【心理療法カウンセラー監修】ママ友イジメの対策と予防策

最近ますます深刻化している『ママ友イジメ』。
syufeelでは主婦100人にママ友イジメの実態についてアンケート調査を行い、多くの人がママ友との付き合い方に悩んでいることがわかりました。
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子供を通して知り合う相手は、必ずしも気の合う相手とは限りません。
大人の女性として、子供を育てる親としてママ友とどのように付き合っていけば良いのかその方法と、もしトラブルに巻き込まれてしまった時の対処法について心理療法カウンセラーの森口瑞恵先生に聞いてみました。
イジメを受けている時の対処法
自分にも悪いところがあったと思う場合でも、イジメ以外の解決方法がある以上イジメる側に全責任があります。
イジメられても仕方がないことにはなりません。
それを意識することで自尊心の低下を防げることもあります。
悪かったと思うことと、イジメを受けていることを分けて考えるようにしましょう。
自分の好きなことをしたり、自分の良いところをたくさん意識する作業を行ってみましょう。
受け入れてくれない人や、否定的な話し方をする人、意見ばかり押し付けてくる人には話さなくてかまいません。
周りに話せる場所がない人は暴力に詳しいカウンセラーを見つけましょう。
カウンセリングを受けることは情報を受け取ることもできますし、自分が変わることも可能です。
自分が少し変わると辛い状況から抜け出すこともできるかもしれません。
何より辛いときは安心して感情を吐き出せる場所の確保が大切です。
暴力は人の心をとても傷つけます。
心のケアを怠らないようにしたいものです。
イジメを見かけた時の対処法
イジメの事実を知ったら、一人で抱えずにまずは信頼できる人と共有しましょう。
そして共有した人と一緒に自分達に出来ることを考えます。
- イジメられている側の責任は0%だと意識する
- イジメている側に100%責任があることを意識する
イジメられている側にもし何か問題があったとしても、イジメ以外の解決方法を使うことが健全です。
イジメを手段に使ってしまったことで100%イジメられている人の話を同情ではなく、同じ目線で聴き『あなたは悪くないよ。』と伝えてみるのも一つの方法です。
話を聞く時に気をつけましょう。
- どうしてそうなったのか?
- どんな気持ちでいて、そうせざるを得なかったのか?
なぜイジメているのか?思いを聞いて受け取ってあげましょう。
そして違う解決方法もあることを話してみてください。
イジメにもそれぞれの状況があります。
どんなことも一人で抱え込んで悩まず、信頼できる人と共有して解決への道を探りましょう。
物事はたくさんの要素から成り立っているので、何人かの人といろいろな面からその事実を見て話してみましょう。
いろいろな選択肢がみつかるかもしれません。
イジメに誘われた時の対処法
『私はあなたの話を聴いてこう思いました。こんな気持ちになりました。あなたはどうしてそう思うのですか?』
この様に私は○○という話し方です。
「あなたは間違っている」と相手を直接否定するのではなく、自分の事として話すことで全く違う印象になります。
相手の思いも尊重し、自分の気持ちも大事にし、自分の意見を伝える方法です。
相手の気持ちに共感できた場合も、イジメとは違う解決方法があることを話していけると良いですね。
イジメを受けない、巻き込まれない為のアドバイス
自尊心を高めると、他人との境界線もうまく保てるようになります。
自分の内側を膨らますようなイメージで良い要素で満たしてみましょう。
- 自分の良いところ、好きなところをたくさん書き出すなどをして自尊心を高める
- ランク付けせずフラットを意識する
- 上下関係をつくらない
- 誰かと話すときは背筋を伸ばし、まっすぐ目をみて話をする
- ママ友はいてもいなくてもOKだと意識する
イジメ等の暴力は上下関係から発生します。
自分が勝手に下だと決めて下がらないこと、上から見下さない事。
合わない人と無理して付き合うことでかえってギクシャクしたり、気を使いすぎることが逆効果になることもあります。
気の合うママ友ができたらラッキーくらいに考えましょう。
■ ■ 監修 ■ ■
心理療法カウンセラー 森口瑞恵 先生
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