増税アンケート!消費税10%に対する家計を握る主婦の本音とは

今回syufeelでは家計を預かる主婦100人に消費税10%増税に対する意見とこれからの政治に求めるかというアンケートを実施しました。
消費税が5%から8%に引き上げられて以降、「物価が高くなった」「買い控えするようになった」という声も少なくありません。
増税に対してどう思うのか、国の舵取りをする政治に何を求めているのかについて主婦の本音調査の結果をまとめました。
調査方法 : インターネットによるリサーチ
調査地域 : 日本全国
調査対象 : 主婦・専業主婦
調査日時 : 2014年12月2日(火)~ 2014年12月3日(水)
有効回答数: 合計100サンプル
Q1, 消費税10%に増税!賛成しますか?反対しますか?
Q2, 「反対」・「どちらでもない」の方はどうすれば賛成できますか?
Q3, 政治に何を望みますか?
Q1, 消費税10%に増税!賛成しますか?反対しますか?
100人中「賛成」が15人・「反対」が68人・「どちらでもない」が17人となりました。
「賛成」の理由
もうすでに日本の財政状態は破綻寸前なので、増税してでも早く手を打ったほうが良いというものでした。
国の借金をこれ以上増やすべきではないとの考えからです。
今後の老後や高齢者のことを考えて社会保障の充実を望む声もあります。
もうどうしようもない、計算しやすいように10%でもいいと意見もありました。
「反対」の理由
最も多かった意見はもと節約できるところがあるはずと言うものです。
不正な補助金請求や国民の目から見て必要ではないのでは?と感じることにメスを入れ、不要な経費は徹底的に削除しそれでも足りないのか判断するべきという声です。
家計に負担を強いる・消費が抑えられることで増税効果が裏目に出るという意見もありました。
「どちらでもない」の理由
将来のことを考え、実際に財政難を考えると増税も仕方ないのかもしれないが、全てに同じように増税するのは反対・増税してもいいがどこかで還元して欲しいという意見でした。
必要なところには負担してもよいが、不要なところには負担したくない、背負った重荷を軽くしてもらう措置を設けて欲しいというものです。
Q2, 「反対」・「どちらでもない」の方はどうすれば賛成できますか?
夫の給料が上がったなど一部の大企業だけではなく国民全員が景気回復を感じてきたらOKという意見が最も多くを占めました。
次に増税する対象商品やサービスを分けるというものです。
贅沢品ならOKという考え方です。
数字を出してどこにいくら足りないのかを説明すべきと言う意見も納得です。
その他の意見も多く、「富裕層や政治家・ゼネコンから対策すべき」や「法人税を下げる」「税金を使わない国民の幸せを考えるべき」などがありました。
景気回復が半分を占め断トツ1位でした。
長く続く不況と景気の落ち込みから何としても抜け出したいという思いを抱えているのがわかりました。
次に少子化対策・福祉の充実が続きます。
生活に密着している問題、将来への不安がうかがえます。
災害対策は最も少ない結果となりました。
今の内に何とかしなければいけないのは十分わかっているけれど、景気回復を感じられない中で対策もないままこれ以上の負担は・・・と考えている主婦が多いことをわかりました。
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