海藻だけどベーコン味!?スーパーフード【ダルス】に世界が注目

数あるスーパーフードの中でも、最近アメリカや日本で特に注目度が高い【ダルス】。 そこで、ダルスのどんな栄養効果が世界でこれほど注目されているのかを紹介します。 本当のところダルスはどんな味がするのか、美味しい食べ方や通販での購入方法もご案内!
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ダルスとは

ダルスは、北欧諸国やカナダで昔から食べられてきた海藻類です。
海藻サラダに入れたり、ソースに使う食材として使用されたりしてきましたが、近年ではダイエット大国アメリカで注目を浴びる食材となりました。

その栄養価の高さはもちろんですが、注目すべきは味。
なんと、ダルスを加熱すると、海藻なのに「ベーコン風味」になると言うから驚きです。
ヘルシーでありながら味も最高とくれば、肉好きなアメリカ人にとっては見逃せない食材であるといえます。

アメリカ人にとって海藻は苦手な種類のローフードですが、ベーコン風味のダルスは食べやすい上に健康効果満載の食品。
すでに、ダルスを気軽に楽しめるように加工した「海藻チップス」として商品化されており、ベーコンと相性抜群のアップルスモーク味もあります。
ポテトチップスを愛してやまないアメリカ人向けとしては、まさにうってつけの海藻食品です。

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ニューヨークの人気レストランでは、10年前からダルスを使った料理メニューが取り入れられています。
海藻の持つ優れた栄養素が豊富で好みの味や食感で楽しめるダルスは、海藻摂取する機会が少ないアメリカ人にとって魅力的な健康食材なのです。

また、日本の北海道でもダルスがとれるのですが、味噌汁の具などに使われてはいたものの、多くはコンブ漁の邪魔になるからと捨てられていました。
しかし、実は高い可能性を秘めたオーガニック海藻だったのです。

近年は、腸内環境を整えて健康効果を高める「藻活」をする女性が急増しています。
それに伴い、今まで捨てられていたダルスの栄養素の効果効能と旨みを持つ味わいが注目されるようになりました。
スーパーフードの海藻としてテレビでも取り上げられ話題になっています。

ダルスの栄養成分

ダルスの栄養

ダルスには、ビタミンBやビタミンCなどのビタミン群、抗酸化物質、カリウムやヨウ素などのミネラル類が多く含まれます。
さらに、たんぱく質と食物繊維も豊富に含み、高い栄養バランスである事が分かります。
その栄養バランスがパセリと似ているため、ダルスは「海のパセリ」と呼ばれる事もあります。

ケールをしのぐ栄養価

ダルスよりも世間に浸透していて、栄養価の高い野菜として知られているのがケールです。
しかし、栄養価という点においてダルスはケールの2倍、さらに、味はケールよりも断然おいしく食べやすいのです。
ケールでさえ社会現象になったわけですから、ダルスがそれを越えても不思議ではありません。

ダルスの効果・効能

ダルスの効果

アンチエイジング効果

ダルスに豊富に含まれる食物繊維が便秘を解消し、ビタミン類との相乗効果で肌をキレイにしてくれます。
さらに、高い抗酸化作用によって血管の老化を防止してくれる、まさにアンチエイジングのための食材と言えます。
また、たんぱく質の栄養成分も豊富に含まれていて、髪を美しく保つ働きもあります。

ダイエット効果

高い栄養バランスと食物繊維によるデトックス効果、そしてローカロリーでありながらベーコン味という満足感から、ダイエット効果は抜群。
運動と併行して毎日の食事に上手く取り入れれば、摂取カロリーを抑えて健康的に痩せることが出来ます。
ダイエットにありがちな肌荒れとも無縁どころか、逆に美しくなれるのですから一石二鳥です。

がん予防

研究により海藻類に含まれるフコイダンという成分に、がんを予防する効果があることが分かっています。
医学界では、がん治療の方法において「フコイダン療法」として、近年かなりの注目を浴びているほど。
そして、なんとダルスにもこのフコイダン成分が豊富に含まれているのです。

成人病予防

ダルスに豊富に含まれる水溶性食物繊維には、コレステロールや血圧を下げる働きがあります。
これによって、糖尿病や高血圧に高い効果を発揮し、成人病を予防できるのです。

副作用はあるの?

ダルスの副作用

海藻類全般には、アルギン酸ナトリウムという海藻エキスが含まれています。
ネバネバした粘液性の特徴があり、ダルスにも含まれている成分です。
胃や食道を保護したり血小板の凝固作用をサポートしたりする作用があるのですが、過剰摂取すると軟便や下痢などの副作用を引き起こします。
また、閉経後の女性は海藻類に含まれるヨウ素を摂り過ぎると甲状腺がんを発症するリスクがあり、食べ過ぎるのは危険です。

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どちらの副作用についても、昆布やワカメと同じ程度の通常摂取量であれば心配ありません。
しかし、ダルスは海藻チップス感覚でパリパリ食べることができるので、いつも手の届くところに置いておくと食べ過ぎてしまうことがあります。
このような食べ方をすると副作用を起こす危険性が高くなりますが、普段の食事に無理なく取り入れる程度であれば大丈夫です。
日本人は海藻の消化機能に優れた体質を持っていますが、昆布だしを使ったワカメの味噌汁や海藻サラダなど、海藻を食べる機会が多いのも事実です。
過剰摂取するとお腹がゆるくなりますので、症状が表れたら摂取量を減らしてください。

ダルスの食べ方

ダルスの食べ方

ダルスは海藻類なので、スタンダードな食べ方としては、海藻サラダにまぜてドレッシングをかけて食べます。
他にも、細かく刻んでオムレツやスープに入れたり、お好み焼きやハンバーグに混ぜたりしても良いでしょう。
海苔と同じ感覚で、佃煮にして食べてもとても美味しく食べられます。
加熱したらベーコン味のようになるので、油でカラッと揚げてダルスチップスにするのもおすすめです。
料理のアクセントとして上にのせても良し、おやつとして食べても良し。
何にでも合わせられる幅広いレシピが可能なので、飽きずに食べ続ける事ができます。

ニューヨークの人気レストランでダルス料理を提供している料理長がオススメしているのは、パン生地に練り込む調理法。
ダルスは旨みがあり適度な塩分を含んでいるので、小麦粉の甘さとのバランスが絶妙な美味しいパンに焼き上がります。
ダルスを練り込んで焼き上げたパンに、ダルスチップスと野菜を挟んでサンドイッチにするのもおすすめです。
ベーコンのような風味をプラスできるので、ハムなどの加工肉を使わずヘルシーに仕上げることができます。

研究が進むダルスに今後も大注目!

ダルスの注目点

ダルスの課題点として、成長が遅いという点がありました。
しかし、アメリカで研究が重ねられた結果、成長が早く進む新種のダルスが開発され特許を取得。
このように、ダルスのさらなる普及に向けて日々研究は進み、次々に商品化されているのです。

日本でも同じく研究開発が進められており、健康に良いオーガニック商品として浸透していく日も近いでしょう。
大躍進を続けるベーコン味の海藻「ダルス」に、今後も大注目です。

記事を書いた人

2児の母。子育てネタはもちろん、世の中の時事ネタにも敏感。「日常生活に関わる記事を届けたい」そんな気持ちで精進中のライターです。
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