電力自由化の問題点はある?乗り換えのデメリットをプロが分析!

電力自由化での乗り換え検討をするときに知っておきたいのがデメリットについて。 価格面や仕組みに関する問題点についてを、電力専門誌【ENERGYeye/エナジーアイ】の編集長が徹底分析! もし乗り換えなかった場合のデメリットなどについてもご紹介します。
電力乗り換え
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電力自由化での乗り換えデメリットはある?

お金に関する2つの問題点

①電気使用量とプランのミスマッチ
電力プランの選び方
乗り換えるときに最も注意が必要なのは、家庭の電気使用量に合った契約プランを選ぶこと。
各企業の電力プランには、電気消費量が多い世帯向けのものがたくさんあるため、電気消費量の少ない家庭がそのプランに入ってしまうと電気代が高くなってしまうのです。
このように乗り換えることで電気料金が上がり、家計にとってデメリットになるケースは少なくありません。

電気代の支払いで損をしないためにも、まずは今までの電気使用量の平均値を出してみてください。
その平均値に合わないメニューを選んでしまうと電気料金が上がってしまうので、事前に既存の料金プランと申込み予定のプラン内容をしっかり確認しましょう。
価格面で得したいのであれば、自分の家庭の電気使用量にあったプランを選ぶことがとっても大切です。

②途中解約による違約金の発生
解約金の心配
・何度か乗り換えをする場合
電力自由化により価格競争が盛んになった場合、何度も乗り換えを検討する方も出てきます。
そこで注意が必要なのは、乗り換えた新電力会社に途中解約での違約金の発生があるかどうか。

最初の契約段階では、契約期間1年で自動更新に設定されている企業がほとんど。
しかし、契約期間の途中で解約してしまうと、途中解約金という形で違約金の支払いが必要になる新電力会社もあるのです。
違約金の金額は企業によってバラバラですが、安いところでは千円~2千円、高いところになると1万円~2万円にもなります。

千円程度の違約金であればかまわないという方もいるでしょうが、2万円にもなるとさすがに厳しいという方が増えてきます。
もちろん、途中解約による違約金が発生しない会社もあるので、乗り換えるときに電気料金の安さだけを比較材料にするのはオススメできません。
契約状況をきちんと見て、違約金の支払いリスクがない企業かどうかを見極めることも重要です、

・セット割引の契約をしたい場合
セット割引のプランに乗り換えたい場合は、それぞれの契約内容をきちんと見直してから申し込みを行うようにしてください。
例えば、インターネットや携帯電話の2年契約をしている場合、途中解約するとなると違約金を支払わなければいけません。

せっかくセット割による利益を得ても、違約金の支払いによりかえって損をしてしまうケースも考えられます。
長期契約の縛りがある場合は契約期間の終わりをしっかり確認し、デメリットが生じないタイミングで乗り換えるようにしましょう。
ネットも携帯も契約が終了するタイミングに、新たに電気を合わせたセット割の契約をするのがベストといえます。

仕組みに関する2つの不安点

①新電力は停電が起きやすくなる?
停電の心配は?
今までのように災害などが原因で停電してしまうケースは避けられませんが、新規参入電力に乗り換えたからといって停電が起きやすくなることはありません。
電力自由化によって一般家庭が自由に選択できるようになったのは、あくまでも電気の小売り部分です。

発電や電線、送電ルートが変わるわけではないため、新電力会社から電気を買っていることが原因で停電が起きることはないのです。
自分の家と隣の家が違う電気会社と契約していたとしても、どちらかの家庭が停電になっていて、どちらかの家庭の電気が点いているということは起こりません。

②契約した会社が倒産したらどうなるの?
電力会社が倒産したら?
もし乗り換え先の電力小売り会社が倒産してしまった場合は、いわゆる一般電力会社がフォローしてくれるので、電気が使えなくなってしまうことはありません。
一般電力会社とは、東京電力や関西電力、中部電力などの発電、電線、送配電ネットワークを自社で持っている各地域の既存電力会社のこと。

例えば、東京電力管内に自宅がある場合は、東京電力が自社の送配電を通じて滞りなく電気を供給してくれるのです。
このような事態になってしまった場合の支払先は一般電力会社になり、契約プランは一般電力の既存料金へと戻ります。

乗り換えなかった場合のデメリット

電力会社乗り換え
電力自由化になって乗り換えなかった場合は、何か問題が起こるわけではありません。これまで通り、変わらずに電気を使うことができます。
各地域の一般電力会社は、今の電気代が2020年まではそのまま続いていくことが法律上で決まっています。
そのため、電気代が大幅に値上がりする心配などはありません。
しかし、新電力会社が発表した低価格プランやセット割で節約できたところを見逃している可能性を考えると、乗り換えないデメリットはあるといえます。

既存の電力会社も契約縛りができる?

一般電力会社は今までずっと電気を安定供給していましたが、解約金などは取っていませんでした。
例えば、引っ越しで電気を切り替えたときに途中解約の違約金を支払った経験のある人はいないでしょう。
一般電力に関しては、既存の料金体型が続く2020年までは契約期間の縛りや解約違約金などは発生しないと考えられます。
ただし、一般電力も自由化向けにお得な新メニューを用意していますので、それに乗り換える場合は契約期間の縛りや解約違約金が発生する場合もあります。

節約したい主婦注目!電力自由化の乗り換え方法をプロが徹底解剖

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