イヤな油汚れを簡単掃除!キッチン周りのベタベタの落とし方

ガスコンロやレンジフード。
毎日使っているのでどのタイミングで掃除すれば良いのか、ベタベタした触感が嫌いでつい避けてしまう方も多いのではないでしょうか。
時間が経つとこのベタベタ汚れはどんどん頑固に、そして落ち難くなる汚れへとパワーアップしていきます。
掃除のポイントは『早めの対応』と『使用後には拭く』日常の習慣が大きなカギとなります。
汚れの正体
ガスコンロやレンジフードのベタベタ汚れの正体って何でしょう。
以前にも紹介しました『有機物』が主な汚れです。
汚れの原因有機物についてはこちらで紹介しています。
【シンク排水溝の掃除方法をプロが伝授!ぬめり汚れの原因と落とし方】
換気扇にはこれに埃や水分が含まれ、更に頑固な汚れへとパワーアップしています。
それだけではなく、菌が付着していることもあるのですよ。
しかもこれが調理中に落ちてくる…という事も!
冬は落ちて来ないのに、夏になるとフードからポタポタ何かが落ちてくると現場で耳にします。
冬は気温が低いので中の油が固まっているけれど、夏は気温が高いので溶けて落ちてくるのです。
掃除をしないと常にベタベタ汚れは存在しています。
日常的に出来るポイントは?
コンロやフードの汚れは時間が経つと落ち難く・落とし難くなります。
ポイントは時間を置かずに手入れをする事です。
油が飛んだり汁をこぼしたら、そのままにせずとにかくその場で直ぐに拭き取る事で、ベタベタ汚れは解消できます。
直ぐに拭き取れば、水拭きだけでも大体の汚れは充分に取り除く事が出来ます。
少しべたつく時
水に溶けやすく使いやすいセスキ炭酸水を拭き掛けます。【注1】
拭き取った後は水拭き・乾拭きをするだけです。
レンジフード
レンジフードも使用したら拭く習慣をつけましょう。
外側を水拭き・乾拭きするだけで随分違いますよ。
内側もザックリで構いません。
ベタベタする時はセスキ炭酸水を拭き掛け、その日のうちに水拭き・乾拭きをしましょう。
水拭きする時にマイクロファイバー・クロスを使用するとより落ちやすくなります。
セスキパック
- バーナーを濡らさないように注意して、外せる物は外す
- セスキ炭酸水をキッチンペーパーに含ませたもので少しパックする
- 汚れが浮いてきたら拭き取る
重曹で放置
- 重曹の粉を掛けて暫く放置する
- 汚れが吸着して粉が茶色くなってくるまで待つ
- 重曹にベタベタ汚れが吸収されるので、それを洗い流す
洗い流せない場合は、クエン酸水で中和させる事で拭き残しも解消されます。【注2】
重曹の粉やセスキ炭酸水・クエン酸水をキッチンに常備しておくと、日常的に掃除も行えるのでお勧めです。
なるべく1週間を心がける
取れ難い汚れはゴシゴシ力を入れて擦りがちですが、力任せに擦っても中々取れませんよね。
取れないばかりか、コンロやフードに傷を付けてしまい、その傷に汚れが入り込んで更に取れ難くなり、それをまたゴシゴシこすり、悪循環となってしまいます。
使用したら拭く習慣を付けていても取り難い汚れも出てくるので、週1程度でリセットする習慣をつけてみましょう。
普段からこまめに手入れが出来ていれば、大掃除に時間を取られる事から解消されますよ。
【注1】
セスキ炭酸ソーダ(水:セスキ炭酸ソーダ=500ml:小匙1)
【注2】
クエン酸水(水:クエン酸=100ml:小匙1/2)
【注1】【注2】についてはこちらでも紹介しています。
【洗剤や重曹で簡単キレイ!冷蔵庫の掃除方法をプロが徹底解説】
排水溝のヌルヌルが気になったらこちらもチェック
記事を書いた人

いいね ! しよう