子どもがスマホを持つ影響とは?トラブルを防ぐルールの決め方

スマホの普及率が上がり、子どもに持たせる親も増えてきました。生まれたときからネット環境があるのが当然の子どもたちにとって、パソコンやスマホを操作できることは将来のためにも必要ですが、トラブルも多くあります。子どもを守るために家庭内でルールを決めていきましょう!
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ネット時代の子どもたち

「みんな持ってる」スマホ

インターネットが普及した現代の子どもたちにとって、パソコンやスマホはとても身近なものです。
家庭によっては就学前の子どもにスマホを持たせているところもあります。
子ども自身のものではなくても、親など周りの大人が持っているスマホを触ったことがある子どもはとても多いようです。
中学生になるとスマホを持っている子どもは全体の5割。
高校生では8割以上がスマホを持っているといわれています。

何歳くらいからもたせるべきか?というのも気になるところ。
内閣府が発表したデータによると、塾の送り迎えなどの連絡を取るために小学生くらいから持たせる親が増えているのが現状です。

参照データ:
内閣府「平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」
http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h25/net-jittai/pdf/kekka.pdf

友達との連絡もスマホで

子供たちの間では、家族や友達との連絡もスマホを使うのが当たり前になっています。
今までの携帯電話と違うのは、従来の通話機能やメール機能を使うわけではないというところ。
LINEなどのメッセンジャーアプリを使ってやりとりするのが一般的になっています。
また、TwitterなどのSNSを利用して友達とやりとりする子供も増えています。

勉強も娯楽もスマホで

スマホは連絡ツールとしてだけではなく、娯楽ツールとしても使えます。
好きな音楽をダウンロードしたり、動画サイトやオンラインゲームなども手軽に楽しむことができます。
無料で利用できるゲームアプリなどもたくさんあり、子供にとって身近な遊び道具になっているのです。

一方で学習のためのアプリも多くあります。
これも有料・無料ありますが、ゲーム感覚で子供が楽しんで勉強できるものも多いので、賢く利用したいところです。

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子どもとネットトラブル

ネットトラブル

SNSでのいじめ

以前、話題となったのが「学校裏サイト」と呼ばれるインターネット上の掲示板です。
特定の人の悪口などを書き込むなど、いじめにつながっていることが問題となりました。

最近ではLINEやカカオトークといったメッセンジャーアプリでのいじめが多くなっています。
これらのアプリは人と連絡を取り合うためのものですが、従来のメール機能と違って開封した際に相手に「既読」という表示が出るようになっています。
既読がついたのになかなか返事が来ないなどから喧嘩になる、複数で会話できるグループトークで「○○ちゃんは早く返事くれるのに、××ちゃんは既読スルーばかりする」などといったことが発端になってグループを外されたり、実生活でのいじめにつながるケースも。
子どもたちの世界、とくにアプリ内という閉じられた世界で起きるので外からはわかりづらく、より深刻な状況になりやすいのが特徴です。

知らない人と簡単につながれる

メッセンジャーアプリを含め、TwitterやFacebookなどのSNSも普及しています。
SNSでは「知らない人と簡単に友達になる」ことができます。
そもそも無料のサービスでもあり、かつての「出会い系サイト」よりもハードルが低いことも特徴です。
インターネット上の友達がいる人の中には、現実の友達よりも頻繁に連絡を取り合っているという人も。

相手と仲良くなればなるほど、実際に会ってみたいと思うようになるものです。
新しい友達が増えるのは悪いことではありません。
しかし、インターネット上では簡単に嘘をつくことができるのです。
「仲良くなれば会ってみたくなる心理」を利用して子供たちに近づこうとする大人も多くいます。
怖いのは、そういう人たちの中に犯罪者もいるということ。
とくに性犯罪などに巻き込まれた場合、心身ともに大きく傷つくことになります。
警視庁のデータによると、SNSを利用した未成年を狙った犯罪は、犯行動機の9割が性犯罪目的とされています。

参照データ:
警察庁「平成25年中の出会い系サイト及びコミュニティサイトに起因する事犯の現状と対策について」
https://www.npa.go.jp/cyber/statics/h25/pdf02-2.pdf

子どものネット依存

家族や友達との連絡も、ゲームなどの遊びもインターネットで済んでしまう時代。
何でもできるのはありがたいのですが、その分依存してしまう危険性もあります。
とくにスマホはパソコンなどのように起動に時間がかかることもなく、すぐにネットにつなぐことができるので、ついつい開いてしまう人も多いでしょう。
子どもというのは大人に比べてより本能に忠実なため、楽しいことには貪欲になってしまいがち。
TVゲームなどがなかなかやめられないのも同じ理由です。
とくに年齢が低いほど依存する傾向は高いといえます。
小さい子どもにとっては、「触ると反応がある」のは楽しいものです。
指先を使うので脳への刺激があり、良い影響もあるのですが中毒化する危険もあります。
30分以上間隔を開けずに使うようになると要注意です。

大人が気をつけるべきことは?

使い方のルールを決める

ルール決めのポイント子どもにスマホを持たせることは確かにトラブルの元になる可能性がありますが、塾や習い事の送り迎えの連絡に使うなど、持たせないわけにはいかない場合が多くなっています。
子どもがトラブルに巻き込まれたり、スマホ依存になるのを防ぐために、「使い方のルール」をきちんと決めておくことが大切です。

たとえばスマホの使用時間について。
インターネットは24時間利用できるもの。
「使っちゃだめ」と言われても、ついつい使いたくなるものです。
『就寝時間の1時間前には親に渡す』などのルールを作りましょう。

アプリには有料のものがあったり、無料アプリの中にもコンテンツによっては課金が必要になるものがあります。
ダウンロードに必要なIDを親と共有する、パスワードは親が管理するなどして、子どもが勝手にダウンロードできないようにしましょう。

「LINEスタンプを利用したい」など有料コンテンツを使わせる場合も、本当に必要かどうか親子で話し合い、上限を決めるなどして対応してください。
その際「使った有料コンテンツの料金はお小遣いから支払う」などと決めておくと金銭感覚を養うためにも良いでしょう。

子どもの使用するスマホは、親が契約してお金を払うものです。
つまり、子どものものではなく親のもの。
「○○ちゃんは何時でもスマホ使ってもいいのに」「○○くんは有料アプリもたくさん持ってるのに」などと子どもに反発されても、「このスマホは私があなたに貸し出しているもの」だと毅然と応じることが大切です。

フィルタリングする

フィルタリング機能でできることスマホに限らず、インターネットから子どもを隔離することは難しい時代。
有害サイトや個人情報の流出から子どもを守ることが大切です。
「青少年インターネット環境整備法」には18歳未満のインターネット利用について携帯電話会社・インターネット事業者の義務と保護者の責務について定められています。
各携帯電話では18歳未満の子どもが使用する場合、保護者が「不要である」と申し出ない限り、無償でフィルタリングを行うことが条件となっています。

フィルタリングとは、ひとことで言うと「危険なサイトをブロックする機能」。
各キャリアのでのフィルタリングは携帯電話の回線のみに有効な保護機能です。
Wi-Fiを利用する場合、このフィルタリングでは不十分なことがあるのです。
そのためフィルタリングソフトを利用してさらに保護機能を高めておく必要があります。
このフィルタリングでは子どもの年齢に応じた保護レベルの設定、使用時間の制限、リモート管理、ネットのアクセス履歴の閲覧などができます。
またアプリのダウンロードに関して、基本的に親の許可なくダウンロードできないようにしておくのが望ましいのですが、iOSの「ペアレンタルコントロール機能」やGoogle Playの「コンテンツフィルタリング機能」などを使って不適切なアプリを制限することもできます。
スマホやタブレットなどの携帯端末は親の目の届かないところでも使われます。
しっかりフィルタリングを行うようにしましょう。

対話の時間を持つ

親子の対話フィルタリングやルールを決めることはとても大切なことですが、それで安心して後はほったらかしではいけません。
子どものネット依存などを防ぐためにも意識的に家族の対話を持つようにしましょう。
子どもがどんな友達とつきあっているのか、LINEなどでどんなやり取りをしているのか話してもらうようにしましょう。
ネットリテラシーについても日ごろから話し合うことが必要です。
どんなことが危険につながるのかをきちんと説明し、お互いに納得いくまで話し合いましょう。
インターネットの世界は日々変化しています。
その分リスクも多様化していくので、一度や二度の話し合いで終わらず継続して対話していくことが必要です。

また、子どもがどんなアプリを使っているか内容を把握するようにしましょう。
ゲームを一緒に楽しんでみたり、学習アプリを一緒に選んでみたりするなど、スマホを親子の交流ツールにしてしまうのも良い方法です。
親が実際に使ってみることで有害なサイトへの誘導がないか、不適切な広告表示がないかなどの確認もできます。

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子どもを取り巻くネット環境

子どもを取り巻いているネット環境はスマホだけではありません。
他にもさまざまな端末によってインターネットにつながっているのです。
スマホを持たせるにしろ持たせないにしろ、インターネットは身近なものであるという意識が大切です。

PC・タブレット

インターネットはパソコンやタブレットなどでもつながります。
とくにタブレットは操作の仕方などがほとんどスマホと同じです。
iPod touchなどiOSやAndroid搭載の音楽プレーヤーなど、ネットにつなげられる端末は多く存在します。
こうした端末は「隠れスマホ」と呼ばれることもあり、スマホを持っていない子どもでも
LINEなどのアプリを利用している場合があります。

ゲーム機

ニンテンドーDSやWii、PSPなどもインターネットに接続できます。
ゲームの内容によってはインターネットを経由して知らない人と対戦できるものもあります。
ゲーム機は子どもにとってより身近なネット環境と言えるかもしれません。

子どもの人生を守るために

家族間の連絡ツールとして、またインターネット社会でのコミュニケーションツールとしてスマホにはたくさんのメリットがあります。
子どもの間は親が使わせないように管理することができても、大人になればネット環境への対応は必須です。
インターネットリテラシーを根付かせるためにも、まったく使用させないよりは利用させながらともに学んでいくことが大切かもしれません。
インターネットや端末の使い方についてきちんと考え、話し合っていくことが子どもをトラブルから守ることにつながります。

何気なくアップロードした画像が世界中に拡散されたり、個人情報の特定や流出などが起こったり。
ネットトラブルの怖いところは、一歩間違えば人生を台無しにしてしまうというところです。
子どもの人生を守るためにどんなことが必要かきちんと考え、賢く付き合うようにしましょう。

記事を書いた人

syufeel編集部
主婦の『変わりたい』を叶える情報メディア、syufeel編集部です。
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