子供の好き嫌いを治したい!嫌いな食べ物・野菜【克服レシピ】

子どもの好き嫌いに苦労している主婦は多いものです。栄養が偏ってしまったり、この先も嫌いなものが克服できなかったらと悩んでいる方に、プロが子ども向けメニューの紹介やアドバイスをします。
料理・レシピ

味覚の発達が十分ではない時期の子供達の好き嫌いに差があるのはどうしても仕方ないことです。
しかし、味覚は2歳?12歳程で決まると言われているため、好きなものだけを与えることはあまりよくありません。
嫌いなものでよく言われる『トマト』や『ピーマン』などは大人の好む酸味や苦みによくありますが、乳幼児期の子供達には少し刺激の強い食材なのかもしれません。

好き嫌いをなくす料理を作るには、食材をその人にあった方法で調理することが望ましいと思います。
アクの強い食材はアクを抜き、酸味の強い食材は酸味を抑える。

また、よく言われるハンバーグなどに刻んだ野菜を練り込むといった方法も効果的な調理方法であると思います。
ハンバーグやカレーライスなど、子供の好きな料理には柔らかいものや食べやすいものが多いです。
ビーフカレー
食感の残る繊維質の多いほうれん草、小松菜、チンゲンサイ、セロリなど葉もの野菜などはハンバーグなどの食感のある料理に、食感の残らず繊維質の少ない大根、人参、ジャガイモなどの根菜類やトマト、茄子など果菜類はカレーライスなど食感の少ない料理にあわせることが調理のコツです。

今回は視覚的にも食べやすい野菜のカレーライスを紹介します。

野菜のすり流しカレー

材料
トマト 1個(220g)
人参 1本(150g)
大根orカブ 1/3本(300g)
ジャガイモ 1個(130g)
玉ねぎ 1個(180g)

カレー粉  10g
水 200g
粉末和風だし 10g

1.鍋に少量のサラダ油を敷き野菜を炒めます。
 今回は
 玉ねぎ→人参→ジャガイモ→大根→トマトの順で鍋に入れる。
2.野菜にある程度火が通ったら、カレー粉を加え更に炒める。
3.水と粉末中華スープを加え、完全に野菜に火を通す。
4.火が通ったら、ミキサーにかける。
5.ミキサーにかけたものを再度鍋に移し、温め直す。

今回は塩揉みしたピーマンをゴーヤの代わりに使用したピーマンチャンプルをカレーに添えてみました。
すり流しカレーはほとんどが野菜の水分なので甘みもしっかりしていて、野菜の形が見えないので、苦手なお子さんも食べやすいことと思います。
また、ピーマンチャンプルのピーマンも塩揉みをすることでクセと苦みがなくなり、カレーと合わせて食べやすくなります。
0002
カレーのレシピを紹介しましたが、好き嫌いを減らすには食育といった面で子供達に食材に対する興味を持って頂くことが一番だと思います。
ある程度の歳のお子さんであれば、一緒に調理をしてもらうと完成した料理にとても興味を持たれることと思います。
キッチン
また、自宅のベランダなどで小さなプランターなどを使って野菜やハーブなどをお子さんと一緒に育てるのも、食材に興味を持ってもらうにはとても良い方法だと思います。

味覚の発達とともに好き嫌いも自然と無くなっていきます。
焦らず、気長につきあっていくことも大切だと思います。
家族で楽しく食卓を囲み、おいしい料理をみんなで食べることが好き嫌いを直す一番の近道ではないでしょうか。

記事を書いた人

荒川泰器
イタリアのミシュラン星付き店でのシェフ経験をもつ調理師。初心者でも簡単にできるレシピや、多種多様な調理アイデアに注目!
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