【産後の妊娠線】知らない人は損してる!妊娠線を消すケア方法

妊娠中にできた妊娠腺を産後に消したい!
妊娠中にできた妊娠線は薄ピンク色から赤紫色へと変化しながら数を増やしていきます。
ひどい場合には放射線状や縦じま状に何本もの妊娠線がくっきりと入り、かなりインパクトが強い見た目になってしまうため、赤ちゃんを産んだら元のきれいな肌に戻れるのか不安に感じてしまいます。
妊娠線は出産すると少しずつ赤みが引いていき、旧妊娠線と呼ばれる白っぽく瘢痕化(はんこんか)した状態に変わっていきます。
旧妊娠線になってくると線の部分に凹凸が出て深いシワ状になったり、光の加減でテカリが感じられたりなど、妊娠中とは違った特徴が見られるようになります。
そしてたいていは産後数ヶ月後までには目で見て分からない程度まで薄くなるのですが、中には年数が経ってもあまり薄くならずに古い妊娠腺として残ってしまったという声も聞かれます。
一度できた妊娠線は完全に消えるわけではなく、中でも時間が経過した旧妊娠線は特に消えにくくなってしまいます。
産後できるだけすみやかに妊娠線を薄くして目立ちにくくするためには、早い段階から適切な予防法や対策方法をとることが大切になってきます。
妊娠線が産後にできることもある
妊娠線は妊娠中にできるというのが一般的なイメージですが、実は産後になってからも妊娠線が出現・増加することがあります。
産後に妊娠線ができる原因は、出産の際にお腹の皮膚が一気に伸び縮みするため、その変化に付いていけずに肌の奥深くに亀裂が生じて傷になることによるものです。
また別のケースとしては、実際には出産前までに妊娠線ができていたにもかかわらず、気付かないまま過ごしていたという可能性があります。
この場合は、たまたま目に見えるほど濃くなかったのが出産を経て状態が変化したり、見えにくい箇所にあった妊娠線が産後観察しやすくなったりしたので発見したというパターンです。
妊娠線が産後にできたママの体験談
産前には出来てなくて、気づきにくい場所でもなかったので驚きました。
お腹が大きくなるときだけできると思っていたのですが、体重が減ったりお腹がしぼむときにできる人もいるそうです。
妊娠中もケアしていたのですが、産後1年は続けてケアをした方が良いと聞いたので続けています。
今さら妊娠腺を消そうとしても改善しないんじゃないかと思い、産後に特別な肌ケアはしませんでしたが、そこまで目立たなかったので良かったです。
しかし、産後は子育てに一生懸命で自分の身体のケアをする余裕はあまりなかったため、クリームを塗ってスキンケアするのを早々に諦めてしまいました。
産後の妊娠線ケア方法
産後に妊娠線を消したり目立たなくしたりするには、以下のようなお手入れ方法がオススメです。
妊娠線クリームで保湿
妊娠線によるダメージを最小限に抑えるために、最も重要なのは保湿です。
水分が不足してカサつきのある乾燥肌になると、ちょっとした刺激を受けただけでも裂けやすい状態になってしまいます。
そのため、普段から潤いと弾力に満ちた柔軟性に満ちた肌を保つことで、おなかが伸びたときにも断裂が起きにくくなるのです。
そこで大切になってくるのが、妊娠中である妊婦のうちから産後まで妊娠腺専用クリームを使ったセルフケアや予防方法を欠かさないこと。
普通のボディークリームのように皮膚表面への保湿性だけを保つのではなく、妊娠線予防クリームは肌の深層まで有効成分が届いて潤うようにできています。
また出産してお腹が小さくなれば自然と妊娠線が消えるわけではないので、専門クリームの使用をやめてしまわずにママ用ボディケアクリームなどで予防ケアを継続していく必要があります。
産後のボディケアで重要なポイントとなるのは亀裂の修復と肌の再生であり、妊娠線クリームの中でも妊娠線を消す目的に特化したタイプが特に人気が高くなっています。
たっぷりと美容成分が配合されたものが多く、真皮層や皮下組織で破壊されたコラーゲンの生成を促進したり、ホルモンバランスが乱れた肌のターンオーバーをサポートしたりするなど、弾力性と新陳代謝アップへの高い効果が期待できます。
市販されている妊娠線ケア用アイテムは、クリームだけでなくボディ用オイルタイプの商品もあります。
中にはケアクリームとケアオイルのセット使いをおすすめのケア方法としているアイテムもあるので、より結果を求める場合の対処法として取り入れてみるのもひとつの方法です。
さらに効果を高めるためには、出産と同時にしぼんでしまったお腹の皮のたるみにハリを取り戻すべく、ボディクリームやボディオイルを使ったマッサージ方法もおすすめです。
肌の代謝を高める
妊娠~出産にかけて女性の体はめまぐるしく変化するため、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
産後は特に育児のストレスも加わるので、心身の不調から肌トラブルが出やすくなります。
そんな疲れた肌を元どおりにするには、ホルモンバランスを正常化して新陳代謝を整えることが大切になります。
赤ちゃんのお世話で思いどおりにはならないかもしれませんが、できるだけ規則正しい生活習慣を送ることが肝心です。
まずは栄養バランスのよい食生活を意識し、コラーゲンや皮膚の生成に必要なタンパク質やビタミンA、ビタミンCといったビタミン類を食事から積極的に摂取できるようにしましょう。
次に真皮層の代謝を促す成長ホルモンを盛んに分泌させるためには、良質な睡眠をとることが必要です。
またウォーキングやヨガなど適度な有酸素運動も成長ホルモンの分泌に効果的で、気分的なリフレッシュを兼ねることもできるのでおすすめです。
ストレスを溜め込んでしまうとホルモンバランスがますます乱れて肌の代謝が滞りがちになります。
忙しい毎日の中で自分なりのストレス発散方法を見つけて実践していくことも、妊娠線ケアのためには大切なポイントといえます。
美容クリニックで治療
できてしまった妊娠線がなかなか消えない、症状がひどいといったお悩みのあるママたちには、美容皮膚科や美容クリニックで医師や専門家による治療を受けるという方法もあります。
お腹に赤ちゃんがいるときにはNGですが、産後であればクリニックでの治療を選択肢に加えることができます。
クリニック治療の最大のメリットは何といっても短期間でわかりやすい結果が得られることです。
赤ちゃんを産んでお腹がへこんだら水着のおしゃれを楽しみたいという人や、旦那さんが幻滅しないか心配という人の悩みを解決するには、即効性のあるクリニック治療が手っ取り早い方法といえるでしょう。
治療方法にはいくつか種類があり、大きくわけて2通りに分けられます。
1つは真皮に直接作用して自然治癒力を高める方法で、主にレーザー治療や炭酸ガス治療、ダーマローラーを使った治療が行われています。
もう1つは妊娠線ができている箇所を切除・縫合してその部分を目立ちにくくする方法で、瘢痕修正術(はんこんしゅうせいじゅつ)や皮膚切除手術などが一般的です。
ただし、クリニック治療で無視できないのがコストです。
妊娠線の治療については保険適用外になるため、ほぼ全額自己負担になってしまいます。
いくら効果が高いとはいえ、自分でクリームを塗りマッサージを行う場合と比較すると、かなり価格に差が出てしまいます。
妊娠線治療にいくらまで出せるかは個人差がありますが、大切なベビーが生まれたばかりで出費がかさむ時期なのでコスト面は気になるところです。
またクリニック治療を受ける際には、施術での副作用や治療跡についても注意が必要です。
せっかく治療を受けても、場合によっては痛みやかゆみなどが生じることがあったり、手術跡が残ってしまったりすることがあります。
こうしたリスクやデメリットを十分に理解したうえで慎重に検討するようにしましょう。
まとめ
妊娠線の対策として一番手軽で有効なのは、とにかく妊娠中の早い時期から妊娠線クリームを使用して徹底ケアを行うことです。
そして、産後も予防策として専用クリームでのケアを続けることが重要です。
日常的にクリームを塗ることによって皮膚深層が裂けにくくなり、またできてしまった亀裂の修復を促します。
できてしまった妊娠線を産後に何とかしたいという方は、まず日常的に自宅でできるセルフケアをしっかり行うようにしてください。
その上で、必要に応じてクリニックなどでの治療法を視野に入れる手があることを覚えておくといいでしょう。
記事を書いた人

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