ハローワークの面接会を活用!再就職したい主婦の賢い就活対策術

「就職面接会」は学生向けだと思っていませんか?
実は社会人向けにもよく開催されています。
最近は再就職をめざす女性向けのものもあるのです。
書類選考なしに、実際に企業の採用担当者と会って面接の機会を得られる「就職面接会」は、再就職をめざす主婦の心強い存在です。
今回は就職面接会の実際の活用方法についてお伝えします。
就職面接会:利用者のメリット
「書類選考で書類が通過せず、面接の機会に恵まれない」と悩む女性は少なくありません。
何通出しても不採用の連絡ばかりで落ち込む一方。
実際に会えれば意欲も伝えられるのに、と悔しい想いをする方も多いのではないでしょうか。
それを打破し、直接企業の面接が受けられる場が「就職面接会」なのです。
「就職面接会」では企業の採用担当者と直接会い、仕事内容や会社の雰囲気も聞きだすことができますし、
自己PRをすることもできるのです。
次の面接へ進めば短期間で内定へつながる可能性が高いもの。
就活を始めたら、必ずチェックしたい応募方法の一つです。
就職面接会:企業側のメリット
就職面接会は、企業側にもメリットがあります。
出展することで注目もされますし、一度に多くの応募者と会うことができるのです。
主催者側の狙いは人手不足の求人と、面接の機会に恵まれない求職者を結び付け採用を促すことです。
ハローワーク主催の面接会は、ハローワークへ求人を出している企業を集めて開催するものです。
女性向けの職種も
「福祉業界の求人」「保育士の求人」等、職種別の求人を集めた面接会もあります。
自治体主催の面接会は、地元の企業と働きたい方をマッチングし、地域を活性化しようという狙いがあります。
最近は「子育て応援就職面接会」「働きたい女性を応援就職面接会」等の女性の採用に積極的な企業を集めた面接会も開催されています。
託児付のものは、先着順に締め切られることもあるので早目に申込みしましょう。
具体的な探し方
ハローワークのホームページでは「ニュース&トピックス」や「求職者の方へ」の項目に「就職面接会」として
開催予定情報が掲載されます。
自治体のホームページでは「仕事」「働く」の欄や「募集中」の欄に開催予定情報が掲載されます。
同じ情報は、関連施設に設置してあるチラシや自治体の広報誌で情報収集することができます。
就職面接会参加前にやっておきたい準備
面接会当日までに、出展企業の企業研究と応募書類の準備をしておきましょう。
- 開催が近づくとホームページなどで出展企業名と募集職種が発表になるので、その中から2~3候補企業を決め企業のホームページを確認しておく
- 商品や店舗があるところは実際に見て気になるところはメモしておく
- 履歴書や職務経歴書も準備しておき、自分がどのように貢献できるかを当日言えるようにしておく
- 企業の人事担当者はスーツの方がほとんどなので、相手との違和感がないようにスーツか、ない場合は上半身だけでもジャケットを準備しておく
面接会当日の過ごし方
- 当日は開場時間や開始直後に到着するようにしておく
- 面接票に名前などを記入して、それを元に複数の企業の面接を受ける
- 気になる企業には、事前に履歴書や職務経歴書を用意しておき意欲を伝える
- 面接は第一希望の企業から受ける
- 会場全体を回ってみて、より多くの企業の面接を受けてみる
- 会場内に設置されている、就活セミナーや就労相談が受けられるブースを活用する
託児利用の方は事前に預けて会場入りします。
志望動機等、書類に未記入のものがある場合は、後日郵送か次の面接の際に正式な書類を提出する旨をお伝えしましょう。
人気企業は一日で数十名の候補者と面接する場合もあり、場合によっては途中で受付を締め切られることもあるのです。
話を聞いてみたら関心が高まり、そこから就職につながるケースもあるからです。
面接会を就職につなげるポイント
事前に出展企業を調べ、当日質問ができるように準備しておくことと、自己PRできるように自分自身の振り返りをしておくことが大切です。
なぜなら面接会は「1次面接」の場でもあるからです。
「就職面接会に参加して、他の応募者の真剣さに影響を受けた」「企業の採用担当者にお会いして、意識が高まった」という声もよく聞きます。
まずは、参加してみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人

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