初めてでも安心!コインランドリーの簡単便利な使い方&基本情報

コインランドリーの使い方を知ろう
急に洗濯機が壊れた時、雨続きで洗濯物が乾きにくい時に大活躍するのがコインランドリーです。
コインランドリーには主に次の3種類の大型機械が置いてあり、用途に併せて使うことが出来ます。
ただし、店舗によっては洗濯乾燥機が無い店もあるので注意しましょう。
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【洗濯機】
家庭用洗濯機と比べると、コインランドリーの洗濯機はかなりの大型。
一度に洗える量も多く、大きい洗濯物を入れる事も出来ます。
無料で数分間のドラム洗浄機能が付いている機械もあるので、清潔感が気になる人には安心です。
【乾燥機】
自宅の洗濯機の乾燥機能だと、完全に乾くまで通常3時間はかかります。
コインランドリーの業務用乾燥機であれば、乾燥終了まで30分ほどしかかかりません。
大型乾燥機ドラムの中では、洗濯物が高温の熱風により振り回されて一気に乾き上がるからです。
【洗濯乾燥機】
洗濯から乾燥まで一回で仕上げてくれます。
洗濯物を移動させる手間がいらないので仕上りまでその場にいる必要がなく、終了時間まで外出して時間をつぶす事ができます。
コインランドリーの利用STEP
洗濯機と乾燥機を使用する場合
- 洗濯機に持参した洗濯物を入れる
- お金を入れてスタートボタンを押したら、自動で洗濯が始まる
- 終われば取り出して乾燥機に移してスタートボタンを押す
- 全て完了したら乾いた洗濯物を持参した袋に入れる
洗濯乾燥機を使用する場合
- 持参した洗濯物を機械に入れて、希望するコースを選ぶ(洗濯のみ、乾燥のみ、洗濯と乾燥の3種類から選べる)
- お金を入れてスタートボタンを押したら、自動で選択したコースが始まり仕上りを待つのみ
- 全て完了したら洗濯物を持参した袋に入れる
スニーカーが洗えるランドリー
全てのコインランドリーに設置されている訳ではありませんが、スニーカーやスポーツシューズを洗えるランドリーがあります。
スニーカーの汚れを自分で洗って落とすのは、結構な手間がかかって乾くまでに時間も要します。
スニーカー用洗濯機であれば、短時間で手間もかからずキレイに洗えるのでとても楽です。
時間の無い主婦にとって、家族のスニーカーをまとめて一気に洗いたい時などに大活躍。
中で絡まないように、靴ひもは取るかしっかりと結んでから入れるように注意しましょう。
コインランドリーのメリット・デメリット
5つのメリット
①大量の衣類をまとめて洗濯・乾燥できる
コインランドリーの業務用洗濯機は大型なので、大量の衣類や下着、毛布やこたつ布団、シーツにカーペット、カーテンといった大物を一度に洗えて短時間で完全に乾燥できます。
雨の日や室内干しにありがちな生乾きも無く、天日干しにしたようなふんわりとした仕上りです。
ただし、綿布団やキルティング加工されていない布団、高級な羊毛布団は洗うことができないので注意してください。
また、ポリエステルやアクリル、綿のカーテンは洗えますが、レーヨンやウール素材の場合はかなり縮んでしまうためクリーニングに出すようにしましょう。
②羽毛布団洗いが安い
羽毛布団のクリーニングというと、話題の宅配クリーニングでは平均して3枚パックで1万円近くかかるものです。
持ち込みのクリーニング店であれば、1枚につき5000円ほどかかります。
コインランドリーであれば、同じく羽毛布団3枚をまとめて洗濯から乾燥まで回したとしても2000円から3000円ほどで済みます。
持ち込みの手間はあるもののこれだけ差があるのであれば、経済的に考えると大変お得といえるでしょう。
ちなみに、羽毛布団を洗うと中の羽毛が偏って固まるため、乾燥機に入れる際にテニスボール2個と一緒に入れると中の羽毛がまんべんなく拡散されて乾くためおすすめです。
③洗濯の時間を大幅短縮できる
洗濯物を干して取り込む作業は毎日かなりの時間を取られます。
また、そのうちの数枚にアイロンがけをするとなればさらに手間がかかる訳です。
コインランドリーで乾燥まですれば、自宅の洗濯機と違って絡まったりシワがよったりする事が少ないためアイロンがけも殆ど必要なく、その場でたたみながら袋にしまえば後はタンスに収納するだけ。
洗濯にかかる時間を大幅に短縮する事ができます。
④花粉がつかない
花粉症の人は、花粉が飛びかう季節は出来るだけ室内干しにしたいものです。
毎日室内干しにするとなると、生乾き、部屋の湿度、干すスペースが無いなど、いろいろ問題が出てきます。
コインランドリーであれば、そんな問題は全て解決します。
布団や衣類の花粉を気にすることなく毎日を過ごせるでしょう。
⑤除菌効果がある
コインランドリーのガス乾燥機は高温のため、天日干しでは取れない布団や毛布についたダニやカビを駆除する除菌効果があります。
家族にダニアレルギー体質のひとがいる場合は特におすすめです。
2つのデメリット
①頻繁に使うには高い
洗濯は毎日の家事なので、コインランドリーで毎日済ませるにはコストがかかり過ぎます。
あくまでも、洗濯の手間と量と内容を考えた上で、コインランドリーを使った方が良いと判断した時に利用するようにすると良いでしょう。
②持参する手間と待ち時間がかかる
コインランドリーが便利とはいえ、大量の衣類や大型の洗濯物を持ち込まなければなりません。
小さい子どもがいたり店舗が家から遠かったり車が無いような場合は、逆に大変な作業となります。
大量の衣類、羽毛布団や毛布を一度に何枚も運ぶ事は難しいでしょう。
また、全て完了するまで待ち時間が発生するので、ある程度の拘束時間が出てきます。
その点を考慮した上で使用しなければ、かえってストレスになる事も。
コインランドリーの持ち物
洗剤や柔軟剤
初めてコインランドリーを利用する場合、大量の洗濯物と一緒に洗剤や柔軟剤を持参しなければならないと思う人も。
しかし、ほとんどのコインランドリーで洗剤と柔軟剤を内蔵している洗濯機を使用しているため、わざわざ持ち込む必要はありません。
少数派とはいえ内蔵されていない機械を使っているコインランドリーもあるので、二度手間にならないように必ず事前に確認しておきましょう。
お金
機械に入れるお金は100円玉である事がほとんどです。
ほとんどの場合両替機が置いてありますが、スムーズに作業を進めるためにも前もって小銭を用意しておくと良いでしょう。
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料金設定と所要時間
コインランドリーによって多少個人差はあるものの、大体似たような価格帯です。
チェーン店のランドリーデポの料金設定は次のようになります。
【洗濯機】いずれも所要時間30分 | |
①8kgタイプ (一般衣類20枚、タオル30枚) | 料金:300円 |
②13kgタイプ (毛布1枚、羽毛布団1枚) | 料金:500円 |
③20kgタイプ (毛布2枚、羽毛布団3枚、こたつ布団1枚) | 料金:700円 |
④28kgタイプ (毛布4枚、羽毛布団3枚、こたつ布団1枚) | 料金:1000円 |
【乾燥機】 | |
①14kgタイプ | 料金:10分100円 |
所要時間:一般衣類 30分 毛布1枚 こたつ布団1枚 40分 ※大物は枚数によってさらに時間がかかる | |
②25kgタイプ | 料金:8分100円 |
所要時間:一般衣類 30分 毛布1枚 こたつ布団1枚 40分 羽毛布団1枚 60分 ※大物は枚数によってさらに時間がかかる | |
【洗濯乾燥機】 | |
①標準コース(16kg) | 料金:1200円 |
②少量コース(11kg) | 料金:800円 |
③洗濯コース(27kg) | 料金:1000円 |
④乾燥コース(16kg) | 料金:100円 |
【スニーカーランドリー】 | |
大人用2足、子ども用4足 | 料金:200円 |
コインランドリーを日常に取り入れて賢く使おう
季節ごとの衣替え、旅行や旦那の出張後など大量の洗濯物、子どもがおねしょした布団や毛布、自分の体調がいまいちなのにあふれる洗濯物、といった場面は主婦にとって日常茶飯事です。
そんな時こそ、コインランドリーを賢く使って洗濯に割かれる手間と体力を省きましょう。
一度使えば、その便利さと仕上りに満足すること間違い無し。
家庭用洗濯機や宅配クリーニングなど他の方法と組み合わせながら、洗濯という家事の効率をいかにあげていくかを考慮して利用するのがおすすめです。
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