毒親と絶縁してでも離れたい!罪悪感に苦しまず幸せになる方法

自分の親が毒親だと感じ、いろいろとできることをやってきたけれど、もう限界で早く離れなければ心身ともに自分も家族もダメになってしまうと感じている方もいるかもしれません。
または、すでにいっぱいいっぱいで心身ともに辛くなってしまっている方もいるでしょう。
夫に協力を求める
追い詰められた心理状態の時に本音を話せる場所がある事はとても重要です。
夫に対してそれが出来れば一番良いことかもしれません。
引っ越しや子どもの転校も視野に入れるほど離れることが必要と考えている場合は、特に夫の協力はかかせませんね。
夫に話せない場合
夫に言えないことがたくさんある場合「もう無理」と八方塞に感じたり「もうこうするしかない」と視野の狭い極端な考えになったりしがちです。
重要な選択をする時、追い詰められている精神状態ではとても難しいです。
まず話せる場所を探し、物事を多面的に見られるようにして選択肢の幅を持ちたいです。
落ち着いて心の準備をしっかり始めましょう。
安心・安全の環境を確保することを第一に
心と体の両方に安心と安全のベースが出来なければ、人とのつながりや自己成長に向かう心を養うことはとても難しいのです。
親からこのような状況に置かれている場合は、安心安全の環境を確保することが必要になります。
- 大きなプレッシャーを与えてくる
- 精神的に攻撃してくる
- 様々な暴力行為がある
- 迷惑ばかりかけてくる
「縁を切ってでも離れたい」と強く思っていても、実際行動に移すと罪悪感が伴って苦しむ方もいます。
冷静にじっくり準備をし、気持ちの流れを話す場所を持つことが必要です。
危険を回避するために感情に振り回されない
毒親と言っても色々なパターンがあり、それぞれ対応の仕方も変わってきますが、親に離れることを宣言するのは準備が整ってからか、実際に行動に移してからにしましょう。
行動を起す前に言いたくなってしまうかもしれませんが、自分自身が親を毒親だと思うから離れることを決めたのです。
今までと同じような行動をしても解決は出来ません。
離れるべき状況の時は、感情ではなく自分と家族を守るためにどうするかを何より大切に考えます。
自分を守るために
男女共同参画センターなどのDV関連の窓口に相談することもひとつの方法です。
お子さんがいて住民票をどうするかなど、危機迫っている時は暴力の専門家から安全に離れる方法や、一時的に避難する場所などの情報を得ることが出来ます。
安心と安全の環境を確保しましょう。
自分の居場所は探せば見つかる
では夫に話せない時、どこで話せば良いでしょうか。
- 同じような悩みを持つ方のお話を聴く
- 精神保健福祉センターで自助グループを紹介してもらう
- それぞれの地域にある個人活動しているピアサポートグループ
- 本音を話せるようであればカウンセリングも
- 地元の福祉センターや市民活動団体などで検索しNPOなどの団体の集まりへ
自分に合う居場所を諦めずに探して、色々な場所に話を聴きに行き、なるべくたくさんの情報を得てみましょう。
居場所ができると変わること
心のよりどころとなる居場所や、素のままの自分でいられる場所が増えていくと気持ちが安定していきます。
居場所ができると、親と離れる流れもスムーズになったり、夫に話せなかった本音を話してみようと思えたりするようになることがあります。
段階を経て精神的に離れる事を目指す
どんなに親と離れたいと思っていても、それを実際に行動に移すことや居場所を探すことはとても大きな一歩であり、
たくさんの勇気が必要だと思います。
でもその始めの一歩を踏み出す勇気が、これからの自分が生きやすい人生を作ります。
忘れないでほしいのは、親と物理的に離れることが全ての解決ではないということです。
物理的に離れる手段
- 今までの環境で抑え込んでいた感情・刷り込まれてしまった思い込みを外に出す
- 生きやすくしていく考え方を取入れる
物理的に離れる事が出来たら精神的に離れる
カウンセリングなどを受けると力になってくれます。
- 辛い考え方を手放す作業
- 心理的なケア
時間や忙しさが忘れさせてくれると思っても、なかなかそうはいきません。
物理的に離れた後、一時的に楽になったように感じることもあるでしょうが、時間が経つにつれてまただんだん辛くなってしまう方が多いです。
最終的には精神的分離を目指してほしいと思います。
そこまでできて初めて親と離れることができるのです。
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