妊娠線のでき始め※ヤバいと思ったら!症状チェック&すぐに始めるケア

できれば作りたくない妊娠線。ケアをしていてもできてしまうことも。でき始めにある前兆や症状、またでき始めの妊娠線にピッタリの対処法を紹介。これって妊娠線?って思ったときに確認できる色や症状のチェックも。
妊娠線
妊娠線 でき始め

妊娠線ができ始める予兆

妊娠中にお腹の中の赤ちゃんが大きくなるのにともなって、お腹が次第に膨らみを増していくときに妊娠線ができ始めます。
妊娠線とは、お腹の皮膚が急激に引き伸ばされていくのに対応できず、真皮や皮下組織といった内側にある層に断裂が生じてできるもの。

お腹が大きくなり始める妊娠中期に入った頃や、お産を控えてお腹がグンと膨らむ妊娠後期にあらわれることが多いのが一般的です。
しかし、中には妊娠初期にもかかわらず妊娠線ができてしまったというケースもあるため、早い時期からでき始めの兆候を見逃さないことが大切です。
妊娠線のできる原因
妊娠線はお腹の膨らみと深い関係があるわけですから、お腹がわずかでも大きくなってきたり少し体重が増えてきたりしたら、妊娠線が出始める可能性が高くなります。
皮膚の奥深くに生じた亀裂によって肌表面にうっすらとしたピンク色のような線が見えるようになったら、それは妊娠線の兆候かもしれません。

またお腹の周辺がむずがゆかったり、何ともいえないようなチクチクとした痛みを感じたりするのも、妊娠線の予兆の一つとされています。
比較的できやすい人の特徴を見てみると、初産婦よりも経産婦の方が妊娠線のできる確率が高いとされています。

さらに皮下脂肪が厚い女性や乾燥肌の女性も、妊娠線ができやすいタイプであることが分かっているため、でき始めの兆候に用心しておいたほうがよいでしょう。
多胎妊娠や体重増加が著しい人はお腹が大きくなりやすいため、こうした人も妊娠線にいっそうの注意が必要になります。


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でき始めの妊娠線の特徴

妊娠線チェックポイント
妊娠線のでき始めのポイントとしては、以下のような点をチェックしてみましょう。

どんな色か

子宮が大きくなるとお腹の皮膚は伸びて薄くなるため、内部に生じたキズが薄ピンクや薄い赤紫色など、赤みを帯びた色に透けて見えます。
初期の妊娠線はくっきりとしたものは少なく、線の長さや数もさほどではないため、妊娠線に気付かないまま過ごしてしまう妊婦さんも少なくありません。

どこにできるか

妊娠線ができる部位で圧倒的に多いのはお腹で、特にでき始めの時期には下腹部やへそ周りなどのおなか周辺に見られることがよくあります。
ほかにも妊娠線ができる場所としては、胸やお尻、太ももや膝裏などの脚部分、二の腕が挙げられます。

初期の妊娠線を見逃さないためにも、まずは日頃からお風呂上りなどにボディの変化がないかの全身セルフチェックしておくことが予防ケアの第一歩となります。
膨らんだお腹の下側やお尻などは自分では見にくいですが、こうした部分も初期症状がないかしっかり確認しておきましょう。

いつごろからできるのか

妊娠線が出現する時期は個人差がありますが、妊娠5~6ヶ月前後がもっとも多くみられます。
また妊娠後期から臨月はお腹の膨らみも最高潮に達するため、それまでまったく無かったのに出産間際になって急に妊娠線ができたというケースもあります。

正中線との違い

妊娠線と勘違いされがちなのが正中線ですが、正中線の場合はお腹を中心に縦に茶色っぽい線が入ります。
また妊娠線は肌に多少凹凸が見られますが、正中線は滑らかなのが特徴です。

正中線は胎児期に細胞分裂した名残であり全ての人に生まれながらにある線ですが、妊娠によるメラニン色素の増加などが影響して、人によってはくっきりと目立つくらいに見えるようになります。
 

妊娠線ができ始めたらすぐに予防対策を!

妊娠線を発見したら、できてしまった妊娠線を悪化させないこと、そしてそれ以上妊娠線を増やさないようにすることが大切です。
妊娠線のでき始めは、なかなか自分では気付きにくい場合も多いので、妊娠初期などできるだけ早い時期から以下のような点をポイントにお手入れを始めておくと安心です。

妊娠線クリームを使う

妊娠線クリーム
肌の潤いが不足しているとお腹の皮膚が伸びる際に裂けやすくなってしまうため、妊娠線予防にもっとも重要となるのは肌を十分に保湿して乾燥ケアをしてあげることです。
そのために効果的なのが専門クリームになります。

妊娠線専用クリームは通常の保湿クリームが持つ保湿性に加え、真皮層や皮下組織に届いて細胞やコラーゲンに直接作用してくれます。
柔軟性や弾力性のある水分たっぷりの肌コンディションを常に整えておくことで、皮膚が伸びたときにも深層での亀裂を生じにくくなります。

お腹が大きくなっても塗りやすいように伸びの良いテクスチャーで、女性に嬉しい美容成分が配合されている商品が人気です。

肌に付けるものということで赤ちゃんへの影響が気になる人も多く、無添加の妊娠線クリームを選ぶプレママたちも多くなっています。
また妊娠中はニオイに特に敏感になる人が多いため、無香料のものや自分が癒される好みの香りのクリームをセレクトしてみてください。

予防クリームでの妊娠線ケアはコツコツと長く続けることが重要なポイントになってきます。
実際にケア製品を買うときには、専門性が高く予防効果のあることはもちろん、種類や量、コスパ、口コミ情報などでの使用感を考慮して自分が使いやすいセルフケアアイテムを選びましょう。
妊娠初期はつわりなどもあり体調が安定しないので、無理はせず心身ともにリラックスできるお風呂上りなどに、可能な範囲でボディケアすることをオススメします。

人気の妊娠線クリームで妊娠線予防ケアをはじめる

食生活を見直す

食生活を見直す
つわりの時期に食欲が無かった人も安定期に入ると体調が落ち着いてきます。
赤ちゃんの成長も手伝って、驚くほど食欲旺盛になる人も少なくありません。

ただ食欲にまかせてどんどん食べてしまうと体重が一気に増えて妊娠線ができやするため要注意です。
食べ過ぎに気をつけるだけでなく、油分の摂りすぎや夜間の飲食にも注意しましょう。

またビタミン類や良質なタンパク質など、すこやかな肌づくりに欠かせない栄養素を積極的に摂取することも大切です。

適度な運動を心がけ、体重管理を徹底する

体重管理

体重が急に増えるとお腹も一気に膨らんで妊娠線ができやすくなってしまいます。
つまり妊娠線の予防のためには体重増加をできる限りゆるやかにして、徐々にお腹が大きくなるようにすることがポイントになってきます。
体重の増加を適度に抑えることは安産にもつながります。

体重増加をゆるやかにするためには、食事だけでなく体を動かすことも必要になります。
体調に合わせて無理のない範囲で、日頃からウォーキングやヨガなど軽い運動を心がけることで、妊娠線の予防だけでなくストレス発散にも効果的に役立ちます。

サポート下着やマッサージをプラスする

マッサージとサポート下着
お腹が大きくなってきたら是非取り入れたいのが腹帯やマタニティ用ガードルといった妊婦さん専用のサポート下着です。
サポート下着はグングン膨らんで重くなるお腹をしっかりとホールドしてくれるので、お腹の皮膚の伸びを抑えるのに効果的な予防法です。

そして、妊娠線クリームなどのケア商品を塗る際にマッサージを加えてみましょう。
新陳代謝も高まり、さらに肌の弾力や柔軟性をアップさせる効果が期待できます。
ただし、つわりなどで辛いときやお腹のハリがあるときには控えるようにしてください。

妊娠線ができ始めたときのママの体験談

妊娠7ヶ月くらいです。
お風呂上がりにベビーローションを塗っているときに、なんとなくあれ??と思っているうちに気がついたらくっきりと出来ていました。
気づいてからは、それまで以上に念入りにケアをしましたが、妊娠中に線が消えることはありませんでした。
(21歳)
出産1週間前に実家に帰りました。
その際予防クリームを持っていかず「1週間くらいだし」と軽く見ていて、予防クリームでないクリームでも塗ってれば大丈夫!っと思っていましがふつうのクリームでは意味はなかったみたいで、くっきり妊娠線ができてしまいました。
(23歳)
妊娠8ヶ月くらい。臨月に差し掛かるにつれて徐々に濃くなっていきました。
10キロ暗い体重が増えていたのですが、8ヶ月までは症状が出ていなかったので大丈夫だろうと思っていたのですが、急にできてしまいました。
(35歳)
妊娠6カ月ぐらいで腰回りに出来ているのを発見しました。
その後、保湿ケアを頑張って続けていたのですが、体重が増えたりおなかが大きくなるとお腹や太ももの付け根にも出来てきてしまっていました。
(32歳)
31週ぐらいに見つけました。
体重は5キロくらいしか増えていなかったのですが、お風呂に入る前に鏡を見て気づきました。
(33歳)

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まとめ

妊娠線がひどくなってしまうと、線が長くなって色もくっきりと濃いものになります。
本数を増やしながらお腹をはじめ全身にどんどん広がっていき、産後には白っぽく瘢痕化した状態で残ります。

一般的には産後3ヶ月~半年ほどで徐々に薄く目立ちにくくなることが多いですが、中にはいつまでも残ってしまったというお悩みを持つ女性もいます。

 
妊娠線は時間の経過に応じて消しにくくなりますので、早めの処置が何よりも肝心
「これって妊娠線かな?」と思う症状があれば、早急にお手入れを始めましょう。

記事を書いた人

主婦の『変わりたい』を叶える情報メディア、syufeel編集部です。
妊娠線 でき始め
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