子育て中でも仕事はできる!子供や職場との上手な関係の築き方

子供に負担をかけずに働く方法
母親がいきいきと働き笑顔でいれば、子供にとってはそれが一番なのです。
だからこそ、「負担を掛けて申し訳ない」「寂しい思いをさせている」とは思わず、そのような態度を出さないことが重要です。
子供が大切な存在であることを伝えた上で、仕事も大好きだということを伝えていくといいでしょう。
一緒にいられない時間は増えてしまいますが、「ママはこんな仕事をしたよ」「仕事でこんなことがあったよ!」など、仕事の楽しさをぜひ伝えてみてください。
このような母親との会話は、将来子どもが社会人になって働く時にとても役立ってきます。
また、仕事で失敗してしまった時や嫌なことがあった時、どうしても家庭で明るく振る舞えないときもあります。
そんな場合、子供に相談してみるのが意外にもオススメです。
「今日はちょっと大変なことがあって疲れちゃったんだ…」と言うと、子供は慰めてくれたりするのです。
いいところばかりではなく、たまにはダメなところを見せるのも大事なことです。
子育て中に働く上で理解しておきたいこと
まず重要なのは、職場での限られた時間内で集中して実績を出すように心掛けること。
子どもが病気になった時など、急な欠勤や早退をする可能性があるので、普段から職場でコミュニケーションを取って良好な関係を築いておく必要があります。
もしもの事態に備えて、自分がしている仕事をスムーズに引き継げるようにしておくことも大切になってきます。
例えば、データの保存場所を他のスタッフにも伝えておく、誰でも理解できるようにキレイにファイリングしておくことなどもポイントです。
急な早退を上手く伝えるには?
子供の急病で早退しなければならない場合、職場で嫌な顔をされないためには、最初にハッキリと事実を伝える必要があります。
まずは「子供が熱を出したので、すぐに帰らなくてはいけません」などと、明確に早退理由を伝えましょう。
それだけではなく、「早退するので、自分の仕事はこのようにします」と言うところまで、自ら上司に伝えることが重要です。
残った仕事を明日するのか、誰かに引き継ぐのかなど、必ず対応策まで提案し、上司の指示を仰ぎましょう。
子供が病気になった時に頼れる場所
子どもが体調不良になり保育園や幼稚園に預けられないとき、実家の親に頼るという方がいます。
しかし、近くに頼れる実家や家族がいないというケースもよくあります。
そんな時に頼りになる、3つの場所やサービスについてご紹介します。
①病児保育
自治体によって数は違いますが、ほとんどの地域で1ヶ所以上はある施設です。
病児保育は事前登録制のため、まずは登録をしておき、子供がいざ病気になった時に電話をして利用するというシステムになっています。
初回は病院の診断書が必要なので、必ず病院に行って診断書をもらってから預ける必要があります。
最初は少し大変かもしれませんが、実際に利用すると使い勝手がわかる上に子供もなれるので、もしもの時のためにも一度活用してみてください。
空きがない時もありますが、その場合はキャンセル待ちをしておくのがオススメです。
預かり予定の子供の病気が治ったなどの理由で空きが出ると連絡がもらえるので、意外と早く利用できるようになるケースもあります。
隔離病棟のような場所もあるため、そこが空いていればインフルエンザや水疱瘡(みずぼうそう)などに感染したときも預かってもらえます。
②ファミリーサポート
子供が病気になったとき、熱は意外とすぐに下がりますが、その後の症状は長引いてしまうもの。
病気で熱が下がった後に頼りになるのは、ファミリーサポートという地域のサポーターです。
ただし、インフルエンザや水疱瘡などの病気で登園が出来ない状態のときは、基本的に預かってもらうことは難しいと覚えておいてください。
あくまでも病児保育以降のサポートとして、近隣地域のサービスを調べておくといいでしょう。
③ベビーシッター
通常の場合と値段は違ってきますが、熱が下がった後だけでなく、病気でも預かってくれるベビーシッター会社も最近は増えてきました。
ベビーシッターによる問題をニュースで目にし、少し不安に感じている方も少なくありません。
そんな方は、ベビーシッター協会に登録している業者を選び、事前に担当者と会ってみて大丈夫だと確かめてからお願いするのがいいでしょう。
また、本当に信頼できる方だと確認できたら、個人のベビーシッターに預けるというケースもあります。
いざという時に頼れる場所を作ろう
仕事と育児を両立していく中で、子供が病気になった時の対応に関しては、誰もが避けては通れない問題となってきます。
病児保育やファミリーサポートなどもありますが、いざという時のためにさまざまな預け場所を見つけておくのもひとつの解決策です。
兄弟・いとこなど親戚に頼る方もいますが、友達にお金を払って預けるという方やママ友に保育園のお迎えを頼む方もいます。
この場合は、どんな人なら安心して預けられるのか、親である自分が相手をよく見て判断する必要があります。
また、どうしても自分しかいないという場合は、職場にそのことを伝えた上で、だからどうするのかを説明できるようにしておきましょう。
二人目を考えている場合の働き方
仕事探しの段階であれば、育児休業された方がいるか、産後に復帰された方がいるかのチェックが重要になってきます。
ワーキングママが実際に活躍している事例がある職場を探すのもひとつの方法です。
面接を受ける際には、まずはなるべく長く働きたいことを伝えておきましょう。
その上で、二人目のことを考慮しつつどういうキャリアを積むか、自分の中でもしっかり考えておいてください。
妊活中の仕事はどうするべき?
就職活動中や働く女性の中には、一人目だけでなく、二人目の妊活をしている方もいます。
このような女性たちにとってベストなのは、自分なりに仕事をやり尽くすこと。
今後の妊娠・出産を考えているからといって、簡単な仕事にしようなどと思い過ぎてしまうと、妊活と仕事の両方が中途半端になってしまう可能性があります。
負担を掛けすぎない範囲で思い切って仕事をしていると、もし子供を授かって産休を取る場合、職場の方から産後の復帰を歓迎される状況にもつながるのです。
逆を言うと、普段から悪い意味で仕事をセーブしているとそこまでの関係は築けません。
もちろん、体力的に無理のない範囲で取り組んでください。
ただし、就職後の妊娠・出産を考えるときに制度的な注意点がひとつあります。
それは、雇用されてから1年に満たない場合は育児休暇を取得できない可能性が法律上あるということ。
このことを踏まえて、就職してからどのくらいで次の子供を持ちたいのかという部分を考えておくといいでしょう。
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