自宅でチアシードの栽培はできる?種からの育て方を徹底調査!

チアシードの栽培に挑戦!
ダイエット効果も高いことから、大流行となったスーパーフード「チアシード」。
最初はミランダ・カーをはじめとする海外セレブが愛用しているということで、流行に敏感な女性たちの間でトレンドとなりました。
そして、日本でもローラなどの人気タレントが食べていることが話題となり、認知度もグッと急上昇しました。
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チアシードを食べる習慣が定番化しつつある今、syufeelスタッフが気になりはじめたのが『自宅でチアシードって栽培できるの?』ということ。
毎日食べるものだからこそ、家庭菜園で収穫できれば家計にとってもメリットとなります。
それに、スーパーフードを自宅で育てる楽しみも味わえます。
そこで、syufeel編集部内でチアシードの栽培をしてみることにしました。
家庭菜園の経験があまりないスタッフが、種からのチアシード栽培に挑戦します!
種の選び方
チアシードの栽培をするにあたって、まず栽培用の種が商品として売られていないか調べてみました。
しかし、現在は栽培用としてチアシードの種を売っているところはないようです。
そもそもチアシード自体が、「チア」という植物の種子。
単純に考えると、いつも食べているチアシードでも栽培できる可能性は十分にありそうです。
今回は、食用として愛用していたチアシードから育成してみることにします。
どの種が、どのような結果になるのかは未知数なので、編集部内にある「ブラックチアシード」と「ホワイトチアシード」の2種類で栽培してみます。
育成スタート
用意するもの
- ブラックチアシード……適量
- ホワイトチアシード……適量
- 容器……2つ
- コットン……4枚
種まき
まずは、苗床をつくります。
容器は水を入れても溢れることのないものを選ぶのがポイント。
今回の栽培では、100円ショップで買ったココットを使っています。
ひとつの容器につき、たっぷり水をふくませたコットン2枚を敷き詰めます。
そして、その上にブラックチアシードをランダムに撒きます。
ホワイトチアシードも全く同じ手順で撒いていきます。
種を撒いた時期は12月です。
メキシコなど中南米産の植物であるチアシードの栽培に適しているのは、気温が温かいところ。
さすがに寒空の中での栽培は上手くいかない可能性が高そうなので、薄日のあたる室内で育てることにしました。
写真左の何も書いていない容器がホワイトチアシード、写真右の『B』と書いてある容器がブラックチアシードです。
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15日間の成長記録
2日目
さすがに、まだ変化はありません。
チアシードは水に戻すと膨らむ性質があるため、ブラック・ホワイトともに透明のプルプルしたゼリー状のもので種が覆われている状態です。
3日目
なんと、種まきから3日目にして早くもブラックチアシードから芽が出てきました。
それも一つや二つではなく、たくさんのチアシードから発芽しています。
ホワイトチアシードには、反応が見られませんでした。
5日目
ブラックチアシードから発芽した目はぐんぐん育ち、カイワレ大根のように成長してきました。
緑のかわいい芽が、容器の外にも伸びるほどになってきています。
この時点でも、ホワイトチアシードは無反応です。
15日目
ブラックチアシードの芽は順調に成長しつづけ、背も高くなってきています。
日の当たる方角に向かってどんどん伸びていっています。
容器の中も、だいぶ窮屈そうな状態になってきているようです。
しかし、ホワイトチアシードはまったく変化なしという結果です。
発芽後の栽培法
15日目の時点でも、ブラックチアシードはかなり成長しました。
この容器では、充分に成長することができないので、これ以上の成長を望むのであれば、大きいプランターなどへ苗を植え替える必要があります。
ここまでの栽培でわかったことは、食用のチアシードを発芽させて育てるのは可能だということ。
しかし、ホワイトチアシードは残念ながらまったく変化が見られませんでした。
品種や食品加工、添加物などのさまざまな影響で、発芽するチアシードと発芽しないチアシードがあるようです。
いくつかの種類の食用チアシードで育成実験してみるのも、栽培を成功させる秘訣です。
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