主婦の就職活動!なかなか決まらないママの仕事探しの打開策

女性の活用推進のニュースをよく目にするようになりました。
中でも、結婚や出産で仕事を辞めた女性の再就職は労働力不足の解消策としても注目を浴びています。
でも実際に就職活動を開始した主婦からは「なかなか仕事が決まらない」という声も多く聞かれます。
そこで今回は、主婦が就活を成功させるための打開策として「仕事の探し方」をお伝えします。
独身時代のやり方を見直す
独身時代のように派遣会社や人材紹介会社に登録しても仕事の紹介がすぐにはないと落ち込んでしまいますよね。
派遣や人材紹介はそもそも「即戦力として活用できる人材の紹介」を企業から求められています。
ブランクがある主婦の場合、即戦力ではないと見られてしまうことが多いのです。
そんなときは、登録する会社を見直してみましょう。
主婦やママの支援に力を入れている派遣会社は、「ママ歓迎」「家庭と両立」などのキーワードの掲載があります。
主婦歓迎業界の例
- お子様連れや高齢者等、様々な立場の方の対応が求められる業界
- 消費者視点・家事力が活かせる業界
- 子育て経験が活かせる業界
福祉(介護、障害者介護)・医療(薬局事務、医療事務、病院受付)・サービス業
家事サービス・飲食業界
教育(塾の受付、先生)・福祉(保育補助、学童スタッフ)
ブランクがあっても受入れてくれる職場の紹介や、研修の受講でスキルアップする支援策がありますし、高い専門性や元総合職の方向けに在宅や短時間勤務も含めた仕事の紹介をする女性専門の紹介会社もあるのです。
人間関係を見直す
まずは短時間で働きたい、週2・3日から働きたいという主婦も多いものです。
でも、条件を絞ると求人誌や求人サイトでは条件に合う求人は少なくなります。
実は短時間や週2・3日の仕事は求人として出さずに「知人に声をかけて」決めることが多いのです。
ということは、やりたい仕事の関係者の目に留まる場所にいればよいということですね。
周囲に「就職活動をしている」ことを伝え、特に以前働いていた業界や会社の方には連絡を取っておきましょう。
専門知識や社風も身につけているあなたは「経験者」として魅力的な人材である可能性があるのです。
主婦向けの求人を知る
すぐに目に留まるのは、普段よく使うお店や施設の求人の張り紙や、地域の求人チラシではないでしょうか。
その条件が合わないと「やっぱり働きだすのは難しい」と思ってしまうかもしれませんが、それらは求人のほんの一握りです。
公的機関も利用してみましょう。
多くの求人を見ることができるのはハローワークです。
子連れで利用できるマザーズハローワークも増えてきました。実際に検索をしてみると、求人が多い職種や給与の平均値などを知ることができるでしょう。
自分が希望する求人の数や、求められるスキルを最初に知っておくことも大切です。
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