【男女産み分け】希望する性別の赤ちゃんを授かる方法と確率とは

男女の産み分けは可能?
男女の産み分けは、精子の性質を利用した方法によってある程度の確率で可能と言われています。
中には約8割程度可能と言う専門家もいます。
100%確実な方法はない
約8割程度可能という説はありますが、100%確実な方法はありません。
産み分けは医学的に証明されているものではなく、不可能だと言う医師もいます。
何もしなくても希望の性別の赤ちゃんが生まれるのは50%ですから、少し確率があがったらいいなくらいの心持ちで行った方がいいかもしれません。
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産み分けをやらない方がいい人
産み分けをやらない方がいい人もいます。
それは不妊治療中の人と高齢出産になりそうな人です。
不妊治療中はまずは妊娠をゴールとしているため、妊娠の可能性がある期間は積極的に夫婦生活を持つように指導されます。
夫婦生活のタイミングで産み分けをする方法もありますが不妊治療中はその分確率が下がってしまうことになりかねません。
そのため、不妊治療専門院では産み分けの指導はしてもらえません。
また高齢出産の方も同様に妊娠の可能性を下げてしまいます。
出産時の年齢によっては母体のリスクも大きくなるため、妊娠することを優先させる方がいいでしょう。
そもそも産み分けとは
性別は男性の精子で決まる
そもそも赤ちゃんの性別は、男性の精子によって決まります。
昔は「女腹、男腹」と言われていたように女性側の特性によって決まると言われていましたが、子宮内を泳ぎ、卵管に入り卵子に到着し、卵子の膜を破ることができた精子がX精子かY精子かで赤ちゃんの性別が決まるのです。
女の子ができるのはX染色体を持つX精子。
核となっている頭部が大きく、酸性に強くアルカリ性に弱いという特徴があります。
男の子ができるY染色体を持つY精子は軽く、頭部も小さくて動きが早く、酸性に弱くアルカリ性に強いです。
そのため卵子に到達するのが早いと言われています。
子宮内は酸性と言われているため、X精子は体内で長生きし、Y精子は寿命が短いと言われています。
これらの特性を活かし、様々な産み分けの方法があります。
産み分けの方法
夫婦生活のタイミング
X精子、Y精子の寿命の長さの特徴を利用して夫婦生活のタイミングを工夫する方法があります。
X精子は酸性に強く、長生きです。
女性の膣内は酸性のため、X精子は子宮内で長生きしやすいのです。
女の子希望の場合は、その特性を活かし排卵日2〜3日程前にタイミングを取って、卵子が排卵するのを子宮内で待ち構えるようなイメージです。
Y精子は寿命が短いため、排卵がある頃には子宮内にはX精子が多く生き残っている状態にします。
一方、Y精子は酸性に弱いため、膣内で長く生きられません。
男の子希望の場合は、排卵日当日にタイミングを持つとよいとされています。
重要になるのが、正確な排卵日を把握することです。
一つ目は、基礎体温を記録して排卵日を知る方法があります。
月経開始から次の月経開始までで一番体温が低い日が排卵日の可能性が高いと言われていますが、個人差があります。
二つ目、市販の排卵検査薬を併用する方法があります。
排卵検査薬は妊娠検査薬のように、尿中に含まれるホルモンに反応して排卵を確認する検査薬です。
検査薬にもよりますが、排卵日前日に陽性反応がでるものがインターネットか薬剤師のいる調剤薬局で売られています。
これを併用することで排卵日予測の精度を上げることができます。5~7本セットで2000~3000円程です。
その他ゼリーやサプリメントも
市販されている商品を産み分けのために使用するという方法もあります。
代表的なものは産み分けゼリー。
男の子用(グリーンゼリー)と女の子用(ピンクゼリー)があり、ドラックストアなどで売られていたり、クリニックで処方されたりすることもあります。
夫婦生活を行う際に使用するもので、膣内をアルカリ性もしくは酸性にしてX精子とY精子、希望する方の精子を受精しやすい環境を作ることができます。
リンカルというサプリメント(栄養補助食品)もあります。
リン酸カルシウムの略称です。
元は胎児の先天性異常予防のために服用していた錠剤でしたが、これを服用した女性の7~8割が男の子を出産したことから産み分けに効果があるのではないかと言われるようになりました。
しかし医学的な根拠があるわけではありません。
病院での産み分け
産み分けは、病院ごとに方針が異なります。
積極的に指導しているところもあれば、産み分けは倫理に反するため指導しないというところもあります。
とはいえ、自己流よりも専門家のアドバイスがもらえる方が何かと可能性もあがるのでおすすめです。
病院では自己流ではできない産み分け方法を提案してくれる場合もあります。
最寄りの産婦人科のHP等を確認してみましょう。
排卵日の特定
病院での産み分けの中で、最も多く行われている方法は正確な排卵日を把握することです。
内診(経腟エコー)による卵胞の発育具合(大きさ)をチェックすることで排卵予測を行います。
その排卵日を元に、医師が夫婦生活のタイミングを指定します。
クリニックによっては産み分けゼリーを併用するよう処方するところもあります。
自己判断の予測よりも10~15%程精度があがると言われています。
エコー検査にかかる費用は病院ごとに違いますが、3000円程が平均です。
バーコール法
バーコール方は、人工授精の精子選別の要領で、X精子とY精子を分離させます。
X精子とY精子の比重の違いを利用して希望の精子を選別して人工授精をする方法です。
ただ、重さのみでの判断になるためこれも100%ではありません。成功率も60~70%程度と言われていますが信頼できる機関からの統計データはありません。
費用も保険適用外の自由診療かつ1回5万円程度かかるため、希望する人も実施するクリニックも少なめです。
着床前診断
体外受精の場合のみですが着床前診断をするという方法もあります。
体外で受精させた受精卵を、体内に戻す前に検査し、性別を判断します。
ですが着床前診断はあくまで受精卵の染色体や遺伝子に異常がないかを調べる技術です。
そのため現代の日本では性別判断の目的ではNGとされているため、一般的な方法ではありません。
大切なのは赤ちゃんを迎えられる健康な体づくり
産み分けを第一に考えている人もいるかもしれませんが、その前にやらなければならないのは赤ちゃんを迎えられる健康なからだ作りです。
毎月の排卵の把握
産み分けにも重要ですが、妊娠に大切なことは毎月の排卵の把握です。
基礎体温をしっかり測り、月経周期を把握し、場合によっては排卵検査薬を使用し、毎月しっかりと排卵できているかを日頃からチェックしましょう。
もし基礎体温が低温期高温期二層になっていない、排卵検査薬で陽性がでないなどあれば無排卵月経の可能性もありますので病院に相談しましょう。
元気な精子を(喫煙、飲酒、ストレス、食生活)
産み分けは精子の特性によって違います。そのため男性側の精子の健康もとても重要です。
喫煙している人は禁煙を、お酒を飲み過ぎない、ストレスを溜めすぎない、偏った食生活をしていないか、など日常的にチェックして健康な精子を作れる環境を整えましょう。
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夫婦でサプリメントを上手に取り入れよう
赤ちゃんを迎える体作りには規則正しい食生活が大切。
しかし分かっていても現代人にはなかなか難しい…そんな時はサプリメントを取り入れるのも1つの手です。
妊娠を望む人は妊活サプリがおすすめですが、最近では妊活成分が配合された葉酸サプリもあります。
妊活作用と胎児の先天性疾患を防ぐ作用が一緒になったサプリがあります。
手軽に飲めて栄養もしっかり取れるサプリメントを、積極的に取り入れましょう。
まとめ
産み分けに絶対はありません。
いくらタイミングを計っても、ゼリーやサプリメントを使用しても、夫婦それぞれの体質や生活習慣によっても変化します。
重要なのは、産み分けをすると言うことがどういうことなのか、事前に夫婦でしっかり話し合っておくこと。
あまり気負いせず、二人三脚で赤ちゃんを迎える準備のひとつと捉えましょう。
どちらの性別でもかわいい赤ちゃんに変わりはありません。
記事を書いた人

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