夫のモラハラ対策法!今すぐ出来る上手な付き合い方を徹底解説

モラハラと向き合ってみる
私達が今生きている人生で遭遇する「すべての出来事」や「すべての出会い」は偶然ではなく、私達自身が無意識レベルで望んで、自ら引き寄せています。
嬉しいことや楽しいこと、安心や充実感が得られる出来事はもちろんの事。
納得できず腹が立つような出来事や、どう考えても自分に非はない!と言い切れるものであってもです。
例えば今、あなたの目の前に「モラハラ夫から罵られ、虐げられる現実」があるとしましょう。
この現実は、なぜあなたの目の前で起こっているのでしょうか?
- 「結婚前に夫の生い立ちや性格などを、しっかり見極めることができなかったから・・・」
- 「自分が相手の機嫌を損なうような、言動や行動をしてしまうから・・・」
- 「モラハラ夫自身が怒りをコントロールできない人だから・・・」
以上のようなことが原因として挙げられる場合が多いですが、皆さんが「原因」と思っていることは、実は本当の原因ではないと考えてみることが、はじめの一歩になります。
私達が日々発する「言葉」「思考」「物の見方・捉え方」「考え方」「感じ方」「思い」は、すべて私達の「潜在意識=無意識」に入り込んで、私達が受け取る現実の「素」となります。
ということは、受け取った現実は私達が「過去」に発した全てを素に創造されているんです。
モラハラ夫と向き合うことは、自分自身が過去に何を発してきたか?を探っていくために、とても重要な「カギ」となります。
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今の状態を整理する
以下の様なことを紙に書き出すなどして、まずはしっかりと自分で把握してみましょう。
あなたが受け取っている現実、あなた自身の「原因となっている潜在意識の記憶」を探ることに、とても役に立ちます。
- モラハラ夫が何をしたのか?
- 何がそんなに嫌なのか?
- どんな事があったのか?
- どういう所が我慢できないのか?
- 夫にどんな風になってほしいのか?
- 相手がどう変わる必要があると思っているのか?
夫はなぜモラハラなのか?
あなたは自分のことを、「ダメな人間だ」「ちゃんとしてないと認めてもらえない」と思っていませんか?
下記のような抑えられない怒りが湧き起こることはありませんか?
- 不公平な思いをさせられる状況、理不尽に感じる出来事、自分は損している!と感じる状況にイライラする
- 自分の権利を主張したい!間違いを正したい!と強く思う
- 他人との話し合いや口論などで負けたくない!自分が正しいことをわかってほしい、認めさせたい!
たとえそれが常識的で間違っていないと確信できるものだとしても、「あなたの思いや感情」は潜在意識に入り込み、「自分は間違っていない」「自分こそが正しい」「自分の正しさを理解しろ」という、モラハラ加害者タイプをあなたの目の前に引き寄せてしまうのです。
モラハラ加害者は自己愛性人格障害かもしれない?
(自己愛性人格障害は、性質・性格=特徴のひとつであって、病気・疾患ではありません!)
自己愛性人格障害は、「自分は人に受け入れられない」「人よりも劣っている」「正常な役割を果たすことができない」「存在価値がない」などの信念(思い込み)を、潜在意識(無意識)にしっかりと入れ込んでいます。
その結果、自分以外の人に性質・特徴を見抜かれてしまうと、バカにされたり、見下されたり、拒絶されたり、相手にされずに孤独になるのでは?と恐れ「自分は過剰に優れていて素晴らしく、特別で偉大な存在である。」と相手に思わせることに固執してしまう人のことです。
子供時代(幼少期から少年期、思春期、青年期にかけて)、以下のことが日常的に繰り返された結果、誰かからの「態度」「評価」「称賛」が、「存在価値を判断する基準」になってしまうのです。
- 親(大人)の好みや都合で、褒められたり、罰を与えられたりする
- 子供自身の問題を、親(大人)が解決してしまう
- 傷つかなくていいように、過保護に愛される
- 他より優れた能力や容姿などへの、称賛を受け続ける
- 子供時代、身体的ではなく、精神的な虐待を受ける
- 気分によって豹変する親(大人)の態度
- 親の優越感や満足感を満たすために利用される
「自分は人に受け入れられない」「人よりも劣っている」「正常な役割を果たすことができない」「存在価値がない」などの信念(思い込み)は、自己愛性人格障害者といわれるモラハラ加害者だけに留まらず、モラハラ被害者の多くも持ち合わせているもの。
被害者タイプは加害者タイプとは違い、信念(思い込み)からくる「怖れ」を「自分が至らないからだ。自分が悪いんだ。」と、自分を責める事で安心しようとします。
根本の信念(思い込み)は、モラハラ加害者も被害者も同じなのです。
「自己愛性人格障害である」と判断できるかどうか?それは重要ではありません。
あなたのパートナーが、「自己愛性人格障害」に当てはまる!と感じるのであれば、それはあなたご自身がその「特徴」を持っていて、徹底的に自分を責めて、かわいそうな被害者で居続けることでしか、存在価値を見出せない状態であると捉えてみてください。
自分自身を振り返ってみましょう
【言葉】
日常のちょっとした瞬間に発する自分自身の言葉を、一度よく聴いてみてください。
- 「でも」「だって~」「そうは言っても」「なかなか」
- 「あぁ~いやだなぁ~」「なんで○○なんだろう~」「嫌になっちゃうわ」
- 「こんなこと望んでない」「誰もわかってくれない」「~~すべきよ」
- 「~~であって当然なのになぜ?」「なんで私だけ?」「私は何も悪くない」
- 「不公平だわ」「私には関係ないわ」「信じられない」
- 「もうどうでもいい」「わからない」「しんどい」「ツライ」「悲しい」
- 「~~される」などの受け身の表現
上記のような言葉が気づかないうちに口癖になってしまっていませんか?
モラハラ夫との生活がどれほどつらいか?どれほど虐げられているか?どれほどナイガシロにされているか?などを、誰かに話すうちについつい愚痴っぽくなり、わかってもらおうとして「自分は悪くない。悪いのは相手!」「自分は被害者である」と主張してしまっていませんか?
自分はツライ思いをさせられている被害者であるから、主張は当然であると思うかもしれません。
でもあなたが使う言葉は、あなたが受け取る現実の素となります。
憎しみを込めて相手のことを語れば、憎しみを感じる必要がある現実を、あなたが受け取ります。
わかってほしいという思いから、愚痴や泣き言を吐き出せば、ますます愚痴りたくなる、ますます泣き言を言いたくなるような現実を、あなたが受け取ります。
【捉え方】
私達は、目の前に「起こった現実・出来事」を、自分の信じ方、思い込み、捉え方によって評価した結果、感情が動いて行動に影響します。
同じような現実・出来事が起こっても、信じ方、思い込み、捉え方が違えば、その後の「感情・行動」もまったく別の結果を生み出します。
捉え方1
私には私のやり方があって、私のやりたいようにやっているのよ!非難される覚えはないわ、許せない!
捉え方2
彼の言い分にはどんな思いがあるのだろう?もしかしたら新しい発見があるかもしれない!
1と2、どちらの捉え方を選ぶかで、その後の自分自身の感情や行動(結果)が、まったく別のものになります。
【表情】
怒った顔や悲しい顔、辛い表情ばかりいていませんか?
楽しい気分になれないと、笑顔になることは難しいかもしれませんが、出来るだけ笑顔で生活することを心がけましょう。
- 鎮静作用
- 血行促進
- 自律神経バランスを整える
- 脳の「海馬(かいば:脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官)」の働きを活発にする
- 記憶力のアップ
- 美容効果
- 免疫力向上
- ストレス解消 etc.
表情を笑顔にするだけで、これだけの身体的な効果が得られることがわかっているのです!
言葉と同じように、辛い表情ばかりでは良い現実は引き寄せられません。
子供への影響を考える
- モラハラ加害者から被害者へ浴びせる暴言や攻撃を、目の当たりにして育つ
- 親から直接的に、威圧的な態度や言葉の暴力のターゲットにされる
- モラハラ被害者のいつも不安定な心の状態、ストレスを抱えた表情、漠然とした不安に襲われている様子、体調が優れない状態などを毎日目の当たりにする
以上の様に両親がお互いに対して、「怒り」や「憤り」といった感情を抑えることができず、常に相手を攻撃する姿勢を崩さないでいる環境だと、子供達は無意識に自分が悪いと思い込み自分を責めるようになったり、親や周りの人の顔色を伺ってビクビクした様子を見せたりすることがあります。
逆に思春期になると「周りを威圧するような態度」や「攻撃的な言動」を、繰り返すようになるなどの症状を見せ始めることも。
モラハラ被害者側にしてみれば「加害者(父親・夫)が子供に悪影響を与えている」と感じて、なんとか子供を守ろうと一生懸命になったりします。
しかし、加害者=被害者であり、被害者=加害者であることを認識する必要があります。
被害者であるご自身が、加害者と同じ類の痛み・傷を抱えて人生に「機能不全」を起こしていることに気づかなければ、どれほど子供を加害者から引き離して守っても、同じように精神的ダメージを与え続けてしまうのです。
子供を心身共に健全に導きたいと願うのであれば、モラハラ被害者でも加害者でも関係なく、あなたご自身が「心身共に健全に生きる」必要があります。
そのためにも、「我が子の人生を機能不全にする現実を創造していること」「我が子の不健全さを創造していること」をまずは認めてみることから始めてみませんか?
これは決して、「すべてあなたのせいである」「あなたが諸悪の根源である」といった責めや裁きなどではありません。
もしそういう風に感じるのであれば、あなたの意識は「被害者意識でいっぱい」です。
まずは「現実を創造している素」となる、潜在意識の記憶を探ってみましょう。
そして、誰も悪くない、どこにも悪は存在しない、誰のせいでもない、自分以外の誰も自分を傷つけることはできない、ということを実感することで心身ともに健全に生きることへ向けて進んでいけます。
自分の人生は自分のもの
モラハラ夫と上手に付き合うために
「私はモラハラ夫の感情のはけ口になっているだけ」「私はモラハラ夫からの攻撃のターゲットになっているだけ」などと、モラハラ夫の態度、言動を「自分への攻撃である」と捉えてしまい、新たな「愚痴や文句、不平不満、泣き言」を発信してしまいます。
また、なんとか相手を変えようと頑張ったりすれば、新たな「望まない現実を受け取るための素」を、創り出してしまっているだけになるのです。
モラハラ夫は、あなたを傷つけようと攻撃しているわけでも、人生を台無しにするために存在しているわけでも、人生の恐怖に落としいれようとしているわけでもありません。
あなたの一番身近に存在して、潜在意識の記憶を探るために、わかりやすい型で体現してくれている存在なのです。
モラハラ夫が体現してくれている「潜在意識の記憶」は、あなたが気づいて認め、癒していくことで確実に消すことができます。
そうすれば、目の前の人(モラハラ夫やすべての人間関係)、環境、状況、出来事、事象などのすべてが「愛」であり、あなたをもっともっと楽ちんにするために在る!という基本的なことに気づいていけます。
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自分の人生を見つめる
『自分の人生を見つめる!』=『自分自身の潜在意識(無意識)の記憶を見つめること』
そして、自分が五感を使って見聞きできる、すべての人・モノ・出来事・事象は、自分が過去に入れ込んだ思い・感情によって出来上がっていると実感することです。
あなたが日々感じていること、考えていること、思ったこと、発信した言葉のすべてが、あなたの人生(現実)となります。
そのすべてに責任を持つことです。
どんな出来事も自分の思ったように必ず叶うのです。今この瞬間も叶っています。
「自分の発信するすべて」を、しっかりと注意深く観察してみてくださいね。
自分自身がモラハラかもしれないと思ったとき
あなたが自身について、自分で感じる直感はいつも正しいです!
自分自身がモラハラ加害者タイプなのかもしれない!と感じているなら、あなたは「モラハラ加害者妻」です。
どちらも同じ類の心の傷や痛み、思い込みを持っています。
その表現の仕方が「相手を攻撃する=自分以外を責める」など、外側に向けて出るタイプと、「自分を攻撃する=自分を責める」など、内側に向けるタイプとで違うだけなのです。
あなたが今、人を傷つけずにはいられないモラハラ加害者タイプでいるのは、あなた自身が過去に何らかの状況で人から傷つけられたと感じたり、どうしてもわかってもらえなかったり、すべてを支配されているような環境に身を置いていたりした結果、理不尽さや怒り・憤りなどもすべて自分が吸収し、自分を責め、心の痛みをこらえながらスネてきたから・・・ということが原因です。
その「心の痛み・スネ」を自分以外の誰かにわかってもらいたい気持ちと、誰かを責めることで晴らしたいという気持ちが、モラハラ行為となって表面化するんです。
被害者であっても加害者であっても、探っていくのは「自分自身の潜在意識(無意識)にある記憶」。
今目の前にある現実から、過去に何を感じて、どんな言葉を発して、どんな思いを入れ込んできたのかを探っていくことは同じなのです。
自分以外の人を責めたり、誰かをターゲットにして攻撃したり、周りの人(子供など)を支配・コントロールすることで満足しようとしたり、愚痴・泣き言、不平不満、文句などを、延々と続けることでは、何も改善されないどころか、ますます「怒りや憤りを抑えられない現実」を引き寄せてしまいます。
誰のことも傷つけず、誰からも傷つけられることもなく、起こる出来事すべてがありがたい!そんな穏やかで幸せを感じる日々を送ると決めてください。
あなたの心のスネ・訴えは、自分自身がしっかりと耳を傾けて、寄り添っていたわり、わかってあげることで、確実に癒すことができます。
そのことに気づいて、自身の潜在意識の記憶と向き合うことが、モラハラとは無縁な毎日を送ることに繋がります。
Good Luck!!
まとめ
モラハラに「対処」「対策」する必要はまったくありません。
モラハラは「予測不能な天変地異や災害」「得体のしれない犯罪者」ではないからです!あなたご自身の心の訴えを探ることで、モラハラ行為を受け取る必要がなくなる=モラハラは治るのです。
記事を書いた人

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