。
この方法なら指定日まで待つ必要もなく、事前申し込みや手続きなどが不要なので一度に片付けることができますね。
買取業者、回収業者、ともに近辺の店舗やインターネットなどで検索してみましょう。
量が多い場合や価値のあるものが含まれる場合は見積もりサイトなどで数社の見積もりをとり複数業者で比較してみるとよいでしょう。
業者ごとに特徴や扱っている品物に違いもあるので、自分にフィットする業者を見つけることが大切です。
それでも断捨離が進まない…そんなときは?
引っ越し準備や断捨離は労力と時間の必要な作業です。
またひとりで黙々と行っていると疲労も溜まり、精神的にもつらくなることもあると思います。
そんなときは無理をせず、業者のサービスを利用する、家族や友人の力を借りることも考えましょう。
他の人の目でアドバイスしてもらうことで迷いも減りモチベーションがあがることもあります。
計画的な断捨離で新生活を迎えよう
スッキリした新生活は理想ですが、無理をすると負担がかかることもある断捨離。
体力や時間的なことも考えて自分のできるペースで実行していくのがベストです。
自分に向いている断捨離の方法を見つけて、心地よい新生活をスタートさせましょう。
記事を書いた人

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