シンク排水溝の掃除方法をプロが伝授!ぬめり汚れの原因と落とし方

キッチンは食器・食品に直接触れるものが多い場所です。
汚れがたまると、身体にも悪影響を与えかねません。
普段から掃除して清潔に保っておく事をお勧めします。
1日に何度も使うシンク。
「掃除をしているはずだけど、何だかすっきりしない感じ」
「触りたくないヌルヌル汚れや頑固な水アカってどうやってとれば良いの」
シンクの悩みの共通点ですね。
汚れの正体・・・
先ず、汚れの性質を知ること。
汚れの正体を見極める事は掃除をし易くする第一歩です。
排水口・シンク内の汚れの正体をご存知ですか?
ヌルヌルした汚れ
これは主に油汚れや食品の残りが原因の『生き物(有機物)汚れ』です。
ザラザラした汚れ
水アカの『岩の様な(ミネラル分)汚れ』なのです。
この2つの汚れ。
実は全くの別性質なのです。
と、言う事は落とし方も全く別。
汚れってどれでも同じでは無いんですね。
今回はヌルヌル汚れの掃除方法ついてお話しします。
ぬめりの原因
ぬめりの正体はカビと雑菌です。
食品の残りカス等に水分が加わりカビや雑菌が繁殖していくのです。
掃除の仕方
- 食事で使用したお皿は洗って汚れを落とす。
- 手が汚れたら洗う。
- 服は着たら洗濯をする。
私たちは汚れたり、使用すると洗って綺麗にしようとする習慣があります。
シンクや排水溝も同じです。
野菜や汚れた食器を洗った場所です。
洗い流した汚れが着いたり残っているのです。
使用したら『洗う』行動を習慣化しましょう。
排水溝の掃除
本来は使用する度に汚れを取り除くのが理想的です。
台所洗剤をスポンジにとり、古い歯ブラシ等を使用してぬめりを落としていく。
排水トラップ・菊型目皿・ゴミ受けカゴ・椀形トラップ等も丁寧に汚れを落とす。
毎回掃除をすればヌメヌメ汚れの発生は防げます。
ただ・・・毎回は面倒だと感じる方も多いはず。
毎日の掃除は、簡単に済ませたいものです。
ナチュラル洗剤を使った簡単掃除
準備するもの
- 重曹・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 カップ
- お湯・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 カップ
- クエン酸【または酢(すし酢不可)】・・・・小さじ2(酢の場合は1/2 カップ)
- 排水口に重曹を振り掛ける。
- お湯にクエン酸を溶かし(1)にかける。
- 10分~30分置き、お湯で落とすのが効果的です。
二酸化炭素の泡が発生する(害は無し)
発泡作用が落ちにくい所の汚れを落としてくれます。
クエン酸には消毒・殺菌作用があるのでカビや抗菌に有効です。
クエン酸が無い場合はお酢でも代用できます。
1 日の終わり・就寝前の時間を利用して行える掃除です。
なるべく10 日に1 度はスポンジやブラシで洗う習慣を付けましょう。
シンク内の掃除
調理器具・食器を洗う時に、洗剤がついているスポンジでついでにシンクを軽くこすり洗いすることで、汚れは落ちて行きます。
食器を洗うスポンジとの兼用を嫌だと感じる方は、使い古したスポンジや新たにシンク掃除用にスポンジを用意しましょう。
ここまでは普段台所を掃除する時に行っている方も多いと思います。
大事なのは最後に水分を拭き取る事です。
ナチュラル洗剤を使った掃除
濡れた状態のシンク内に全体にうっすら掛かる程度の重曹をまく。
スポンジまたは布巾で一方向に拭いていく。
(横は上から下。底は排水溝に向かって一方方向。右⇒左など)
様々な方向に拭くとステンレスに傷をつけてします。
(傷に雑菌が入り、汚れとカビの原因にもなります)
水(お湯)で綺麗に流し最後は水分をしっかり拭き取る事。
洗い物の後にシンクを水洗いし、から拭きすることで大体の汚れを防ぐことができます。
面倒と思わず、時間を決めて(3分程)習慣付ける事が大切です。
シンクの水垢が気になる方はこちら
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