夫婦の危機はいつまで続く?家庭を救う産後クライシス解消法!

出産後の夫婦間の危機「産後クライシス」の解消法をご紹介します。 こじらせる前に手を打ちたい対策や、離婚話が出るほどこじれたときの解決法など、さまざまな対処法を具体的にご案内。 いつからいつまでが危ない期間なのかも、ぜひ確認してください。
妊娠・出産

出産後に夫婦間の危機を迎える「産後クライシス」は、たとえどんなに夫婦仲がよい家庭であっても起こりうるリスクです。
そこで今回ご紹介するのは、産後クライシスの解消法。
こじらせを防ぐ対策のほか、こじらせてしまったときの対処法についても詳しくご案内します。

危ない期間はいつからいつまで?

平成23年度の全国母子世帯等調査によると、夫婦が離婚した時の子供の年齢で、一番多いのが0歳~2歳です。
そのため産後クライシスは、子どもが0歳~2歳の期間に起きやすいと考えられます。
産後クライシスいつから
でも、実際に私がさまざまなママ達と接してきた経験でいうと、女性がイライラしやすい期間は、妊娠中から子どもが小学校に入学して少し経つくらいまでの間のように感じます。
この期間はママ自身が大変な時期と重なっています。

産後クライシスのこじらせを防ごう

産後クライシスは、高度経済成長期から続く考え方「女性は良い母親になって、子育てと家事をするのが当然」というのが、間違っているんだよと伝える、身体からのサインです。
古い考え方が残る環境で、現代女性が余裕を失い、産後クライシスに陥るのは、むしろ健全ともいえます。

注目すべきは、産後クライシスに陥った後、その期間をなんとかやり過ごす人と、こじらせる人に分かれることです。
産後クライシスに陥ること自体は成長期のようなもので、いわば、あるべきもの。
「抱え込み過ぎてるんだな、自分」と気づけばいいのです。大切なのは、こじらせないための対策です。

夫婦でのこじらせ対策法

夫婦関係の見直し
私もそうでしたが、初めての育児なのに、「全部ちゃんとしなくちゃ。私は仕事を休んでいる期間なのだから、家事もちゃんとして、旦那さんにもちゃんとして、良い妻、良い母になろう」なんていうのは、無理です。
産後クライシスは、そんな生活を「あっ、無理なんだ」と気づくための大事な機会と捉えましょう。

危機的状況を迎えても、こじらせないための対策は、旦那さんに家事育児チームの相棒になってもらうことです。
うまくやっている夫婦に注目してみると、やはり夫が、子育てと家事の相棒として活躍。チームのエースとして自覚があり、できる範囲でちゃんとやっているという特徴があります。
もしくは、実母など身近に頼りになる人がいるので、夫の協力をあきらめていても大丈夫というケースもありますが…。

こじらせが原因で夫婦仲がひどく悪化し、離婚した方がよいケースも確かにあります。
でも、「あとで考えると、やっぱり離婚しないで良かったよね」と思う人もけっこう多くいるはずです。
産後クライシスのゴールを「離婚しない」くらいに考え、お互いあまり神経質になりすぎないよう協力しながら対処すれば、こじらせが防ぎやすくなります。

離婚危機までこじれた時の解決法

産後クライシスがこじれて、離婚話が出てくるほど問題が大きくなったとき、それを解決する一番のポイントは、産後クライシスの間に夫婦関係を改善しようとしないことです。
では、何をするかというと、まず自分自身の睡眠不足を解消するために、睡眠をとります。
次に、栄養不足になっている可能性が高いので、栄養不足も解消してください。毎日何かつまんでいるとしても、ちゃんと栄養のあるものを食べていないというお母さんは多いのです。
食事と睡眠
私がママ向けの教室をしていた時、「私、昨日の昼から何も食べてないんですよ」と言って、丸一日ぶりの食事を教室のランチでとる人がけっこういました。
これは、子どもやお年寄りにしたら、虐待といわれます。自分自身に虐待をしないで、まずは、自分を大事にしてください。
睡眠と栄養のとれる食事をとることが、産後クライシスに陥った時の解決法として、特に大切です。

そして、パパに子どもを見てもらう間、お風呂にちゃんと入って髪を洗い、身綺麗にしたり、実家の家族など、身近な人に部屋を片づけてもらったりして、衛生面のケアもしてください。
イライラする原因は、「心身の限界がきてるよ」という状態を伝えるサインなので、まず自分を大事にすることを意識しましょう。

ストレス解消で気持ちに劇的変化

睡眠・栄養・衛生面をケアしても、まだイライラが続くという時は、かなり育児のストレスがたまっています。

何がそんなにストレスになっているかというと、出産後の生活の激変が、実はとても大きなストレスなのです。
それまでバリバリ働いて収入もあったのに、まったく仕事をしなくなり、自分の収入はゼロになるというのは、心にも負担の大きい変化です。
ストレス解消
ストレスを数値化する研究では、「生活がどれくらい変わったか」というのをストレスの指標に使うのですが、結婚や収入の増加など、悪い変化ではなくても、けっこう高いストレス値になります。
100点くらいになると、ちょっとヤバイよねと言われるような状況です。
ところが、第一子の出産直後のストレスチェックをすると、300点とか、500点とか、700点とか、ちょっと信じられないような値を出す人が多いのです。

ですから、出産後の女性は、「自分にはものすごいストレスがかかっている」ということをまず自覚して、積極的にストレス解消を行ってください。
ストレス解消のコツは、妊娠する前に当たり前にしていたこと…例えば、カフェでお茶を飲むとか、本屋さんに寄って立ち読みするとか、そういう以前は日常だったことをするのが良いでしょう。
赤ちゃんを預けて、一人でちょっとプラッとする時間、かつての日常を取り戻す時間を、30分でも1時間でもいいので持つようにすると、気持ちが劇的に楽になったりします。

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記事を書いた人

山本ユキコ
自らの子育て体験をきっかけに『こそだて心理学』を構築。産後の女性心理をわかりやすく解説する著書出版等、活動の幅を拡大中。
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