妊活にも効果あり?ルイボスティーの成分とその驚くべき効果

女性に人気のルイボスティー
ルイボスティーは妊活している女性にも人気。
今評判のルイボスティーの効能やおすすめの飲み方について、ポイントをまとめてみました。
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ルイボスティーとは?
ルイボスティーはマメ科の植物であるルイボスの葉を乾燥させたものです。
このルイボスは南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈一帯だけに自生している植物で、茶葉にはミネラルやビタミン、豊富な栄養素や抗酸化物質が含まれていることから、健康茶として人気を集めています。
またカフェインを含まずタンニンも少ないということで、老若男女関係なく誰でも安心して飲むことができます。
胃腸への刺激も少なく、妊娠中や授乳中の女性が飲んでもOKです。
ルイボスティーに含まれる主な栄養素
ルイボスティーはさまざまな栄養素を含有しています。
・豊富なミネラル成分
ルイボスティーには現代人に不足しているといわれるミネラル類(マグネシウム・カリウム・カルシウム・リン・亜鉛・鉄・銅・マンガン・セレンなど)が豊富に含まれています。
・ビタミン類
新陳代謝を促進し、手足のむくみ解消に効果があるビタミンB1、B2や、美肌や疲労回復などに効果があるビタミンCが含まれています。
・SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)
ルイボスティーに含まれるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)酵素は、体内にもともとあり強い抗酸化作用を持っていますが、35歳前後から減少していきます。
SOD酵素を含有している食品は他にあまり多くありません。
・ケルセチン
ポリフェノールの一種であるケルセチンは、タマネギやほうれん草などに多く含まれ、強い抗酸化作用で知られています。
妊活に有効なルイボスティーの効果とは?
・豊富なミネラル
ルイボスにはイライラ解消に効果があるカルシウムに加えて、その吸収を高めるマグネシウムも含まれており、同時に摂取することで精神を安定させてストレスを緩和することができます。
ストレスをなくすことで自律神経の乱れを軽減し、ホルモンバランスが崩れるのを防ぎます。
・亜鉛
亜鉛には卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体形成ホルモン(LH)の分泌を促進して排卵をスムーズにするはたらきがあります。
また子宮内膜をフカフカにして着床しやすくする作用もあります。
・SOD酵素・ケルセチン
加齢やストレスによって体内で増加する活性酸素は、老化を招いてさまざまな病気の原因となるほか、卵子や精子の老化を進ませて妊娠しにくくなることがわかっています。
ルイボスティーに含まれるSOD酵素やケルセチンには非常に強い抗酸化作用があり、卵子の質が老化するのを防いでくれます。
・Tie2(タイツ―)を活性化
Tie2は毛細血管の細胞で、血管の強化や再生といった役割を担っています。
ルイボスティーにはこのTie2を活性化させるはたらきがあるため、血行を促進して妊活の敵ともいわれる冷え性の改善に役立ちます。
・ノンカフェイン
妊娠するとママが摂ったカフェインがおなかの赤ちゃんにも送られてしまうため、意識的にカフェインを制限する必要があります。
またカフェインを控えることは興奮を抑え安眠にもつながります。
ルイボスはカフェインレスなので妊婦さんでも安心して飲むことができ、またたっぷり飲めるので利尿作用が活発になり体内の老廃物を排出するデトックス効果も期待できます。
男性が飲んでも効果があるの?
不妊で悩むカップルの中には、男性側に原因があるケースも少なくありません。
加齢やストレスにより精子の数や質が低下していくことから、男性も妊活に積極的に取り組むことが必要になります。
ルイボスに豊富に含まれる亜鉛は男性ホルモンとなるテストステロンの生成に大きな役割を果たしており、毎日ルイボスティーを飲むことで男性ホルモンが増し、精力増強および元気な精子を作り出すといった効果が期待できます。
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ルイボスティーのおすすめの飲み方
ルイボスに含まれるさまざまな効能を最大限に活かすため、次のようなポイントに気をつけましょう。
水出しか煮出しか
ルイボスティーには水出しや煮出しタイプがありますが、なるべく濃い成分が抽出されるためには最低10分以上は煮出したものがおすすめです。
飲むタイミング・量
ルイボスティーの効果的なタイミングとして、起床後、朝食前、就寝1時間前が良いとされています。
またノンカフェインだからといって飲みすぎると逆効果なこともあるので、1日3杯程度までにとどめましょう。
おすすめレシピ
ルイボスティーはそのままでも美味しいですが、ときにはショウガやはちみつなど体が喜ぶ食材を加えてアレンジすることで、飽きずに飲み続けることができます。
体を冷やさない為に基本的には常温かホットで飲むようにし、冷たくして飲みたいときには少量にとどめましょう。
妊活のためのルイボスティーの選び方
近年人気が高まっているルイボスティーですが、国内ではお店やネット通販で種類や値段も違うさまざまなタイプが販売されています。
そんな中で安心して飲めるルイボスティーを選ぶ際には、以下のようなポイントに注意しましょう。
水出しよりも効果が高い
有機栽培のマーク「エコサート」「有機JAS」をチェック
湿気に弱く長期間保管されると抗酸化作用をはじめ色々な効能が低下するため、収穫時期や輸入時期などの記載をチェック
「スーパーグレード」(高品質で栄養成分・味が優れている→全体の約1%のみ)をはじめ、しっかりとした品質保証があるもの
ルイボスティーのもつその他の効果とは?
ルイボスティーは妊活に有効なだけでなく、さまざまな効能があることでも知られています。
・貧血を予防
ルイボスティーには貧血改善に効果的な鉄分がたっぷり含まれています。
またカフェインやタンニンといった鉄分の吸収を阻害する物資がほとんど含まれていないため、効率よく鉄分を吸収することができます。
・美容・アンチエイジング
抗酸化成分であるSOD(スーパーオキシドジムスターゼ)やケルセチンにより、体内の活性酸素を除去して老化を防ぎ、細胞の新陳代謝を促します。
・ダイエット
SOD0酵素には老廃物や毒素を排出するデトックス効果があるとともに、胃腸のはたらきを良くして便秘を解消し太りにくい体づくりを可能にします。
・アトピー改善
ルイボスティーが持つ活性酸素を除去するはたらきにより、アトピー性皮膚炎の症状を緩和します。
また亜鉛が持つ新陳代謝促進作用により、肌の修復や再生が活発になります。
・二日酔い予防
ルイボスティーにはアルコールがアセトアルデヒドに分解される際に発生する活性酸素を除去するはたらきがあります。
また肝臓の機能をサポートするミネラル成分が含まれていることもあり、二日酔いの予防や改善に役立ちます。
・更年期障害の改善
女性が50歳前後で更年期を迎えるころには、エストロゲンという女性ホルモンが大きく減少します。
ルイボスティー中の亜鉛には、エストロゲンの分泌を促す黄体形成ホルモンのはたらきを活発化させる効果があるため、更年期による諸症状を緩和できます。
・熱中症の防止
ルイボスに豊富に含まれる多様なミネラル成分により、暑さで奪われた体内の水分や塩分を効率よく補給することができます。
・花粉症の改善
ミネラルや抗酸化成分により免疫機能が向上し、くしゃみや鼻水などアレルギー反応による諸症状を緩和してくれます。
・加齢臭の改善
ルイボスに含まれる抗酸化成分が、加齢臭の原因ノネナールの増加を抑制します。
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