健康診断。専業主婦はどうやって受ければいい?

健康診断を受ける機会が少ない専業主婦、個人で受けるにはどんな方法があるのか?診断の種類や受けられる場所、女性だから受けたほうがよい検診や年代別の受診項目についても紹介しています。
健康
山本里佳
山本里佳 (やまもと りか)
薬剤師・漢方アドバイザー

健康診断でカラダの状態を知ろう

カラダの調子をみるバロメーターとして、とても分かりやすいものが健康診断です。
安心のためにも、できるだけ定期的に健康診断を受けていただきたいものです。

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会社にお勤めの方は、労働安全衛生法により健康診断が義務付けられているので、受診する機会があります。
それに対して専業主婦の方々の場合は、健康診断を受けたくてもどのように健康診断を受けたらよいのか分からないというお声や、家事や育児に追われてなかなか時間がとれないというケースも少なくありません。
また、費用面などが気になり健康診断を受ける事がおっくうになっている場合も多いようです。

しかし病気が進行してしまってからでは、高額な治療費が必要となってしまう可能性もあります。
健康診断は自覚症状のない病気でも早期の段階で発見できるため、結果として治療期間や治療費を少なく済ませることにつながるのです。
ご家族のためにも、そしてご自身のためにも健康でいることはとても大切です。
特にご家庭の中心にいる主婦の方が調子を崩してしまっては、困ってしまう方がたくさんでてしまうでしょう。

そのような事にならならいために病気の芽を未然につみ、ひどくなるのを防止する方法のひとつが健康診断です。
健康診断をきっかけにして、ご自身のカラダを見直し、健康管理をしっかりと行いましょう。

気になる健康診断の受け方は?

血圧測定のイラスト

どのようにして健康診断を受ければいいのでしょうか?

  1. ご主人の会社に「主婦健診」がある場合
    是非、主婦健診を利用しましょう。
    費用を会社が負担してくれる場合もあるようです。
  2. ご主人の会社に「主婦健診」がない場合
    お住まいの地域で行っている健診を利用しましょう。

各自治体では市民検診や健康づくりの無料相談など、市民の健康推進のために独自の取り組みが行われています。
生活習慣病予防・改善のための特定健康診査や特定保健指導、がん検診、婦人科検診、骨粗しょう症検診などのさまざまな検診制度も設けられています。

お住まいの地域によって、健康診断の内容や費用などが変わってくる場合があるので、公報(市報)などを確認したり、役所などでご相談したりするのが一番よいでしょう。
またお近くの病院に直接問い合わせて、健診をすることも可能です。
最近では、市と提携のある病院などをインターネットでも確認することができます。

保険者により異なる健診制度

ご主人が加入している社会保険(医療・年金・介護)の1つである医療保険は勤務先によって異なり、健康診断などの保健事業内容もさまざま。
医療保険を運営する保険者の種類には、健保組合や共済組合、全国健康保険協会(協会けんぽ)、国民健康保険などがあります。
会社員の場合は勤務先の健康保険に加入しますが、会社勤めではない個人事業主が加入するのはお住まいの地域の国民健康保険です。
保険者は健康保険証の下段に記載されているので、ご自身の加入先を確認することができます。

健康保険組合

大企業(従業員700人以上)は独自に健康保険組合を設立することができ、従業員とそのご家族の健康増進のために手厚い健診制度を設けている企業がほとんど。
保険組合ごとに充実した保健サービスを行えるので、配偶者対象の主婦健診やご家族対象の無料検診を実施している企業が多くあります。

全国健康保険協会(協会けんぽ)

中小企業の労働者は全国健康保険協会に加入しており、業種によっては業界の健保組合に加入できる場合もあります。
全国健康保険協会では、ご家族の特定健康診査の検査費用を一部負担する事業を実施。
特定健康診査とは、主に生活習慣病(糖尿病・高血圧症など)の予防を目的とし、その前兆となるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を早期発見するための検査です。
身体測定や血圧測定、血液検査、尿検査などの基本検診を行った結果、病気のリスクがあった場合には、生活習慣を改善するために専門家による保健指導を受けられます。

国民健康保険

個人事業主の方は市区町村が運営する国民健康保険に加入しているので、ご家族も各自治体の実施する健康診断を受けられます。
国民保険の場合、お住まいの自治体の保健事業により対象年齢や補助金を受けられるサービスが異なります。

女性が受けておきたい検診

診察を受ける女性
普段の健診に加えて、ぜひ女性特有の病気の検診も行っていただきたいものです。
特に、「乳がん」や「子宮がん」は年々増えており、年齢が若い方でも発症するケースが増えています。
そのため、厚生労働省から「がん検診推進事業」として、国や各市区町村・各医療機関が連携して「がん検診無料クーポン券」などが一定の年齢に達した女性に対して配布されるようになりました。

その背景には、女性特有のがん(子宮頸がん、乳がん)の検診受診率が20%程度と、他のがん検診に比べ受診率が低いため検診受診率の向上を図りたいという願いが込められているようです。
対象年齢の方は無料で受ける事ができるため、このような制度をしっかり利用することがおすすめです。
また対象年齢でなくても、2年に1度くらいの頻度で乳がん・子宮がん検診を受ける事をおすすめします。

婦人がん検診の内容

子宮頸がん検診

問診と子宮頸部の内診・細胞診を行います。

乳がん検診

問診と乳房X線検査(マンモグラフィー)を行います。

(参照元:厚生労働省HP http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000059490.html)

各年代別で受けておくと安心な検査項目

(※血液検査などは、どの年代の方も定期的に受ける事をおすすめします。)

20代子宮頸がん検査
30代子宮頸がん検査 乳がん検査
40代子宮体がん検査 乳がん検査 甲状腺などの検査
50代子宮体がん検査 乳がん検査 甲状腺などの検査  骨の検査

全ての検診が難しくても、このように部位をしぼって検診を受けるなどというやり方もあります。
健康診断は、あくまでひとつの目安ですが、検査数値などが目に見えてわかるため、気持ちの安心につながるのも事実です。
ただし検査をしたからといって、毎日の生活(食事・睡眠・運動)をおろそかにしてはいけません。

特に子育て中のママは子ども中心の生活となり無理をしてしまいがち。
カラダがつらい時は休む時間を少しでももうけて、ご自身やご家族の為にも大切なカラダをいたわってあげましょう。
健康診断の予約

syufeelスタッフのおすすめ!

夫は会社で健康診断を受ける機会があるけれど、自分自身は検査を受ける機会がないという専業主婦の方にぜひ知ってほしいのが、『人間ドックの予約サイト』。
最近は、お住まいの地域の病院や医療機関などで受診可能な人間ドックが、簡単に検索&予約できるサイトが注目されています。

家計を担う主婦としては料金も気になるところですが、予約サイトなら費用はもちろん検査項目まで事前にチェックできるのもうれしいところ。
また女性特有のがん検診は、対象年齢に該当すると負担金なしで受けられる案内も届きますので、活用することをオススメします。
病気は早期発見が最大の得策。
専業主婦の方もぜひ積極的に健康診断に行きましょう!

ここがイチオシ!

全国の人間ドックや各種検診の予約ができるサイト。
乳がん・子宮頸がんやレディースドックなどの検査機関の情報も豊富です。
人間ドック受診費用の平均額も紹介されているので、事前にお金を準備する目安にもなります。
基本コースの平均額は4万円、オプション検査をプラスした場合の平均額は、脳のMRI検査やCTスキャンなどを行う「脳ドック」が6万円、婦人系がん検査をプラスする「レディースドック」が5万円です。
配偶者と一緒に受診できる「夫婦ドック」、ゆったりと検査できる「宿泊ドック」など、話題の検査特集も注目です!

人間ドッグの割引サービス

厚生労働省は、女性対象の「乳がん検診」「子宮頸がん検診」、女性も男性も対象の「胃がん検診」「肺がん検診」「大腸がん検診」の5項目について、市町村の事業として行われるよう指針を出しています。
そのためほとんどの自治体はがん検診費用を公費で負担しており、市民は少ない自己負担金で受診することが可能です。

しかし、がん検診クーポン券が配布される対象者は、年齢制限が設けられていたり対象年齢の方に限られていたりと誰にでも配布されるものではありません。
対象以外の方が検診を受ける場合、費用は保険対象外で全額自己負担となってしまいます。

受診費用が理由で諦めていた若い世代のママたちでも、お得に健康診断を受けることができるのが、生命保険会社や損害保険会社、クレジットカード会社などが行っている人間ドックの割引サービス。
例えば生保・損保では日本生命やアフラック、ソニー損保など、クレジットカードでは三井住友VISAカードやセゾンカードなどが優待サービスを行っています。

ご加入の生命保険や損害保険、クレジットカードによっては、人間ドックの割引サービスや紹介サービスを実施している場合があるので確認してみましょう。
人間ドックの申し込み方法がわからなくても、医療機関への申し込みから予約確認までを代行してくれるサービスを行っているところもあります。

記事を書いた人

山本里佳
薬剤師・漢方アドバイザー
山本里佳 (やまもと りか)
漢方の考えを基に、子宝相談や女性特有のココロとカラダの悩みに回答。沖縄で漢方薬局をオープンし、多数の女性の支持を獲得中。
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